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【メンタル強め美女 白川さん】 を読んだ感想と気付き

エッセイ

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は獅子さんの「メンタル強め美女 白川さん」について紹介します。

本書の印象に残った部分や感想を記載していきます。

 

本書について

本書はタイトルの通り、

めちゃくちゃメンタルが強くて、美人である白川さんが

社内の同僚からの妬みや僻みに対して

独自の考え方でそれらを跳ねのけるストーリー仕立てのコミックです。

 

また、この白川さんの考え方が

現代の女性たちのストレス解消になるとのことで、

共感と反響を読んだ1冊です。

 

本書をおすすめしたい人

・生き方に苦しむ女性

・年齢問わず繊細な方

・そこまでメンタルが強いわけではない方

 

私は男でありますが、結構打たれ弱く気にしやすい性格なこともあってか

本書を読みながら「白川さんすげえー!」って感じてました(笑)

 

また、「メンタルが強い」と聞けば、

我慢強くあることをイメージしてしまいますが

それは違っていて、あくまでも「捉え方を変える」ことで

自分へのストレスを軽減することができます。

 

「メンタル強め美女 白川さん」のまとめ

白川さんのモットーについて

主人公の白川さんは「あざとくても可愛くいたい!」がモットーです。

 

「これをモットーにできる時点で相当強いのでは?」と感じましたが

やはり、そのモットーで振る舞っているため、

「ぶりっ子」や「ヒイキされてる」と陰口を結構言われています。

 

じゃあ白川さん自身耐えているのか?と思われますが、

耐えているわけじゃないんです。

「別に私がヒイキしてくれって頼んでいるわけじゃないし」

「笑顔でいた方が自分も楽しい」

「誰でも笑顔が一番可愛い」

など、あくまでも「楽しく生きる方がいい」

「笑顔でいた方が自分も相手も気持ちがいい」など

結構当たり前のようで、大切なことを本書では気付かされます。

 

確かに陰口ってついつい言ってしまいそうになりますが、

言っている時の自分は楽しいのか?と聞かれると

決して楽しい訳ではなく、寧ろ嫉妬心から来るもので、

自分が満足していたり、楽しかったりしていれば、陰口は言わないと思います。

 

だからこそ「私は私!」と割り切っている白川さんは

人生を満喫しているからこそ

自己肯定感と幸福感が高く、他人に対して僻まないから

生きていて楽しいんだろうなーと感じました。

 

同僚も救っちゃう白川さん

「私は私!」という考えで周囲にはそっけないように思えますが、

この白川さんの思考が、周りの人を変えていきます。

 

同僚の町田さんは自分の容姿に自信がなく

学生時代に同級生の男子から

「デブ」や「ブス」といった誹謗中傷を言われており

それがトラウマになっていました。

 

そして町田さんは

「美人な白川さんはそんなこと言われたことがないから分かり合えない」

といった気持ちでいましたが

白川さん自身も同じような体験をしたことがあるとのことでした。

 

すると町田さんは

「それでもつらかったでしょう?」と白川さんに聞きますが、

白川さんは

「だってそんな失礼な人間の美意識とか信用するに値しなくないですか?」

と全然気にしていなかったのです!!

 

これには町田さんも驚いたのですが

「もし白川さんが同級生だったらどんなに救われていたのか」と空想しましたが

これに影響を受けて、

少しずつ町田さんもポジティブになっていきます。

 

このように自分だけはなく、

周りの暗い心を変えていく白川さんには感心しかないのです。

 

確かに、外見は人によって好みが別れることが多いですし

何より「失礼な人間の美意識とか信用に値しない」という言葉には

「別にそのような人に好かれたい訳ではない」という

意図を感じることができたおかげで、心地よくスッキリさせられました。

 

白川さんの脳内変換

どうしたら白川さんのように

嫌なことを言われても気にしないように過ごせるのか?

それは、白川さんの脳内変換にあります。

 

脳内変換とは、

相手に何か嫌なことを言われたとしたら、

その言葉の捉え方を変えるということです。

 

例えば、

「白川さんって部長にチヤホヤされて調子に乗ってる」と

言われていたことを聞くと、

「別にチヤホヤもされてないし、調子に乗っていない!」と

真っ向から捉える訳ではないのです。

 

その人は

「私だって仕事頑張ってるのに、

 部長がちゃんと評価してくれない!」と思っているんだ……

といった具合に

その人が言った言葉の本質」を考え、変換していきます。

 

悲しいとか羨ましいとかそういう根っこがトゲトゲした言葉を作る

そういう言葉を人にぶつけたっていいけど私は受け取らないよ

人を傷つける度にどんどん自分の誇りを失うよ。

これを読んだ時、

めっちゃ大人だなー!と思いました。

 

自分のストレスは自分で解決していく姿は

「年齢問わず、できていない人が多いなー」と感じながら

見習わなければ!と純粋に思いました。

 

それに自分のストレスを他人にぶつけたって自分に跳ね返ってくるだけ

もっと自分を大切にしてあげなくちゃ

 

他人にストレスを吐くことで、その時間は不幸な時間であり、

自分が惨めになるし、ストレスが高まって自分が不幸になります。

 

最後に

ここまで本書の一部を紹介してきました。

 

自分を大切にすることが何より大切である。

私は本書を通してこのメッセージを1番感じました。

 

気にしやすい人や繊細な人は

いきなり白川さんのような人にはなれないかもしれません。

 

ですが、少なくとも自分が幸せになるためには

本書は参考になる部分が多い1冊ではないかなと感じました。

 

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