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『「悩まない人」の考え方』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、木下勝寿さんの

『「悩まない人」の考え方』について紹介していきます!

 

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『「悩まない人」の考え方』について 

本書の概要

本作はひとことで言うと、

悩みやすい人と悩まない人の違いを教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・悩まない人の考え方を知りたい人

・悩まないための工夫を知りたい人

・よく悩んでしまう人

 

人生には人間関係、病気、仕事、

お金、将来への不安など様々な悩みがつきものです。

 

ですが本書の著者は経営者であり

ここ20年で詐欺にあったり、数々の失敗や苦労があったのにも関わらず

まともに思い悩んだことがないといいます。

 

前提として「考える」というのは、前向きに物事を進めるための行為ですが

「悩む」とは同じ場所を堂々巡りしているようなもので

結論が出ずに、時間を無駄にしていることが多いです。

 

そのため著者は、日頃から意識して悩まないように工夫しており

本書では、悩まないための工夫や考え方が解説されています。

 

『「悩まない人」の考え方』のまとめ

うまくいかない時にすぐに別の方法を考える

人生は思い通りにいかないことの連続なので

いちいち問題が発生したら悩むのではなく「じゃあこうしよう」というように

起点を変えて別の方法を考えることが大事です。

 

ですが悩みやすい人は、最初のやり方、自分が当初考えていた1つの方法が

上手くいかないとすぐに心が折れて悩み込みます。

 

例えば、ある目的地を目指しているときに

そこには電車で10分ほどかかる必要があるとします。

 

ただ事故や天候によって電車が動いていなかった場合

悩みやすい人は「最悪。どうしたらいいんだろう。」と絶望します。

 

一方で悩まない人は「じゃあタクシーで行こう」「歩いていくか」というように

プランB、Cを考えて実行できる人になります。

 

この例だとプランB,Cを考えることを当たり前に感じるかもしれませんが

仕事や恋愛、人生などの問題になれば、

精神的なダメージが大きくなって代替案を出せない人が多いです。

 

ただ、どんな事柄であっても、最初ん自分が思い描いていた方法がダメなら

「じゃあ次はこっちでどうかな」という感じで

違うやり方を考えて、もう一度ゴールを目指せばいいだけです。

 

「最初は失敗する」と考えながら挑む

生きていればどんな計画を立てていても、思い通りにいかないもので

最初から自分に合った服や物件、家電、仕事を選ぶことは難しいです。

 

にも関わらず、悩みやすい人は「絶対に失敗を避けよう!」と考える癖があります。

 

それは一打席目でホームランを狙うようなものであり

失敗を想定していないから、思い通りにいかない時に必要以上に落ち込みます。

 

一方で、悩まない人は思い通りにいかないことを前提に

失敗を織り込んだ計画を立てて動いています。

 

なので計画通り行かなくても、いちいちショックを受けません。

 

もちろん本気で成功させようとして挑みますが

最初の9回は失敗して、10回目で成功するくらいのイメージを持っています。

 

小さく試して、あえて失敗を積み重ねることで

「もっとこうするべきだった」「次はこうしよう」などのたくさんの知見や教訓が得られます。

それが長い目で見たときに、大きな成功につながります。

 

問題があれば他人ではなく自分を変えようとする

他人というのは基本的に変えられませんし、思い通りに動きません。

 

そのため他人を変えて問題を解決しようとするよりも

自分が変わってしまった方が、手っ取り早く楽です。

 

例えば、職場の直属の上司と会わずに悩んでいるとして

ここで上司に対して改善要望を出したりしてしまうと

今まで以上に嫌われたり、余計に人間関係が悪化することもあります。

 

一方で悩まない人はこういう問題が起きた時に

自分の立ち位置や解釈を変えて問題に対処しようとします。

 

つまり自分が違う部署に異動したり、転職したりします。

 

基本的に他人は変えられないので

結果的に悩まず、自分が変わる方が楽なのです。

 

もちろん一時的なことであるなら解釈を変えて

「まあこういう人もいるよな」くらいでスルーするのもありですが

それが長く続くのなら、自分のポジションを変えた方が楽です。

 

脳内ではなく書きながら1時間考える

頭の中であれこれと考えるよりも、紙やメモに書き出して考える方が

自分の考えが整理されたり、言語化できたり、優先順位をつけることができます。

 

つまり、深く考えるためには書くことが大切です。

 

そのため悩まない人というのは、必ず書きながら

今自分の抱えている問題について考えます。

 

書かなければすぐに忘れてしまいますし

悩みやすい人は、頭の中だけでずっと考えていることが多いです。

 

ですが、それだと解決策がなかなか見つかりません。

 

また書きながら意識するポイントとしては

「今抱えている問題に対して、具体的に何をするべきか?」を明確にすることです。

 

例えば、体調を崩しやすいのなら「なぜ体調をよく崩すのか?」を書き出して

「どうすれば体調を崩さずに済むのか」を書き出していきます。

 

その後に「今何をすれば体調を崩さずに済むのか」という

具体的な行動を導き出していくイメージです。

 

仮に問題が解決できなかったとしても

自分が何をすればその問題が解決できるのかが分かれば

悩みは自然と減り、スッキリします。

 

最悪な状況を想定しておく

「全財産を投資したビットコインが大暴落する」

「病気で働けなくなる」といった最悪の状態をあらかじめ想定しておけば

心の準備ができますし、事前に対策を立てることができます。

 

実際に著者の場合は、不足の事態が起こって

「会社の売り上げが0の日が続いて、オフィスの家賃や給料を支払えない」という最悪な事態を避けるために

売り上げ0でも数年は会社が潰れないだけの資金を確保しています。

 

一方で悩みやすい人は、良いことばかりを考えていて

悪いことは考えようとしないので、いざ悪いことが起こると、

パニックになって何もできなくなります。

 

最悪を想定することは気分が良くないですが

まだ安定しているうちに最悪の状態を想定して

「そうなったらどうするのか」を決めておくことで

悩みがグッと減りますし、後々気持ちが楽になっていきます。

 

徹底的に下調べして挑戦する

何か新しいことを始める前に、必ず上手くいく理由や失敗しない理由などを

しっかり調べることが、後々悩まないために大事になります。

 

例えば、新しく服屋を立ち上げるとして

立地や毎月のコスト、展開する服の種類、利益だけでなく

上手くいっている店とそうでない店の違いなどを徹底的に調べます。

 

そうして「もうやらないとわからない」というところまで

調べ尽くしてから挑戦することが、後で悩まないために大事になります。

 

一方で悩みやすい人は、よく考えずに勢いで挑戦します。

ですがこれだと、常に漠然とした不安や悩みを抱えることになります。

 

本書では「調べたり作戦を立てたりするプロセスをすっ飛ばし

いきなり丸腰のまま実行に移すのはバカげている。

そんなものはチャレンジではない。単なるギャンブルである。」と書かれています。

 

仮にどれだけ調べても思い通りに行かない場合でも調べて挑めば、

何が原因でうまく行かなかったのかが分かるので、次に活かすことができます。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

これまで紹介してきたもの以外にも

悩まない人の考え方がたくさん紹介されています!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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