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『貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、橘玲さんの

『貧乏はお金持ち「雇われない生き方」で格差社会を逆転する』

について、紹介をしていきます!

 

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『貧乏はお金持ち』について 

本書の概要

本書は、ひとことで言うと

会社や国に依存しない自由な生き方

について解説された1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・自由に生きたい人

・自由な生き方を知りたい人

・賢く生きたい人

 

日本では昔から

いい大学を卒業して

大企業に就職して

定年までそこで働くことが

安定した生き方の王道でした。

 

しかしそんな時代は

とっくに終わっていて

今は多くの有名な企業が

大規模なリストラや

人員削減をしています。

 

そのため

大企業に入れば一生安泰

という時代は終わりました。

 

いつリストラされても

おかしくない時代で

サラリーマンという選択肢だけで

生きていくことはリスクが高いです。

 

本書では会社に雇われなくても

お金に困らずに

自由に生きられる

具体的な方法について

解説されています。

 

『貧乏はお金持ち』の要約

複数に選択肢を持つ

世の中の変化のスピードは

昔と比べてとても速く

明日に何が起こるかなんて

誰もわかりません。

 

そんな世界で生き残るには

常に複数の選択肢を持つことが大切です。

 

強く会社に依存して

それ以外の選択肢を持っていないと

倒産やリストラが起こったときに

経済的にも精神的にも

追い詰められてしまいます。

 

1つの会社にしがみつくと

リストラされるのは怖いですが

副業をしたり

転職できるスキルがあれば

なんとなく安心感はできます。

 

経済的にも精神的にも

余裕を持って生きるためには

複数の選択肢を持って

リスクを分散することが重要です。

 

会社は簡単に設立できる

複数の選択肢を持って

リスクを分散させる方法は

副業だけではありません。

 

副業をするよりも

もっと簡単にできる

リスクの分散方法は

会社を立てることです。

 

会社を設立すると聞けば

とても難しそうに感じます。

 

ですが実際は

会社の名前や住所、

目的などを国に届け出て

手数料や登録料など合わせて

20万円ほど支払えば

会社はすぐに設立できます。

 

住所は今住んでいる家でよくて

そこで働く人は自分だけでいいです。

 

会社を立ち上げるための

書類を書いて20万円支払えれば

すぐに社長になれます。

 

ちなみにこのような

1人だけの会社を、本書では

マイクロ法人と呼んでいます。

 

後に記載しますが

マイクロ法人を作って

国の制度の歪みをうまく利用すれば

会社員では決してできない

自由で豊かな生き方ができます。

 

マイクロ法人とは

国家を利用して富を生み出す道具です。

 

そしてマイクロ法人を作ることこそが

会社に雇われない

自由な生き方をするための

第一歩となります。

 

マイクロ法人で税金を低く抑える

サラリーマンが受け取る給料には

所得税という税金がかかります。

 

一方で法人が利益を出すと

その利益に法人税という

税金がかかります。

 

マイクロ法人を作ると

この2つの異なる税金の制度を

うまく使って税金を

低く抑えることができます。

 

例えば

サラリーマンであれば

今の家や水道光熱費は

会社からの給料から

支払っています。

 

ですが、マイクロ法人を設立すると

自宅は仕事をする場所で

家賃や水道光熱費の2分の1

通信費などの生活費は

法人の経費となるので

法人税の負担が軽くなります。

 

さらにマイクロ法人の口座から

自分の口座へお金を振り込むと

そのお金は給料として

振り込まれることになります。

 

すると給与所得控除が

受けられるので

二重に控除が受けられます。

 

ざっくり言うなら

法人税と所得税

それぞれの制度の

美味しいところを

ひとり占めできます。

 

他にもマイクロ法人を立てると

家族を従業員にして

控除が受けられたり

国が用意した事業者向けの

優遇制度を活用して

税負担を軽くすることもできます。

 

このようにマイクロ法人で

たくさんの節税ができます。

 

国民年金・国民健康保険にうつす

税金と並んで生活に

大きな影響を与えるのは

年金と健康保険です。

 

実はサラリーマンの方が

自営業者よりも

高い年金と保険料を

支払っています。

 

なぜなら自営業者が加入する

国民年金や国民健康保険は

未納率が高いからです。

 

国民年金や国民健康保険は

加入者が自分で給付するので

制度への不信感が出れば

大量の未納がが出てしまいます。

 

それに対して

サラリーマンが加入している

厚生年金や組合健保は

給料から会社が天引きするので

必然的に支払われます。

 

つまり自営業者の未納分を

サラリーマンがカバーする

という構図となっています。

 

さらにマイクロ法人から

自分に支払う給料を

少なくすることで

支払う保険料を

減額することができます。

 

本書には

日本国の年金制度や健康保険制度が

危機的状況であることは間違いない

と書かれています。

 

この社会保障制度から

抜け出したいのであれば

マイクロ法人を

立ち上げることがオススメです。

 

お金の知識をつける

仮に会社を辞めて

独立したとしても

その後うまくいくとは限りません。

 

著者の橘さんによると

日本では脱サラ成功率は

3割程度と言われており

残りの7割は失敗してしまいます。

 

そしてこの成功率の低さには

お金の知識が圧倒的に

足りていないことが原因です。

 

ここでいうお金の知識とは

会社のお金を集めたり

お金の流れを把握したりです。

 

脱サラしてマイクロ法人を

立ち上げる時には

正しいお金の知識をつけないと

せっかく立てた会社を

潰してしまうことになります。

 

会社が倒産するときは

業績が悪くて赤字だからという

イメージの人は多いです。

 

ですが世の中には

業績が良くて黒字でも

倒産してしまう会社は

たくさんあります。

 

じつは会社が倒産する原因は

赤字だからではなく

現金が無くなったから」です。

 

会社でも家計でも

細々とした日々の支払いが

発生しています。

 

そして、たとえ黒字でも

お客さんの支払いを

ツケにしたり

手元の現金が足りないと

日々の支払いができずに

会社は倒産します。

 

逆に赤字でも

手元に現金さえあれば

倒産することはありません。

 

なのでお客さんからの

支払いはツケにせずに

金利の低い資金を借りておくなど

お金の知識をつけて

会社を潰さない努力が大切です。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書では他にも

マイクロ法人を立てるメリットが

たくさん詳しく解説されています。

 

自由に依存することなく

生きるためには

本書は必読書だと感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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