こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、堀江貴文さんの
『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』について紹介をしていきます!
『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
習慣を変えて人生を変える、実践的な1冊です。
本書をオススメしたい人
・現状の仕事の効率や生産性を飛躍的に高めたい人
・最新のテクノロジーや新しい発想を仕事に取り入れて成長したい人
・充実した人生を送りたい人
本書は、実業家・堀江貴文氏が自身の経験から編み出した
「成果を最大化する仕事術」を余すところなく初めて明かした1冊です。
宇宙ロケット開発からアプリ事業まで多岐にわたる挑戦を続けてきた著者が、
「成功に特別な才能は不要。手持ちの能力を最大限引き出すことが肝心だ」と説き、
生産性を飛躍させる具体的な習慣と考え方を伝授します。
本書では、行動力(やり抜く力)、アイデア創出、時間管理、
ストレス対処、コンディション維持という5つの観点から、
誰でも実践できるノウハウを展開。スマートフォンなど最新ツールの活用法から
メンタル面の保ち方まで幅広いトピックが網羅されています。
現代のビジネスパーソンが直面する課題に応える実践的ガイドであり、
読めば仕事と人生に対する前向きなエネルギーが湧いてきます。
『最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術』のまとめ
「やり抜く」ための習慣
まず著者は、「行動すること」そのものを習慣化する重要性を強調します。
多くの人は「行動=根性・精神力」と捉えがちですが、
実際は行動も繰り返しの習慣であり、
日々当たり前にアクションを起こせるようになることが肝心だと説きます。
最初から大きな成果を狙うより、
小さな一歩を積み重ねていくことでしか遠い目標には届きません。
たとえば高い山も一歩一歩登ればいつか頂上に達するように、
目の前の小さな行動の積み重ねがやがて大きな結果を生むのです。
逆に失敗を恐れて行動しなければ、現状は何も変わらないままです。
堀江氏はスティーブ・ジョブズの有名な「点を繋ぐ」スピーチに言及し、
未来を完璧に予測することはできないのだから、信じてまず動き出すしかないと提言します。
現在できることを一つひとつ実行して点を打ち続ければ、
後から振り返ったときにそれらが線となって目標につながっているという発想です。
そして著者は「運とは、単純な『数の論理』」であり
行動回数を増やすほどチャンスが拡大すると考え、
さらに「あなたを最大化するのは『他者の力』」
すなわち周囲の協力を得ることが不可欠だとも説きます。
一人で抱え込まず他者を巻き込みながら、手数を増やすことで道が開けるということです。
「アイデア」をつかむための習慣
次に、斬新なアイデアの生み出し方について著者は独自の視点を示します。
アイデアで悩む必要はないと断言し、「アイデアの極意は脱オリジナリティ」
つまり、オリジナルにこだわらず既存のアイデアの組み合わせから、発想を得ればよいと説きます。
実際、「新しさ」とは既存のもの同士を組み合わせたところに生まれるものであり、
ゼロからひねり出すよりも、多くの情報やアイデアに触れて組み合わせる方が現実的です。
また、アウトプットがインプットを兼ねるとも述べ、
積極的に自分の考えを発信したり形にしたりすることで
新たなインプット(気づきやフィードバック)を得られ、
結果としてさらにアイデアが広がるとしています。
加えて、飲み食いやおしゃべりといった
一見仕事と離れた活動も貴重な発想源になると指摘します。
人と語らい美味しいものを楽しむ中でリラックスすると、
かえって豊かな着想が得られるといいます。
アイデアを生む土壌として、
「お互い様」精神で周囲と助け合う姿勢も大切だと述べられています。
ギブ&テイクの関係を築けば情報や知恵が巡り、
新たなアイデアも生まれやすくなるとのことです。
そしてひとたび「これだ」と思うアイデアやチャンスが来たなら、
リソースを全部突っ込むのが合理的で
持てる資源を徹底投入することこそ合理的な戦略だと大胆に提言しています。
中途半端に温存せず全力で取り組むことで、
成功の可能性を最大化できるという著者の信念が伺えます。
「時間コスパ」を最強にする習慣
著者はスキマ時間の活用術を徹底しており、
移動中やちょっとした待ち時間もスマホで情報収集や作業を行い無駄にしません。
大きな仕事でもタスクを細分化し小さな単位にしておけば、
数分の空き時間でも着実に処理を進められます。
事前にスキマ時間でやるべき作業を決めておき、
「スキマ時間」が生じたら即座に対応できるよう準備しておく工夫も有効です。
著者自身、会議中や移動中はもちろん、
食事中でさえスマホでニュースをチェックするほどの徹底ぶりで、
誰よりもスマホを活用してインプットとアウトプットを同時並行でこなしています。
また、3年半使ったスマホを最新機種に買い替えたところ、
あるアプリの起動時間が1回につき約3.5秒短縮されたという例もあり、
最新ツールへの投資が直接パフォーマンス向上につながると強調します。
さらに、著者は時間を生み出すためにお金の投資も厭わない姿勢です。
「来たる時間」はお金で買えるとし、自分が苦手な作業や時間のかかる用事は
積極的に外部に委託・課金してでもアウトソーシングします。
お金を使ってでも未来の時間を確保することが、長期的に見て大きなリターンを生むからです。
また、形式や「儀式」的なプロセスに縛られず、本質を追求することも重要だと説きます。
目的と結果に直結しない慣習的なやり方は思い切って省略し、最短ルートを選ぶ発想です。
場合によっては他人に任せることも取り入れ、自分の時間を最大化することを目指します。
常に「どうすれば時間を節約できるか」を考え、
テクノロジーや人の力も駆使して生産性を最大化するのが堀江式時間術です。
「ストレスフリー」になるための習慣
ストレスはあらゆるパフォーマンスを低下させる大敵であり、
著者自身もストレスには人一倍敏感だと言います。
だからこそ、ストレスの原因となる要素は、徹底的に排除・回避すべきだと説きます。
具体的には、人間関係を定期的にアップデートすること
付き合う人を見直し、ストレスをもたらす相手とは距離を置く勇気が必要だと提案します。
また、多くの人が抱きがちなお金の不安についても、
「それは妄想にすぎない」と断じ、起きてもいない将来の金銭的リスクを
あれこれ心配しすぎるのは生産的でないと指摘します。
さらに、小さなウソであっても塵も積もれば心を蝕むとし、
日頃から誠実でいることで余計なストレスを生まないようにすべきだと強調します。
加えて、一日の密度を上げて常に没頭できる状態を作ることも
有効なストレス対策だと述べています。
暇を持て余す時間があると余計な不安や悩みが湧いてくるため、
やることがある環境を整えて雑念を防ぐという考えです。
現代ではSNSもストレスの種になりがちですが、
著者はSNSとの付き合い方について自分なりのスタンスを固定しておくべきだと提言します。
また、意外にも食生活については
「好き嫌いをすることこそ最良の習慣だ」とユニークな主張を展開します。
無理に何でも食べるのではなく、自分の体調に合わないものは避け、
好きなものを選ぶ方がストレスなく健康を維持できるという考えです。
最後に仏教の諸行無常の思想に触れ、世の中のあらゆるものは移ろいゆくものだと悟れば
目の前のトラブルもいずれ過ぎ去ると捉えられ、心が軽くなると説きます。
これらの習慣によってつねに平静心を保ち、
生産的な活動に集中できるようになるのです。
「トップコンディション」を維持するための習慣
著者の周囲で大きな仕事を成し遂げてきた人々は
皆一様に肉体的にタフであり、タフであり続けるためには
定期的な運動で筋肉量を維持することが不可欠だと強調します。
しかし運動しようにも、睡眠不足や栄養不足ではその気力すら起こらなくなるため、
まずは良質な睡眠とバランスの良い食事で土台を作ることが大切です。
著者はトップコンディションを維持するには
睡眠・運動・食事・そして恋愛が欠かせない要素だと言い切っています。
10代・20代の若いうちはこれらを整えなくても若さで突っ走れますが、
40代・50代になっても全力で突き進むためには
フィジカル面を鍛えメンタル面も充実させる必要があると説いています。
著者自身、ストレスを招きそうな要素は周到に避けるなど、
心身のコンディション管理には細心の注意を払っています。
例えば「なにがなんでも歯医者には定期的に通う」とも述べており、
小さな不調を放置せずケアする姿勢がうかがえます。
つまり、フィジカルとメンタルの両面を整えることこそが、
長く全力疾走し続けるための土台なのです。
充実した恋愛や人間関係から得られる活力と、
健康的な体から湧き出るエネルギーの相乗効果で、
自分のパフォーマンスを最大限に引き出せるようになります。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
本書を読み終えた後、何より印象に残るのは、
その根底に流れる「結局は行動あるのみ」というシンプルなメッセージでした!
本書が気になる方は、是非手に取ってみてください!
コメント