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『飛鳥クリニックは今日も雨(中)』のあらすじと感想について

小説

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、Z李さんの

『飛鳥クリニックは今日も雨(中)』について紹介をしていきます!

 

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『飛鳥クリニックは今日も雨(中)』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

Xで人気のZ李さんによる連載小説の続編となります。

 

本書をオススメしたい人

・Z李さんが好きな人

・「飛鳥クリニックは今日も雨(上)」を読んだ人

・アンダーグラウンドな物語が好きな人

 

Z李さんとは Xのフォロワー数が

84万人越えのインフルエンサーであり

前作「飛鳥クリニックは今日も雨(上)」 では

著者の週刊SPA!での連載が書籍化された作品です。

 

本作は小説3部作であるの中編で

2000年代の歌舞伎町をリアルに描いた作品です。

 

『飛鳥クリニックは今日も雨(中)』のあらすじ

あらすじの概要

作家としての顔も持つ、Z李による初の小説三部作の中編。

時は遡って、2000年代、北新宿の1DKに住んでいた主人公・リーの部屋に、1人の家出少女が転がり込む。

デパスやエリミンなど処方箋ドラッグを売りさばき、生計を立てるこの女こそ、忘れられない人だった。

飛鳥クリニックは今日も雨(中) より

 

『飛鳥クリニックは今日も雨(中)』の感想

歌舞伎町の治安の悪さとどうしようもないラブストーリー

本作も前作同様で、歌舞伎町の治安を悪さを

かなりリアルに描枯れている物語です。

 

そして、前作と異なる箇所といえば

主人公のリーにとって忘れられないラブストーリーがあるということです。

 

忘れられない女が亡くなって

もう数十年という描写から本作は始まります。

 

2000年代の歌舞伎町で主人公のリーは

ある日突然、家出少女を預かってほしいと言われます。

 

当時リーは20代前半でその少女は19歳と数歳しか変わりませんが

どうやらヤクザに追われていて行き場がないということです。

 

仕方なくその少女の面倒をしばらく見ることとなるリーですが

その少女は処方箋ドラッグを売りさばくことで、生計を立てているヤバい女でした。

 

ですがそのようなことをする女でも

真面目な要素であったり、まともな要素が垣間見え

リーは一緒に過ごすうちに好きになっていきます。

 

さらに、その女が原因で多額のお金を用意しないといけない羽目になっても

リーは心のどこかで女を信じてしまう描写もあります。

 

歌舞伎町の治安の悪さを描きながらも

1人の青年が好きな女性を信じてしまう姿は

ねじ曲がった社会でも女性に対しては真っ直ぐになってしまうよなーと

男性心をグッと掴まれてしまいました!

 

また、前作と同様で作品中の事件やトラブルを

まるで実際にそこにいるかのような気分にさせてくれるあたりは健在で

読者はあっという間に作品の中にのめり込みます!

 

そして本作全体の結末は下巻で描かれていると思われ

「早く続きが気になる!」と読了後には思いました!

 

暴力、売春、ドラッグ、ヤクザと

歌舞伎町に生きる若い男女と事件とを描いた物語は

アンダーグラウンド好きにはたまらない1冊です!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

「飛鳥クリニックは今日も雨(上)」についても

感想を記事をあげておりますので

気になる方はこちらからご覧ください。

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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