こんにちは！しょーてぃーです！
今回は、星渉さんの
『神時間力』について紹介をしていきます！
『神時間力』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
時間を有効に使う方法について教えてくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・時間が足りない人
・時間を有効活用したい人
・思い通りの時間の使い方をしたい人
世の中で平等なものは少ないですが
その中でも時間という資源は
誰しも1日24時間と平等に与えられています。
そして人生とは、与えられた時間という資源を
強制的に何かに投資するゲームです。
会社に時間を使えば、給料がもらえたり
筋トレに時間を使えば、筋肉がついたり
勉強に時間を使えば、高学歴になれたりします。
つまり私たちは時間と何かを交換しており
これまでの時間の使い方の結果が
今の自分ということになります。
もっと言えば、自分が望むものを手に入れている人は
時間の使い方が上手い人です。
自分は何が欲しくて、そのために何に時間を使えばいいのか、
そして、何に時間を使ってはいけないのかを正確に把握しています。
本書では、時間の使い方に後悔や違和感を感じている人に向けて
時間の使い方を教えてくれる1冊です。
『神時間力』のまとめ
人生とは時間の投資
前述の通り人生とは、与えられた時間という資源を
強制的に何かに投資するゲームです。
お金で説明すると10万円を
Aという株に投資して、1年後に12万円に増えるのと
Bという株に投資して、1年後に10万円のままなら
迷わずAの株を選びます。
時間も同じで、与えられた24時間を
何に投資すれば、自分が欲しいものが得られるかを考えて
そこに投資することです。
筋肉をつけたいなら、筋トレに時間を使い
英語をマスターしたいなら、英会話教室へ時間を使います。
このように、まずは時間を投資するイメージを持つことが重要です。
人生から得たい結果を決める
自分は何が欲しいのか、どうなりたいかといった目標やゴールが分からなければ
何に時間を使えばいいか分からないです。
お金持ちになりたいのか、モテたいのか、
英語を話せるようになりたいのかで
何に時間を使えばいいかが変わってきます。
このように人それぞれ、自分の望むものを手に入れるために
何に時間を使えばいいのかが違ってきます。
だからまずは、人生の目標やゴールを決める必要があります。
そこで、1年後でも5年後でも10年後でもいいので
「自分がどうなっていたいのか？」と自分の理想のイメージを
嘘偽りなく、ストレートに考えます。
とにかくモテたいのであれば
肌のスキンケア、身体作り、服装、話し方などに
時間をとにかく使うことです。
このように、今何に時間を使うべきかは
すべてゴールから逆算すれば見えてきます。
ちなみに人生にゴールを持つだけで
幸福度が上がることも科学的に分かっています。
夢も希望もなければ人は頑張れないので
時間をうまく使うためには、まずは自分のゴールを決めることです。
得たい結果のために使う時間を第一優先にする
当たり前の話ですが、筋肉をつけたいという目標があるなら
勉強よりも筋トレに時間を使う方がいいですし
資格を取りたいのなら
遊ぶよりも勉強に使う時間を優先した方がいいです。
これは下積みをしている芸人や役者が
アルバイトよりも本業を優先するのと同じです。
このように自分にとっての目標のために
使う時間を第一優先にすることが大事です。
ですが現実は仕事が忙しくて、そんな時間ないと思ってしまいます。
しかし著者からすれば、そんなものは甘えです。
時間は誰しもが1日24時間です。
それにもかかわらず時間がないのは
自分にとってのゴールに時間を使うよりも先に
どうでもいいことに時間を使っているからです。
お金がないのなら生活費や娯楽に使う前に
給料が入った時点で先に貯金をしておいて
残ったお金で生活すればいいです。
時間も同じで、優先するべき時間を先に確保して
何があってもその予定は優先させることです。
自分のゴールや目標のために時間を使う以上に
大切な時間の使い方なんて無いということです。
立ち止まって都度、自分のゴールを確認する
ゴールや目標は、成長したり失敗したりすることで
その都度変わっていきます。
例えば、高校生のときは「いい大学に入る」「医者になる」がゴールであっても
大学に入れば「大企業に入る」「彼女を作る」というゴールに変わり
社会人になれば「お金持ちになりたい」「出世したい」というように
時間を経てゴールや目標が変化していきます。
このように今いる自分の場所から
もう一度ゴールや目標を設定し直して
何に時間を使うべきなのかを決め直す必要があります。
人は動いているときは、頭でじっくりと考えられないことから
ゴールや目標を決め直すときは立ち止まって考えるべきです。
ブラック企業でハードに働く人が
死にそうなのに仕事を辞められないのは
休日やホッと一息付いて、物事を深く考える時間がないからです。
冷静に考えればどう考えても辞めるべきことでも
考える時間がなければ体が壊れるまで続けてしまいます。
つまり、物事を深く考えるには、ぼーっとできる時間が必要になります。
このように自分の人生の目標やゴールを考えているなら
休暇でもとってカフェでのんびりと時間を過ごしたりして
ぼーっとしながら考えた方がいいです。
ゴールは多くても2つに絞る
あれも欲しい、これも欲しいとなるのは
決して悪いことではないですが
それを一気に追い求めようとすると、力が分散されます。
マッチョになりたいし、彼女との時間も欲しいし、
勉強する時間も欲しいし、出世もしたいとなれば
時間がいくらあっても足りないですし、エネルギーも時間も分散されます。
そうすると当然結果も出づらくなるので
モチベーションが下がって継続ができなくなります。
そのため、同時に複数のゴールを追うよりも
できるだけゴールは1つに絞った方がいいです。
その方がエネルギーや時間が分散せずに
結果を出しやすいため、継続もしやすいです。
そのためゴールや目標は
1つか多くても2つに絞っておくことが重要になります。
絞れない場合は、自分の感情の強さで決めることです。
そして、自分が今1番達成したいと思う目標に対して
動き出していくことが大切です。
目標に繋がらないことは必要最低限でこなす
自分のゴールがモテることだとして
そのために筋トレを始めたとします。
ですが、生活のために仕事をやらざるを得ない人が大半です。
この場合は、シンプルに自分の目標につながらないけど
どうしてもやらないといけないことは
必要最低限でこなすことがいいです。
サボるということではなく、どうでもいいことは
問題にならないギリギリのラインでやっておいて
今よりもかけるエネルギーや時間を少なくすることです。
仮に70点以上のパフォーマンスが求められるなら70点で良く
18時が定時なら18時に直帰することです。
あれもこれも全力で完璧にやろうとすると
時間がいくらあっても足りません。
それに仕事の成績が70点でも90点でも、給料はそこまで変わりません。
多くの人は自分の目標に関係ないけれど
やらないといけないことにも沢山時間をかけて
全力で取り組んでしまっています。
ですが全てを全力でやるのは無理で
うまく力を抜くポイントを見つけていき
やらないといけないギリギリのクオリティを
見極めて実行するという感じです。
逆に出世していい給料をもらうことがゴールなら
むしろ仕事をものすごく頑張るべきです。
このように、限られた時間で得たい結果を得るには
自分のゴールにみつびく行動以外のことは
省エネモードでこなすことが大事になります。
趣味や娯楽が人生の目標でもいい
あくまでも自分の目指すべきゴールは
自分が幸せだと思えることが重要です。
そのためゴールが「東大に行く」や「お金持ちになる」といった
意識の高いものではなくて
「好きなアイドルを応援する」や「ゲームをする」などの
趣味や娯楽でもいいです。
とにかく自分が幸せだと感じるゴールのために
時間を使うことが大事になります。
他人にとっての幸せよりも、自分にとっての幸せが重要です。
そして「もっとアイドルを推すにはどうしたらいいか」や
「もっとゲームの時間を増やすにはどうすればいいか」など
趣味や娯楽をさらに楽しめるためには
何に時間を投資すればいいのかを考えて実行することです。
例えば、有給が使えなかったり
定時で上がれない会社に勤務しているならば
有給が使えて、残業のない会社に転職することで
少なくとも今より娯楽や趣味に時間を使えます。
このように趣味や娯楽が人生のゴールなら
どういう環境になれば、自分の趣味を最大限に楽しめるかを考えて行動することです。
そして多少辛くても、そのために時間を投資します。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
物事を問わず、時間を有効活用するための方法が
本書では詳しく解説されていました！
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください！
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