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『絶対忘れない勉強法 』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、堀田 秀吾さんの

『絶対忘れない勉強法』について紹介をしていきます!

 

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『絶対忘れない勉強法』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

「覚えたら忘れなくなる勉強法」を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・勉強した内容がなかなか覚えられない人

・記憶力を定着させたい人

・効果的な勉強方法を知りたい人

 

勉強しようとしても

やる気は出ない・継続できない

さらににその内容を

覚えられない・忘れてしまうなどの

悩みを抱えている人は少なくないです。

 

そのような人のために本書では

脳科学、心理学、教育学、言語学など

世界中の化学的研究から導き出された

知らないと損する効果的な勉強方法が

分かりやすく解説されています。

 

また、どの方法も基本的に

誰にでもできるようなシンプルなものです。

 

本書の内容を取り組むことで

勉強の効率をかなり上げることができます。

 

『絶対忘れない勉強法』のまとめ

勉強前に10分歩く

勉強をする前に、10分ほど軽い運動や散歩をすることで

記憶効率が25%アップする研究結果があります。

 

そのため、東京大学やハーバード大学などの

優秀な学生の多くは、勉強を始める前や休憩時間に

軽い運動や散歩をしています。

 

軽い運動や散歩が効果的な理由は、脳血流が関係しています。

 

なぜなら、散歩によって脳の血流が良くなり

十分に血液が行き渡ることで脳が活性化します。

 

脳は酸素と糖分を栄養として動いています。

そして酸素は、血液に乗って脳に運ばれます。

 

つまり、勉強をする前に歩くことで

体の血液を巡り、脳に血液が送られると

脳のエンジンがかかり、勉強効率が上がります。

 

脳に重要な情報だと認識させる

勉強した内容が記憶に定着しないと

悩む人は多いと思います。

 

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類あります。

短期記憶は、脳にある海馬で一時的に記憶されますが

その情報が大脳新皮質に送られることで、長期記憶となります。

 

しかしこの記憶の流れは

すべての情報に当てはまるわけではありません。

 

短期記憶の時点で、海馬が情報の重要さを判断することで

重要な情報だけが大脳新皮質に送られて、長期記憶となります。

 

逆に、海馬が重要な情報ではないと判断したら

大切な勉強の内容であっても

長期記憶にならないまま忘れてしまいます。

 

好きな音楽や漫画や映画などから

衝撃を受けたものや思い出の作品などは

重要な情報と判断されて長期記憶に残りやすいです。

 

ですが、面白くない漫画や映画は

見たことすら忘れてしまいます。

 

そこで勉強で重要になるのは復習です。

 

「ここは重要なところ」と自分に言い聞かせて

「これは覚えないといけない」と何度も復習することで

記憶が強化されていきます。

 

つまり、忘れてしまう理由は

「覚えなければいけない」という思いが弱いからです。

 

「ここが大事」と意識しながら

繰り返して勉強することで、忘れにくくなります。

 

忘れたくない内容は音読する

音読には脳へのインプット効率を高める効果があります。

 

東北大学の研究によると

言葉を2分間でいくつ覚えられるかという測定で

小学生を対象にしたものがあります。

 

そこで、通常では8.3語覚えるところ

2分間の音読によって覚えさせた場合は

平均で10.1語も覚えました。

 

また、福岡教育大学の研究では

音読は英単語などの短い言葉を

短期記憶するのに特に有効だと分かりました。

 

つまり、英単語などの暗記モノに関しては

音読による効率の良い短期記憶を

ひたすら繰り返して記憶に定着させることが効率的です。

 

また音読は声に出して、その声が自分の耳に入るので

黙読するよりも脳に刺激を与えます。

 

70歳以上の高齢者を対象とした実験でも

音読によって脳の前頭葉が活性化して

理解度が高まり、記憶力が向上した結果もあります。

 

覚えたいことがなかなか頭に入らない場合は

音読を実施してみることをおすすめします。

 

やり始めるとやる気は出る

勉強するにあたって多くの人は

やる気が出ないことが悩みです。

 

「やる気が出ない」を解決する答えは「実際にやる」だけです。

 

カリフォルニア大学の研究では

動作を行おうと思う脳の意識よりも

その動作をするために脳が出す信号の方が

平均で0.35秒速かったという結果があります。

 

ざっくり言うと、体が先に動いてから

脳が後から考えるということです。

 

また、脳にある側坐核という部分は

いわゆる「やる気スイッチ」になりますが

このスイッチを入れる条件が

「その行動をやり始める」ことになっています。

 

よくテスト前日に部屋の掃除をして

ついつい掃除に熱中してしまうのは

掃除という行動を始めたことによって

側坐核のやる気スイッチが入るため、掃除が止まらなくなります。

 

つまり、やる気が起きないのは始めないからであり

いやいやでも始めてしまえば、やる気は後からついてきます。

 

眠くなったら有酸素運動

勉強中に眠たくなることは多いと思います。

 

そういう時はコーヒーなどで

カフェインを摂取することが多いですが

それよりももっと眠気を撃退する有効な方法があります。

 

それは「踏み台昇降運動」です。

 

ジョージア大学の研究によると

コーヒーを飲むよりも、10分間の階段の昇降をした方が

眠気覚ましに効果があり、モチベーションも高まることが分かりました。

 

また、有酸素運動と勉強の関係について

数々の大学の研究を分析した結果によると

軽度〜高程度の運動を2分間するだけでも

学習・記憶・問題解決能力・集中力・言葉の滑らかさが向上し

最大2時間もその効果が続くことが判明しました。

 

つまり、眠くなった時や疲れた時は

コーヒーの代わりに有酸素運動がおすすめです。

 

筋トレで記憶の定着度が高まる

筋トレなどの無酸素運動も

勉強に効果的な利用方法があります。

 

ジョージア工科大学の研究で

2つのグループに90枚の写真を見せて記憶させ

その2日後に新しい90枚の写真を混ぜた180枚を見せて

最初に見せた90枚を当てさせるものがありました。

 

そしてグループAはテスト前に筋トレを行い

グループBはただ椅子に座っていました。

 

その結果、グループBの正答率が50%に対して

グループAの正答率は60%でした。

 

つまり、筋トレをしたことで

記憶力が10%向上したという結果になりました。

 

さらにこの研究で注目すべきポイントは

記憶する前ではなく、記憶した後に

無酸素運動である筋トレを行なっていることです。

 

これまでの運動と勉強についての研究の多くは

勉強や記憶を行う前に運動をしたり

有酸素運動を習慣化した場合に

脳にとっての影響についてのものが多かったです。

 

しかし、この実験結果から

記憶後の無酸素運動も有酸素運動と同じように

記憶にとって効果的であるということです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にも記憶力を定着させる方法が

多数紹介されていました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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