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『リカバリー・カバヒコ』のあらすじと感想について

小説

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、青山 美智子さんの

『リカバリー・カバヒコ』について紹介をしていきます!

 

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『リカバリー・カバヒコ』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

読者を前向きな気持ちへとさせてくれる物語です。

 

本書をオススメしたい人

・前向きになれる物語が好きな人

・短編集が好きな人

・本屋大賞にノミネートされた作品が気になる人

 

本作の舞台は、新築分譲マンションのアドヴァンス・ヒル。

 

その近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには

自分の治したい部位とカバヒコの同じ部位を触ると

その部分が治るという都市伝説があります。

 

全5話の短編集である本作は、アドヴァンス・ヒルに住んでいる

老若男女の登場人物たちが公園を訪れて

自分が抱えている痛みや悩みをカバヒコに打ち明け

鮮やかに解決する姿を描いています。

 

『リカバリー・カバヒコ 』のあらすじ

あらすじの概要

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。

近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで“リカバリー・カバヒコ”。

アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。

誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

リカバリー・カバヒコ 特設サイト より 

 

構成としては「泰斗の頭」「紗羽の口」「ちはるの耳」「勇哉の足」「和彦の目」の

全5話からなる連作短編集となっています。

 

それぞれの話で主人公は異なりますが

いずれもカバヒコが登場人物たちの悩みを引き出し

自分と向き合うことで、自分を取り戻す物語となっています。

 

また短編集ながら、作品全体を通じて登場人物たちがつながっています。

 

第1話「泰斗の頭」は特別公開されていますので

気になる方はこちら から読んでみてください!

 

『リカバリー・カバヒコ』の感想

ありのままの自分を受け入れて前向きになれる物語!

本作は悩みを抱える人たちが

自分の体の治したい部位とカバヒコの同じ部位を触ると

そこが回復すると言われているカバの遊具「カバヒコ」と出会ったことで

悩みを乗り越えていく物語です。

 

自分の成績不振を受け入れられない男子高校生、

ママ友と馴染めない元アパレル店員、ストレスから休職中の女性、

走ることが嫌いな小学生、年老いた母との関係をこじらせたままの雑誌編集長など

老若男女異なった悩みを持つ登場人物が出てきますが

どこかで「これは私もだ!」と共感できる場面が多数あります。

 

登場人物たちが遊具のカバヒコに向かって

自分の本心をさらけ出し、その過程で今まで気づかなかった感情に気づいていきます。

 

「これが嫌い!」「あれさえなければ・・・」といった

不安や焦りなどの生々しい感情を吐き出す姿が多いことから

読者は自然と登場人物たちに自分を置き換え

自分もカバヒコに勇気付けられる気持ちになれる作品と感じました。

 

また、物語全体を通じて共通している魅力は

カバヒコに触った部位こそが自分の悩みの本質であり

きっかけはカバヒコでありながらも

それぞれの登場人物が自分自身と向き合い

最終的に自力で答えを出しているところです。

 

各々が受けた言葉や置かれた状況を独自に解釈してから

視点や考えを変えることで、生きる世界を見直していきます。

 

それぞれの登場人物が各々抱えている問題に立ち向かい

解決するために葛藤する姿を通じて

読者が勇気づけられ、前向きになれる作品です!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

非常に読みやすく、読者が前向きになれる本作は

本屋大賞にノミネートされるに相応しいと感じました!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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