こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、成毛眞さんの
『39歳からのシン教養』について
紹介をしていきます!
『39歳からのシン教養』について
本書の概要
本書は、ひとことで言うと
「30代から教養を身につける方法」
について解説された1冊です。
本書をオススメしたい人
・教養を身につけたい人
・豊富なアイデアを思い付きたい人
・知識量を増やしたい人
マイクロソフト日本法人の
社長を務めた成毛さんによる
教養を身につけるための1冊です。
現代ではググれば
なんでも出てくる時代です。
そんな現代において
これから社会人になる10代・20代は
デジタルネイティブであり
そんな人達を部下にしながら
同時に競争することになります。
そんな30代の社会人には
教養を身につけることを
成毛さんはオススメしています。
成毛さんがビジネスアイデアを
たくさん思いつくのも
幅広い教養の知識を
身につけたからです。
本書では、仕事でも家庭でも
なかなか自分の時間が取れない
30代の人に対して
効率よく教養を身につける方法を
教えてくれる1冊です。
『39歳からのシン教養』の要約
そもそもググればいい
本書では前提として
とりあえずググること
を推奨しています。
知識を身に付けようすると
入門書を買ったり
ノートを取ったり
セミナーや勉強会に行ったりなど
時間もお金もかけようとします。
ですが、そんなやり方だと
継続が難しいですし
10代・20代と比べて
時間がない30代にとって
このような勉強方法は
割りに合わないです。
そのような勉強方法ではなく
ググることの大切さと
ググる検索ワードの重要性を
本書では解説されています。
著者の成毛さん自身も
今は知識の9割を
インターネットから取り入れています。
それほど、ググることは
教養を取り入れる上で
とても大事な手法になります。
ウィキペディアが9割
「ウィキペディアに書いている情報は
いい加減なものが多い」
と思う人もいます。
ですが、上記のような考えは
ネット黎明期の考え方で古いです。
しかし、現代ではそんなことなく
ウィキペディアは現時点で
最強の学習ツールだと
著者は断言しています。
なぜならウィキペディアは
個人で各メディアではなく
複数人で書いているからです。
すべてそうではありませんが
個人よりも組織の方が
優れた結果になります。
一説によると
日本版のウィキペディアは
5万人が編集に関わっていて
1つの記事を
100人でチェックしている
と言われています。
誤字脱字はもちろん
記事の内容は
日々アップデートされていて
引用元も明らかになっています。
日々アップデートされる媒体あり
多くの人が関わることで
正確な情報となるウィキペディアは
幅広い知識や教養を
身につける上で最強ツールです!
テレビとウィキの合わせ技
検索するワードを見つけるために
テレビはおすすめです。
ですが、ワイドショーなどではなく
NHKの教養番組から
教養になるネタが多く
著者自身もこれらの番組から
キーワードを拾っています。
そしてテレビから
キーワードを得る上でのコツは
観たい番組を観ることです。
なぜなら、興味のある番組を観るからこそ
新しい好奇心が芽生え
広く深く知識をつけたくなるからです。
興味がないまま
トレンドやジャーナリズムの高い
番組を観ても、関心が持てないので
何も身になりません。
それよりも
自分が興味のある分野の
テレビ番組を観て
気になるキーワードを見つけて
ググる方が知識が身につきます。
気になるキーワードをググり
そのキーワードの
ウィキペディアの記事を読み
その記事の中でわからない言葉を
さらにググっていく。
これの繰り返しであり
この積み重ねが
知識を身に付ける最強の方法です。
2段階ググり術
ビジネストレンドを勉強したり
未来を予測しするのも
ググるだけです。
著者は別書である
「 2040年の未来予測」にて
経済やテクノロジー、社会など
さまざまなテーマの
未来について予測されていますが
ググっただけと述べています。
そして未来予測に必要なのは
インタビュー記事や物語ではなく
データだけです。
そして必要なデータを集めるには
2段階ググり術を使います。
2段階ググり術とは
調べたいキーワードと
別のキーワードを
組み合わせて検索することです。
例えば、アマゾンについて調べたいなら
アマゾンだけ検索すると
アマゾンの公式サイトが出てきます。
そして、新聞やニュースなどで
アマゾンに関係ありそうな
別のキーワードを見つけて
掛け合わせてググります。
アマゾン×無人コンビニ
アマゾン×本社×雇用数
アマゾン×FC数
アマゾン×FC数×日本
アマゾン×売上
アマゾン×売上×アメリカ
etc…..
このように
キーワードを組み合わせて
検索していくと
たくさんの記事が出てきます。
その記事の中で
わからない言葉があれば
その都度、検索していきます。
すると、検索してきた
キーワード同士が繋がってきます。
例えば
「各国のFC数と売上による
アマゾンの戦略」などのテーマが浮かべば
履歴に残っているサイトを参考にして
記事や企画を書いていきます。
このように
キーワードを組み合わせて検索していくと
膨大な知識とアイデアが
浮かぶようになっていきます。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
他にも
・ニュースを高速で読む方法
・理系科目の勉強方法
・先端技術の勉強法
など沢山のテーマについての
勉強法が解説されています!
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください!
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