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貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣 の要約について

お金

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、ひろゆきさんの

『貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣』について紹介をしていきます!

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『貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

ムダ遣いをやめて自由に生きる考え方を示してくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・将来のお金の不安を減らし、安心して暮らしたい人

・節約しつつ生活の質も向上させたい人

・ひろゆき氏の合理的な考え方が好きな人

 

ひろゆき(西村博之)氏による本書は、

「お金をかけずに人生の勝ち組になる方法」を提案する実用書です。

 

著者は 「将来の不安なく自由に生きたいなら、収入を増やすより生活コストを爆下げすべし」 と主張し、

お金の使い方や考え方を見直すことで誰でも豊かな人生を送れると説きます。

 

書籍では「衣食住」「趣味・娯楽」「稼ぎ方」「健康」「人間関係」といった

生活のあらゆる面で、合計80個もの具体的な節約&賢い生活のコツが紹介されています。

 

現金資産4億円超とも言われる著者自身が質素な暮らしを選ぶ理由をもとに、

お金がなくても楽しく豊かに生きるヒントが詰まった内容です。

 

お金持ちへの偏見を捨て、節約とコスパ意識、そして前向きな心構えさえあれば、

収入の多寡に関わらず豊かさは実現できるというメッセージが全編に流れています。

 

『貧しい金持ち、豊かな貧乏人 賢い安上がりな生き方80の秘訣』のまとめ

第1章:安上がりのマインド(お金はしょせんお金)

まず土台となるのは、お金に対する基本的な考え方です。

 

ひろゆき氏は「お金を使うことが本当に幸せにつながるのか?」と問いかけ、

本質的な豊かさについて考えさせます。

 

多くの人が「収入を増やせば幸せになれる」と思いがちですが、

本書では逆転の発想が示されています。

 

特に印象的なのは、「月に3万円余計に稼ぐより、月に3万円支出を減らす方が簡単」という考え方です。

 

収入を上げるには昇進や副業などハードルが高いものですが、

支出を減らすのは固定費の見直しなど実行しやすいという指摘です。

 

収入より支出をコントロールする方が現実的で即効性があると著者は強調しています。

 

また、自分のお金の使い方に他人の評価を持ち込まないことも大切です。

 

たとえば「嫌われてもいい」というマインドを持つことで

見栄や付き合いの無駄遣いが減り、生活コストは大きく下がるといいます。

 

他人にどう思われるかより、自分にとって

本当に必要な支出かを冷静に考えることが、豊かに生きる第一歩です。

 

さらに著者は、高価なものを持つことのデメリットにも言及しています。

 

「高いモノを持つと心配が増えるだけ」とバッサリ切り捨て、

高額なブランド品や贅沢品は持たない主義を貫いています。

 

高価な持ち物は盗難や故障など余計な心配事を増やし、

かえって精神的な負担になるという考え方です。

 

実際、著者自身も高級腕時計を持たず

数千円のシンプルな時計で満足しているそうで、

このように自分の許容ラインを知ることが節約には重要だと説きます。

 

まずは、一番安い選択肢”から試してみて

それで十分なら無駄にお金をかける必要はありません。

 

もし安すぎて不満なら少しずつランクを上げてみればよく、

自分にとっての必要十分なレベル(=許容ライン)が分かれば余計な出費を防げるのです。

第2章:衣食住(お金で幸せになりません)

次に日々の生活に直結する「衣食住」の分野です。

 

ここでは衣食住における具体的な節約術や考え方が示されていますが、

軸にあるのは「生活レベルを上げすぎないこと」です。

 

贅沢に慣れてしまうと元の質素な生活に戻れなくなり、

かえって幸福度が下がるという指摘です。

 

例えば「舌が肥えると幸福度は下がる」という興味深い説があり

高級な食事ばかり味わっていると、普通の食事では満足できなくなるというのです。

 

人間の味覚は慣れによって基準が変わり、

贅沢に慣れると日常のささやかな美味しさに喜びを感じにくくなるとのこと。

著者は「美食に慣れた舌をリセットする秘訣」として

「お腹を空かせること」を挙げています。

 

空腹こそ最高のスパイスというわけで

日常的に質素な食事でも、お腹が減っていれば十分美味しく感じられます。

 

衣服や住居に関しても、本書は常識にとらわれない視点を提供します。

 

例えば「人は清潔感が9割」との言葉があるように、

高いブランド服で着飾るより身なりの清潔さが大事だという主張です。

 

清潔でシンプルな服装であれば好印象は十分得られ、

高価な最新ファッションに浪費する必要はありません。

 

住まいについても、「賃貸vs持ち家」の永遠の論争に触れつつ、

自分のライフスタイルに合った無理のない選択をすべきだと説いています。

 

高額な持ち家を無理に買ってローンに追われるくらいなら、

賃貸で柔軟に身の丈に合った生活をするのも豊かさの一つの形でしょう。

 

さらに、「最新家電は買うな」という提言もユニークです。

 

新製品が出るたびに飛びつくとキリがなく、お金も出て行くばかり。

多少古い型でも機能が十分ならそれでOK、と割り切ることで、無駄な買い替え費用を節約できます。

 

要するに衣食住では、高望みしすぎず

今あるもので満足する力が幸福につながると本書は教えてくれます。

 

また教育費についての言及もあります。

 

昨今、子どもの習い事や進学にお金を惜しまない親御さんも多いですが、

ひろゆき氏は「才能のある子どもには、教育費をかけすぎなくていい」と大胆な意見を述べています。

 

本当に実力のある子は高価な教育を与えなくても伸びるし、

親がお金を注ぎ込みすぎると、かえって子どもの可能性を狭めてしまうこともあるという考え方です。

 

それよりも親がすべきは子どもの邪魔をしないこと。

 

過干渉や過投資を避け、子ども自身が持つ力を発揮できる環境を整える方が大切だとしています。

 

この視点は教育熱心な親にとってハッとさせられるもので、

愛情=お金ではないと気付かせてくれます。

 

第3章:趣味・娯楽(損得を考えて遊びましょう)

人生の楽しみである趣味や娯楽も、豊かさとお金のバランスを考える必要があります。

本書では「趣味にお金をかけすぎるのは本末転倒」というメッセージが繰り返し強調されています。

 

趣味は本来、人生に潤いを与えるものであるはずが、

金食い虫になってしまっては元も子もありません。

 

著者は「趣味をマイナーチェンジする」ことを提案しています。

つまり、同じ楽しむならお金のかからない代替手段に切り替えてみようという発想です。

 

たとえば「ジム通い」が趣味なら、

自宅でできる筋トレやYouTubeのエクササイズ動画に置き換えればお金はゼロで済みます。

カラオケ好きならYouTubeで無料で音楽に合わせて歌う方法もあります。

工夫次第で趣味のコストを大幅に下げることができるのです。

 

趣味を楽しむのは良いことですが、

家計を圧迫するほどのめり込むのは考えものだと本書は警鐘を鳴らしています。

 

また、娯楽に関連してギャンブルや宝くじについても触れられています。

 

ひろゆき氏は「ギャンブルは国の養分になるだけ」「宝くじは当たりません」とバッサリしており

要するに胴元(経営側)ばかりが得をする仕組みに庶民が手を出すのは愚策というわけです。

 

第4章:稼ぎ方(「やりがい」「やる気」はいりません)

第4章では、お金の稼ぎ方=働き方や資産運用について語られます。

著者はまず「仕事にやる気はいらない」と断言します。

 

一見、社会人として非常識なようですが、その真意を読めば頷けます。

 

仕事に過剰な情熱を注ぐ人ほど完璧主義に陥りがちで、

効率が悪くなるケースも多いと指摘します。

 

大事なのは与えられた業務をきっちりこなして定時で帰ることであり、

ダラダラと長時間働くことではないというのです。

 

実際、「長時間労働しても成果が時間に比例しないこともある。

残業代が出るなら会社にとって非効率ですらある」とバッサリしています。

 

淡々と仕事を片付けて自分の時間を確保する人こそ評価されるべきという考え方は、

多くの働きすぎな日本人にとって新鮮に感じます。

 

著者自身の口調で言えば「残業は狂気の沙汰」です。

 

健康やプライベートを犠牲にしてまで働くのは愚かだ、という厳しい意見ですが、

その背景には健康を害せば医療費がかさみ結局損をするという合理的な理由があります。

 

実際に長時間労働はストレスや生活習慣病の原因にもなり得て、

治療費や病気による離職リスクを考えれば、

ほどほどに働いた方が長期的に安定して稼げるというわけです。

 

仕事は人生の目的ではなく、お金を得る手段と割り切って効率よく稼ぐ。

本書はそのスタンスを貫いており、読者にとって「肩の力を抜いて働くヒント」になります。

 

さらに、貯蓄や投資についても具体的なアドバイスがあります。

 

例えば「NISAか?iDeCoか?」といった日本の代表的な投資制度について言及しつつ、

最強のコスパ投資はインデックスファンドであると推奨しています。

 

ひろゆき氏自身、堅実なインデックス投資家として知られており、

手間も知識もそれほど必要なく初心者にも向いていると語ります。

 

下手に個別株で一攫千金を狙うより、

市場平均に乗っかる方がリスクも低く着実というわけです。

また、貯蓄(現金)vs 投資のどちらが有利かというテーマにも触れられています。

 

著者は状況によるとしながらも、

「老後や将来への不安があるならまず支出を減らして貯蓄を増やすのが確実」としています。

 

投資で増やすことより、確実に減らせる出費を減らして手元に残す方が失敗がないという考えです。

 

実際、投資は元本割れのリスクがありますが、節約は確実な無リスクリターンと言えます。

 

もちろん余裕資金ができたらインデックス投資などでお金に働いてもらうのは有効ですが、

それも生活コストを下げて蓄えができてからの話で

まずは支出ダイエットで着実に可処分所得を増やすことを優先しようというのが

本書のブレないスタンスです。

 

第5章:健康(健康を追求しすぎるのは不健康です)

お金の話が続いた本書ですが、終盤で登場するテーマが「健康」です。

 

著者は「健康はお金より大事」と断言し、特に睡眠に投資せよと力説します。

 

ここで言う「投資」とは枕にお金をかけることではなく、

時間を投じてしっかり寝るという意味です。

 

実は睡眠こそ最高の健康法であり、

長い目で見れば医療費削減や生産性向上にもつながる「究極の節約術」だというのです。

 

本書によれば、睡眠時間が6時間以下だと免疫力が低下し風邪をひきやすくなるだけでなく、

肥満・糖尿病・高血圧など生活習慣病のリスクも上がることが科学的に証明されているそうです。

 

さらに慢性的な睡眠不足はメンタルヘルスにも悪影響を及ぼし、

うつ病や不安障害の原因にもなり得ます。要するに寝不足で良いことは一つもないわけです。

健康を害せば治療にお金がかかるのはもちろん、仕事のパフォーマンスも落ちて収入にも響きます。

著者に言わせれば「それくらい睡眠は優先度を上げるべきもの」なのです。

 

十分に寝てさえいれば病気になりにくく、無駄な医療費も省ける。

睡眠の質も大事ですがまず量をしっかり確保することが肝心、と繰り返し述べられています。

 

加えて本書では、民間の医療保険は割に合わないという指摘もされています。

 

日本には公的な健康保険制度があり高額療養費制度もあるため、

よほどの事情がない限り高い民間医療保険料を払わなくても十分カバーされるという考えです。

 

著者は「健康保険だけで何の心配もいらない」と断言し、保険もコスパで考える徹底ぶりです。

 

同様に年金制度についても、「年金はかなりお得なサービス」と評価しています。

 

若い世代には年金不信もありますが、長生きすればするほど得をする仕組みであり、

公的年金ほどコスパの良い終身年金商品は民間には存在しないというのが著者の持論です。

 

将来への備えも大事だけれど、それにお金をかけすぎるのも考えもの

健康や保障に関しても常識を疑い、お金の使い道を見直す視点が提供されています。

 

最後に健康面でもう一つ挙げられているのが「怒りのコスト」です。

 

イライラしたり怒ったりすることはストレスとなり健康に悪影響ですし、

人間関係を悪化させる原因にもなります。怒りから衝動買いや暴飲暴食に走ればお金も失います。

 

著者は「怒りという感情は高くつく」と戒め、

心穏やかにいることが結果的に節約にもつながると示唆しています。

 

ついつい怒ってしまう人は、「怒って得することは何もない」と自分に言い聞かせるだけでも

無駄なエネルギーと支出を減らせるようになります。

 

第6章:人間関係(お金を絡めると不幸になります)

最後の章では人間関係とお金について語られます。

 

まず、人付き合いにおける「奢り奢られ問題」についてですが

著者は「奢りはタイミングが命」と述べ、むやみに他人に奢るべきでないとしています。

 

特に収入が高い人ほど後輩や部下につい奢ってしまいがちですが、

頻繁にやると相手のためにも自分のためにもなりません。

 

出すべき時とそうでない時を見極め、対等な関係を崩さないことが大事です。

 

次に恋愛・結婚とお金の話。ひろゆき氏は「マッチングアプリは強者のゲーム」と述べています。

 

近年はマッチングアプリでの出会いも一般的になりましたが、

実際のところ写真映えする容姿や高年収といった、一部の強者が有利な世界です。

 

平均的な人が高望みして課金しても、なかなか成果は得られないかもしれません。

また、恋愛にお金をかけすぎることへの戒めとして

「性欲のためにお金を使うな」とも書かれています。

 

デートで毎回高級レストランに行ったりプレゼント攻勢をかけたり、

風俗に行くことは、長期的に見て得られるものが少ない浪費です。

 

そして人間関係の極意として本書が辿り着くのが、「孤独を楽しめる人、最強説」です。

 

孤独を楽しめる人は精神的に自立しており、無理に他人とつるんでお金を使わなくても平気です。

 

例えば交際費に散財したり、週末に誰かと高いレジャーに行かないと寂しいということが無ければ、

その分お金も時間も有意義に使えます。

 

著者は「ささやかな体験を大切にできる人は、特別なイベントがなくても人生を楽しめる」と言っています。

 

高級な遊びや豪華な交友関係がなくても、

散歩をしたり本を読んだりするなどの、日々の小さな楽しみで満足できる人こそ、

実は人生の勝ち組ではないかというのです。

 

現代はSNSで他人の華やかな生活が見えがちですが、それと自分を比べる必要はありません。

 

孤独をポジティブに捉えられる力があれば、

無理に付き合いの飲み会に参加したり高価な遊びに興じたりしなくても豊かに生きられます。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

お金に対する価値観をひっくり返し、

「収入が多くなくても幸せになれるんだ!」という勇気を与えてくれる一冊でした。

 

具体的な80の秘訣はどれもシンプルで実践しやすく、

「なるほど、自分も今日からやってみよう」と思えるものばかりでした!

 

本書が気になる方は、是非手に取ってみてください!

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