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『敗者のゲーム』の要約について

お金

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、チャールズ・エリスさんの

『敗者のゲーム』について紹介をしていきます!

 

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『敗者のゲーム』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

投資で失敗しない方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・投資に興味がある人

・投資で失敗したくない人

・投資の基本原則を知りたい人

 

多くの人は投資を始めるときに

「自分は他の人と違って勝てる」と謎の自信を持ちます。

 

ですが多くの場合、プロがひしめきあう投資の世界に

何も知らない素人が飛び込んだところで勝てるわけもなく

大抵は自分のミスで自滅することから

数ヶ月後、長くても数年後にはお金を減らし、ほとんどの人が投資をやめます。

 

投資も株の選定や売買のタイミング、

手数料や税金といったコスト管理を怠るなどの

自分のミスによって負ける人がほとんどです。

 

なので、できるだけミスをしない方法で

投資をすることが大事になります。

 

それが「インデックス・ファンド」への投資になります。

 

本書は、世界中で100万部以上のロングセラーとなっており

「インデックス・ファンド」について詳しく解説されているだけでなく

押さえるべき運用基本方針のポイント、投資信託確定拠出年金の選び方、

投資の基本原則などについても解説されている1冊です。

 

『敗者のゲーム』のまとめ

投資をするならインデックス投資だけでいい

まずインデックス投資とは、市場全体に投資をして

平均点を獲得していく投資のことになります。

 

例えばインデックス投資をする場合

代表的なものに、S&P500や日経平均株価などがあります。

 

このS&P500はアメリカを代表する500社すべての平均値を表していますし

日経平均株価は日本を代表する225社の平均値を表しています。

 

つまりこのS&P500が上がれば

アメリカ経済市場全体が良くなっていることを示し

下がればアメリカ経済市場全体が悪くなっていることを示します。

 

このようにその国を代表する会社に

幅広く投資するのがインデックス投資になります。

 

そしてインデックス投資をすることで、大幅にミスを減らせます。

 

投資ではミスをしないことが大事ですが

インデックス投資をすれば、まず1つの会社に投資するときと比べて

たくさんの会社に幅広く投資することになるので

大幅に上下することがなくなります。

 

またインデックス投資は手数料自体も安く

基本的に一度買えば、ずっと持ち続けるものなので

頻繁に売買することもないため、税金がかかりづらいです。

 

さらに基本的に国の経済というのは、毎年良くなるものです。

 

なぜなら、今は30年前よりもAIやスマホ、SNSなどの

たくさんの魅力的な商品やサービスが生まれたことにより

私たち一人一人の生産性が上がりました。

 

それに世界の人口はまだ増え続けています。

 

なので、S&P500のチャートは細かく上下しながら

長期的には右肩上がりになっていき、今後も経済成長をしていく見込みです。

 

プロでもインデックス投資には勝てない

実は、投資のプロと呼ばれるような人たちも

ほとんどはインデックス投資のパフォーマンスに勝てません。

 

投資して15年以上経過すると

インデックス投資よりもいい結果を出している

投資家の割合は全体の10%以下になります。

 

基本的に時間が経つほどインデックス投資よりも

良いパフォーマンスを出せる投資家の数は減っていきます。

 

なので当然、プロではないアマチュアの素人が

自分で考えて投資で勝つことはほとんど不可能です。

 

運よく1度や2度勝てたとしても、数十年に渡って投資を継続すると

結局はインデックス投資に軍配が上がります。

 

手数料が低いことが大事

投資を成功させるうえで、手数料が低いことはとても大事な要素です。

 

なぜなら手数料だけは、投資するうえで

確実に自分の手元から出ていくお金だからです。

 

ですが、証券会社などの金融機関のような投資のプロたちに

自分のお金を運用してもらう場合は

プロが調査して投資をするので、手数料が高くなります。

 

一方、インデックス投資をする場合は

S&P500や日経平均などの指数に合わせて機械的に運用するので

手数料がとても安くなります。

 

あくまでも一例ですが、プロに依頼する場合は

大体信託報酬と呼ばれる手数料が年に1%くらいかかることが多いです。

 

一方で、インデックス投資の場合は

信託報酬が0.09%や0.05%のものもあります。

 

つまり100万円を投資した場合、

プロに任せると大体年間で1万円の手数料がかかるが

インデックス投資の場合、年間で500円や900円くらいで済むということです。

 

他にも投資のプロに運用を任せると

頻繁に株の売買を繰り返すことで税金が発生したり

インデックス投資よりも良い結果を出さないといけないと思い

少し攻めた投資になりがちになります。

 

投資は数十年継続するものだからこそ

手数料が安いことや、事故らないことがとても重要です。

 

インデックス投資は考えなくていい

自分で調べて投資をする場合は、1つの銘柄の値動きを頻繁に確認したり

企業の経営状態や財務状況、新商品の情報をいち早く手に入れて

大衆がそれにどう反応を示すかを推測して動く必要があります。

 

ですが、ほとんどの人にそんな時間はありません。

 

一方、インデックス投資の場合は

いろんな会社に幅広く投資するので、決算を見る必要もなければ、

長い目で見ると株価は右肩上がりなので、株価を頻繁に確認しなくてもいいです。

 

なので、投資に割く時間を最小限にできるので

投資以外の自分の時間を有意義使うことができます。

 

アメリカか全世界に投資するのがオススメ

インデックス投資で何に投資するべきかについてですが

結論からいうと、アメリカか全世界のどちらかに投資するのがオススメです。

 

まずアメリカを含め、世界中では

人口が増え続けていますし経済成長もし続けています。

 

またアメリカは世界経済の中心であり

勢いのある会社が出てくる土俵も整っています。

 

もう一つの全世界形式とは、

全世界の優秀な会社の株を幅広く投資するものになります。

 

とはいえ全世界といいつつも約6割がアメリカの会社で

約3割はアメリカ以外の先進国、約1割は新興国の会社に投資されています。

 

どちらもほとんど変わりませんが、

20年30年後にアメリカが経済の中心かどうかは分からないので

そのような意味では、攻めたいのならS&P500に投資し

安定なら全世界に形式であるオールカントリーという投資信託に投資するのがオススメです。

 

タイミングを考えず、毎月決まった金額を投資する

インデックス投資を成功させるためにやるべきことは3つあります。

 

まず1つ目は、毎月決まった金額を積立投資することです。

 

誰しもが安い値段で株を買えたら嬉しいですが

暴落がいつ来るかはわかりませんし、

タイミングを見計らっている間に株価が上がってしまい

結局投資できなくなることも多いです。

 

ですが、基本的に世界やアメリカの株価は

細かく上下しながらも長期的には右肩上がりになることが多いので

今買おうが、3ヶ月後に買おうが、

10年後には上がっている可能性が高いです。

 

そのため、インデックス投資をするなら

毎月決まった日に決まった額を投資し続けるのが良いです。

 

自分にできる無理のない範囲で、毎月淡々と積み上げていくと

気づいた頃には想像以上に資産が貯まっています。

 

大暴落が来ても売らない

インデックス投資を成功させるためにやるべきことの2つ目は

大暴落が来ても売らないことです。

 

インデックス投資をして1番ダメなことは

株が下がったときに、怖くなって売ることです。

 

長期的に見れば、株価が上がっている可能性が高いので

SNSなどの「インデックス投資オワタ」といった声に惑わされずに

淡々と続けること、常に相場に居続けることが大事になります。

 

もし不安なのであれば、投資する金額を調整してもいいので

大事なのは、投資をやめないことです。

 

債券よりも株を買うだけでいい

インデックス投資を成功させるためにやるべきことの3つ目は

債券ではなく、株を買うだけで良いということです。

 

まず債券とは、国や会社がお金を借りるために発行する

「借用証書」のようなものになります。

 

この債券は、金利はもらえるが上下が少ないという特徴を持っており

株よりも圧倒的にローリスク・ローリターンになります。

 

ですが著者は、長期投資をするなら、債券なしで株式100%でいいと述べています。

 

なぜなら、大暴落しても株や投資信託を売らないのであれば

敢えて債券を入れてリスクを和らげる必要がありませんし

長い目で見ると経済成長していく可能性が高いので

債券を持っていると、うまくお金を増やすことができない可能性があるからです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

投資をする上で大事になることや

インデックス投資の凄さを感じる1冊です!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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