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『降伏論「できない自分」を受け入れる』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、高森勇旗さんの

『降伏論「できない自分」を受け入れる』について紹介をしていきます!

 

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『降伏論「できない自分」を受け入れる』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

結果が出ない人が結果を出す方法について

教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・結果が出ない人

・うまくいっていない人

・本気で結果を出したい人

 

結果が出ない人は「どうすれば結果が出るのか」と考えることを諦めて

「一生懸命頑張る」という選択をします。

 

本書の著者も、プロ野球選手だった頃は

一生懸命頑張れば結果が出ると信じて

1日に2000回以上バットを振り、週6日の過酷なトレーニングを続けました。

 

その時、著者は

「今は結果が出なくても、一生懸命やれば報われる」という

気持ちにすがっていましたが

どれだけ一生懸命やっても、結果は出ませんでした。

 

そしてこのような人たちは次に

もっと一生懸命頑張ろうとします。

 

もっと働く時間を増やして

もっとトレーニングをして、自分を限界まで追い込みます。

 

著者も自分を限界まで追い込み、一生懸命やった結果

6年間でヒットはたったの1本しか打てず

1年目の年俸は460万円、6年目の年俸は580万円でした。

 

その後、著者は今までの自分のやり方や判断、

価値観に従っているうちは結果が出ないと確信し

自分を大きく変革させることで

現在はビジネスコーチやライターとして活躍しています。

 

本書では、誰よりも一生懸命やって

結果が出なかった著者による

「どうすれば結果が出るか?」について解説された1冊です。

 

『降伏論「できない自分」を受け入れる』のまとめ

今までの自分が間違っていたことを認める

結果を出したければ

まず今までの自分が間違っていたことを認めることからです。

 

結果が出ない人の最も大きな特徴は

「自分には能力があって、自分には物事を正しく判断する能力がある」

「自分はこんなもんじゃない」と本気で思い込んでいることです。

 

そのため、何があっても自分をやり方を変えようとしません。

 

本に書かれていることや

自分よりも結果を出している人からのアドバイスも

自己流でやろうとします。

 

本書では、そんな人に対して

「いまの自分の延長線上に成功があると思っている限り、

 結果が出ることは永遠にない。」と書かれています。

 

今の状態とは、生まれてから自分のやり方や判断に従って

いろんな選択肢の中から、自分が選んだ意思決定の結果です。

 

つまり、20代後半以上で結果が出ていない人は

今までの自分のやり方や判断に従った結果、

結果が出ていないことが証明されたということです。

 

たとえ自分より結果を出している人のアドバイスが

自分には理解できなかったとしても

それに耳を傾けて、素直に実行に移すことで

はじめて結果が出る道が開かれます。

 

そのためにはまず「自分はこんなもんだな」

「今の自分では永遠に結果を出せない」と

自分で自分に対して降伏する必要があります。

 

著者自身も自分の考え方を捨ててから

結果がどんどん出るようになったとのことです。

 

「でも」を言い訳にしない

前述の通り、今までうまくいっていないのは

自分の考え、判断、感覚で物事を選択してきたからです。

 

結果を出すためにやるべきことは

結果を出している人から自分の思考にないこと、

思い付かないこと、理解できないことを学んで実行することです。

 

モテている人から「筋トレしたら?」と言われたり

お金持ちも人から「投資を始めたら?」と言われたら

素直に実行してみることです。

 

そして、それらのアドバイスに対して

「でも」という言葉を使ってはいけません。

 

ただでさえ人間は、本能的に変化を嫌う生き物であり

「でも」という言葉は、更に現状にとどめさせる力があります。

「でも」という言葉を使わないためのポイントは

 

「でも」という言葉で、現状にとどまろうとする自分のままでは

結果が出せないままであることに気付くことです。

 

つまり「でも」という言葉を使ったら

「じゃあ今のままでいいんですね?」と自分に問うことです。

 

本書では「最初のうちは「でも」という言葉が癖になっているので

口から出てしまうことは許容しよう」と書いてあります。

 

その代わり「でも」が出てきたとき

即座にその言葉を打ち消す言葉として

「やってみます!」や「はい!」と言ってみることです。

 

もし言われたアドバイスが自分に合わなかったら

アドバイスを求める人を変えたり

合わなかったことをアドバイスしてくれた人に言ったり

違う人のアドバイスを聞いてみることです。

 

とにかく結果が出ている人の言うことを

どんどん試してみることが重要です。

 

心が抵抗する方へ行く

新しいことに挑戦しようとしたり

結果を出している人からのアドバイスに従ったり

未知のことを行動しようとすると

恐怖が生まれて、心がとてつもなく抵抗します。

 

ですが、抵抗心が生まれたときこそ、自分を大きく変えるチャンスです。

 

そもそも、自分の心が抵抗する方へ無理にでも行かなければ

これまで生きてきた中で凝り固まっている

自分の価値観や行動を壊すことはできません。

 

これまでの自分の延長線上には無い結果を得るには

思いっきり自分を変えるくらいの行動の変化が大事になります。

 

未完了のタスクはエネルギーを奪う

今までの自分の選択が間違っていたと認められたなら

未完了のタスクをさっさと片付けることです。

 

未完了のタスクとは

まだやっていないけど、いつかやろうと思っていたり

やろうか迷っている予定や気になっていることです。

 

お金を借りた、部屋の掃除をしていない

マイナンバーカードを作ろうか迷っている

恋人と喧嘩してLINEを返していないなどです。

 

これらの未完了のタスクは忘れているようで

しっかりと頭の中に残っており

それらが私たちの気を散らすので、結果が出せない原因となります。

 

そのため結果を出したければ

まず第一未完了のタスクを終わらせて

頭の中をスッキリさせる必要があります。

 

ちなみに本書では「未完了がいっぱいある人は

スタート地点の段階でもう遅れている」と書かれています。

 

つまりシンプルに結果を出せる人は、未完了のタスクが少ないから

気が散ることも少なく結果を出しやすいということです。

 

行動できる言葉を使う

行動と共に、自分に多大な影響を与えているのは言葉です。

 

言葉にはとてもエネルギーがあります。

子供のときに言われた言葉が

トラウマで残り続けるくらい威力があることもあれば

言葉で相手に気持ちを伝えて、人を救うこともできます。

 

そして結果を出したければ、

恐怖に怯えて行動できなくなる言葉ではなく

勇気を持って行動できる言葉を使うことです。

 

課題を見つけたら「難しい」「嫌だ」と思うのではなく

「達成感がありそう」「面白そう」と変換します。

 

「無理」と言いそうなら「楽勝だ」と言い

忙しいときは「辛い」ではなく「人気者だな」と言ってみます。

 

物事をどう捉えるかは、

自分の使う言葉で決めることができます。

 

一見スピリチュアルに聞こえてしまいますが

実際にこの世には同じ物事を見ても

「余裕だ」と思う人もいれば「無理だ」と思う人もいます。

 

そして余裕と思った人は行動できますし

無理と思った人は行動できなくなります。

 

自分がどういった言葉を使うのかで

自分の世界を変えることができますので

ある意味自分を洗脳していくイメージです。

 

尊敬する人のいいところだけを取り入れない

ここまで、結果を出している人や素雲系する人の

アドバイスに従うことが大事だと口酸っぱく言ってきました。

 

そのときの注意点として、

アドバイスをもらった人や尊敬する人のことを

0から100まで全て真似をすることです。

 

つまり言葉使い、口癖、表情、姿勢、歩き方、考え方、服装など

何から何まで全て真似してみることです。

 

自分の好みとは違う部分があって

「ここは取り入れるけど、ここはやめておこう」という

自分の判断は入れないことです。

 

なぜなら、いいところだけを取り入れる判断能力が備わっていれば

既に結果が出ているはずだからです。

 

ちなみに本書では、売れる営業マンの特徴の例が挙げられています。

 

売れる営業マンの見た目は統計で決まっており

その特徴は以下になります。

 

・髪型が短髪で横が刈り上げ

・紺のスーツ

・白シャツ

・黒革のベルト

・黒革ベルトの白い腕時計

・黒の革靴

 

著者によると、売れる人はみんなこの服装であり

結果を出している人ほど

「自分のファッションの好みなんてどうでもいい」

「統計的に1番売れている格好以外の選択肢はない」と言います。

 

つまり、誰かの真似をするときは

結果を出している人や尊敬している人の

いいとこ取りをせず、全てを真似することです。

 

大量に行動する

どんな仕事でも、まずは量をこなすことで

仕事の質は上がり、間違いが減り

抑えどころがわかり、スピードも上がっていきます。

 

実際に著者によると売れる営業マンは

とにかく成約率を上げることよりも

試行回数に注目して、とにかく最初はがむしゃらに数をこなします。

 

また、ある会社では売れる営業マンの共通として

売れるちょっと前の段階で1日3万歩を歩いていたかどうかです。

 

一見少ない労力で結果を出している人もいますが

それは量をこなした後の状態です。

 

「この方が成功率が高いな・・・」ということに気付き

段々と数をこなさなくても、結果が出せるようになります。

 

このように、少ない回数や時間で大きな成果を上げている人も

どこかで必ず狂ったように大量に行動している時期があります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書は行動できない人の背中を全力で押してくれます。

そして本書は、本当に結果を出したい人に刺さる1冊です。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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