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『ブルー ハワイ』のあらすじと感想について

エッセイ

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、燃え殻さんの

『ブルー ハワイ』について紹介をしていきます!

 

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『ブルー ハワイ』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

燃え殻さんのエッセイ集の最新作です。

 

本書をオススメしたい人

・燃え殻さんが好きな人

・エッセイが好きな人

・小説のようなエッセイが好きな人

 

本作は『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビューした著者が

週刊新潮に2022年2月〜2023年2月に連載された

エッセイを加筆修正した作品です。

 

『それでも日々はつづくから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』など

過去にエッセイ集を出版されていますが

本作もそれらの作品と同様に、人生経験が豊富であり

メンタルが弱く独特な観点から日常を描いている作品です。

 

日常の何気なさそうで癖の強い話が書かれており

クスッと笑える話から、少し感動する話まで収録されている

読みやすくドハマりするエッセイ集です。

 

『ブルー ハワイ』の概要

本作の概要

ふとしたきっかけで甦る記憶の数々。淀んでいた会議の空気を変えた女の子の大ネタ、僕が放った2点の答え(1000点満点中)、「串カツ田中」が恋しくなった縛りのキツい店、J-WAVEに寄せられたお悩み相談、母の決まり文句、祖母の遺言、柴犬ジョンの教え……ギスギスした日常の息苦しさを解きほぐす一服の清涼剤。

ブルー ハワイ より

 

目次

花火って途中で飽きるよね

愛には人の数だけ種類がある

はい、百九十万円

将来は南米に行くと思う

『ヌードの夜』、竹中直人さんに会った

五反田セブンスター

大橋裕之 マンガ 「イラスト制作裏話」

僕はそのときずっと天井を見ていた

知らない町の知らない店のスタンプカード

首筋に芋虫

強みは誰にでもある、お金に繋がるかは別として

まあるくなって眠る、真っ白い猫

ドライブ・マイ・カー事件

仕事はできないが、嫌いになりきれない後輩

人間関係の果ての果ての姿

五万の傘が五分で壊れた

毎回同じで飽きませんか?

二十人以上のアイドルのサインを書けた先輩

座席すこし倒してもいいですか?

ちょっとスペース・マウンテン三回乗ってくる

その後のイノセントワールド先輩

「私、おばあちゃんになれたよ」と彼女は笑った

ドン! ドン! ドン!

そのとき、世界の広さを思い知った

査定、査定の日々である

知り合いの誰もいない土地で

太字のゴシック体で「人間不信」

人が「先生」と呼ぶとき、そこには必ず思惑がある

愛しのカレースタンド

運転手さん! それ僕です

日本もおしまいだな

喫茶室、東京

「串カツ田中」が恋しい夜

失敗や失態を「運命」にすり替える人

押し切られるな、噛みちぎれ

某アーティストグループの○○くんとサシ飲みをした

「来年になったら忘れそうな日しかないよね」と彼女は言った

とにかく体には気をつけなさい

大橋裕之 マンガ 「母」

おいおいと泣くことでしか越えられない夜

世の中の死角のような場所で

ヘイ! ヘイ! ヘイ! ヘイ!

いま振り返っても、あの二年間は無駄だった

桃鉄でもやらない?

いつものですね

すべては思い出に変わっていく

ドライブでもしようぜ

僕たちには僕たちのルールがあった

あなたは勝ち組で、わたしは負け組です

鍵をかけ忘れた日記

汚れたビーチサンダルとジョン

ブルー ハワイ より

 

本作の特設ページから試し読みとして、以下の4つを読むことができます。

  • 愛には人の数だけ種類がある
  • 強みは誰にでもある、お金に繋がるかは別として
  • とにかく体には気をつけなさい
  • ヘイ! ヘイ! ヘイ! ヘイ!

 

試し読みで公開されている話のうち

個人的には「強みは誰にでもある、お金に繋がるかは別として」は

お金を稼ぐことが正義と思われている現代に対して

燃え殻さんなりの解釈が書かれていて、とても共感を得ました。

 

また「とにかく体には気をつけなさい」では

親ってどこまでも自分を子供として見てるんだなと

しみじみ思ってしまう話です。

 

『ブルー ハワイ』の感想

自然と読者が共感するエッセイ集

『それでも日々はつづくから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』などの

過去作品と同様に、本作も燃え殻さんの日常を切り取ったエッセイなのに

読者が思わず「なんか分かる!」と共感するものばかりでした。

 

読者が自然と共感してしまう要因としては

燃え殻さんが、世間では「地位も名誉も手に入れな成功者」と思われていても

ご自身で心底から「自分は大したことない」と思っているからだと思います。

 

エッセイの中にラジオパーソナリティの仕事で

リスナーからの1通のメールが届き、その内容が

燃え殻さんのことを勝ち組といい、

リスナー自身を負け組と書いたものがありました。

 

そのときそのリスナーに対して

燃え殻さんご自身の仕事のことも踏まえて

本心で自分を勝ち組なんて思っていないことを書かれており

その内容を知れたからこそ改めて

燃え殻さんの言葉が読者の共感を生むんだなと思いました。

 

今では小説家であり、エッセイストであり

テレビ美術制作会社に勤めている燃え殻さんですが

エクレア工場に働いていたころをはじめ

世間の人が聞けば、暗黒期と思ってしまう頃のエピソードも

本作では収録されています。

 

その頃の出来事を思い出して、深く噛み締めるからこそ

私たち読者の弱い部分であったり、繊細な部分を

そっと包み込んでくれる感覚があるなと思いました。

 

また、読者に対して何かを強く訴えるという訳でなく

あくまでも燃え殻さんの思ったことを

小説のような文章でテンポ良く展開されていくので

非常に読みやすい1冊でした!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

燃え殻さんが好きな人やエッセイが好きな人をはじめ

これまで読書に馴染みのない人も

楽しく抵抗なく読める作品でした!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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