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『反応しない練習』の要約について | ストレスや悩みに振り回されないために!

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は草薙龍瞬さんの

「反応しない練習」について紹介します。

本書の印象に残った部分や感想を記載していきます。

 

本書をおすすめしたい人

・イライラしやすい人

・悩みを抱えている人

・気楽に生きたい人

 

本書はブッタの教えを軸にしています。

ブッタとは、

言わば「仏の悟り」を開いた人のことです。

 

ブッタは約2500年から

人々のあらゆる悩みを解決していきました。

 

本書はそんなブッタのアドバイスを

現代風にアレンジしたものになります。

 

さっそく、私なりに気になった部分を

紹介していきます!

 

「反応しない練習」について

全ての悩みは反応から生まれる

反応から生まれるとはどういうことなのか。

 

例えば、

職場に仕事が遅い後輩がいて

それに対して「なんで早くできないんだ!?」と

イライラしてしまうとします。

 

そして、イライラした状態で

後輩に注意やアドバイスをしても

後輩は萎縮してしまい、変な空気になります。

 

じゃあどうすれば良いのか?

それは、反応しなければいいのです。

 

黙って後輩が仕事を終えるまで待つ or

質問してくることを待てば良いのです。

 

そうすれば、変にイライラすることもなければ

後輩が萎縮したりすることもないです。

 

「いやいや、なんで遅い人に合わせる!?」

「質問してこない後輩が悪い!」

そう思う気持ちは分かります。

 

ただ、もしその後輩が

「この仕事は以前に教えてもらったことだから

 今回は1人でやってみよう!」と

思っている可能性もあります。

 

もしくは心の中で

「先輩を待たせて申し訳ない」と

思っていたかもしれません。

 

つまりこの場合、先輩側である自分は

勝手に相手に対して「できないやつ」と

判断して「怒り」や「ストレス」を

自分で作っているのです。

 

このように

全ての悩みや怒りは現象から生まれるのではなく

心の反応によって生まれているのです。

 

この場合だと

「後輩の仕事が遅い」という現象から生まれていなくて

「仕事が遅くてできないやつ」と心の反応によって

怒りやストレスが生まれたのです。

 

心の反応とは

大前提として

心は「快感」を求めています。

 

そして、自分にとって都合の悪いものを

「悪」だと判断します。

 

先ほどの例だと、先輩は

「相手の考えや事情を無視して、

自分に都合の悪い相手を悪者である。」

と決めつけたのです。

 

イライラしながら耐えた方だよ!!

と言いたい気持ちも分かります。

 

ですが、反応しても意味がないことが

わかっている人は怒らないのです。

 

黙っておけば

イライラせずに、後輩が仕事を終えるのを

少し待つだけで済みました。

 

「口は災いの元」ということわざの通り

何も言わずに黙っていることは

何かを言うことよりも大切だということですね。

 

ほとんどのことはどうでもいいので無視する

タイトル通り

世の中の情報は、どうでもいいことばっかなので

良し悪しを判断すべきでないということです。

 

仕事が遅い後輩も

芸能人の不倫も

ユーチューバーの謝罪など

どうでもいいのです。

 

そんなことに反応しても

自分の人生は1ミリも前進しません。

 

それにも関わらず

人はいちいち反応して

良いか悪いかを判断してしまいます。

 

「あいつは好き、嫌い、正しい、間違っている」

のように反応してしまうのです。

 

じゃあなぜ人間は

こんなに判断してしまうのか?

 

それは、

人間は「決めつけたり、思い込む」ような

判断をすることが快感だからです。

 

Yahooニュースのコメント欄や

Twitterでもよく見られる光景ですが、

自分が神様になったかのように

上から目線で芸能人や社長を叩くことができます。

 

このように上から目線で

分かったように判断することが

気持ちいいのです。

 

しかし、いくら気持ち良くても、

人生は前進していません。

 

たくさんのエネルギーと時間を

無駄にしただけです。

 

反応する基準を見極める

反応する基準とは

「自分にとって、プラス(有益)になるなら反応する」

「プラスにならないなら反応しない」

といった感じのことです。

 

例えば

・勉強や仕事の効率が上がるテクニック

・友達と遊んで楽しむ

・体験のために旅行に行く

といったようなことは、とても有益です。

 

人によってプラスなことは

変わってきますが

芸能人の不倫に反応しても

自分にとってプラスにはならないです。

 

全てのことに反応して

判断を繰り返してしまうと

判断疲れを起こしてしまいます。

 

人は1日に使えるエネルギーと

時間は限られています。

 

そして判断を繰り返すと

その分エネルギーを使うので、疲れてしまいます。

 

大切なこと以外は

全部無視して反応しないことが重要なのです。

 

もし反応しそうになったら?

頭では反応しないようにしても

実際は難しいです。

 

店員さんが妙に馴れ馴れしかったり

SNSのいいねの数など

どうでもいいと分かっていても

ついついイライラしてしまいます。

 

そんな時は

自分を客観視することです。

 

どうでもいいことに反応しそうになったら

自分を横から見る感じです。

 

冷静になって自分を見ると

「そんなことでイライラするなよー」

「見ててカッコ悪いぞー」と

横からイライラしている自分に言ってあげる感じです。

 

すると

「あれ?俺今、反応してる!」って気付けるのです。

そして気付いたら

「これにイライラして、プラスになるか?」と考えてみます。

 

その場合にプラスでなければ

反応せずに無視すればいいのです。

 

あとはメモ帳やいらない紙に

自分の気持ちを書き殴るのもおすすめです。

 

自分の考えは

頭の中だけですと、

偏った妄想である場合が多いです。

 

書いているうちに

「自分がどうでもいいことで悩んでいる」

と理解することができて、楽になります。

 

また、深呼吸もおすすめです。

突発的な怒りは

6秒しかもたないことが分かっています。

 

これらの手法で

もし無駄なことに反応しそうになったら

一度冷静になって

反応することをやめるのです。

 

相手に悪口を言う自由があるように

それを無視する自由のあるのです。

 

最後に

ここまで本書を紹介してきました。

 

私自身、結構イライラしやすい性格でした。

ですが、本書を通じて

イライラする回数も減りました。

 

紙に書いて整理することで

冷静になれる時間が増えました。

 

本書が気になられる方は、是非手に取ってみてください!

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