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『あっという間に人は死ぬから』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、佐藤舞さんの

『あっという間に人は死ぬから』について紹介していきます!

 

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『あっという間に人は死ぬから』について 

本書の概要

本作はひとことで言うと

有意義な時間の使い方について教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・時間の経過が早く感じる人

・時間を無駄遣いしてしまう人

・時間に追われている人

 

誰しもが1日24時間であり、有意義に生きたいのであれば

時間をどうでもいいことではなく、大事なことに使うべきというのが

本書の大きなテーマになります。

 

ですが時間の大切さを分からない人や

分かっていても、どうでもいいことに時間を浪費する人が多いです。

 

そしてあっという間に歳をとり

後悔しながら死んでしまう人はとても多いです。

 

そこで時間を有意義に使えず後悔しないためにも

本書では、時間を有意義に使うための方法が解説されています。

 

『あっという間に人は死ぬから』のまとめ

死ぬことを忘れているから先延ばしにする

大事なことを先延ばしにして

どうでもいいことにばかり時間を使ってしまう理由は

自分が死ぬこと直視せず、見て見ぬふりをするからです。

 

その結果、今やらなくても来年やればいいと考えて

勇気がいることやめんどくさいが本当に大事なことを先延ばしにして

どうでもいいことを優先してしまいます。

 

実際にイラン大学の調査によると

人は自分の死を他人事としてみがちであることが分かりました。

 

ですが人は必ず死ぬ生き物であり

この当たり前の現実を直視せず、時間が無限にあると思い込んで

「今はタイミングではない。そのうち」と思い、ズルズルと先延ばしにしてしまいます。

 

ほとんどの人が死を意識するのは

癌や病などを医者から告知された時くらいで

その時になってはじめて自分が生きられる時間に、限りがああることを気付きます。

 

そして物の見え方が変わり、今やっておくべき大切なことに時間を使い始めます。

 

なので多くの時間を有意義に使おうとするには

今日から「自分がいつか必ず死ぬこと」を忘れないことです。

 

孤独と責任を避けるから先延ばしにする

まず孤独を恐れていると

友達がたくさんいる地元から1人で上京したり

1人で旅行やビジネスを始めることができなくなります。

 

1人になることが怖いからこそ、相手に伝えたいことが言えなかったり

本当に聞きたいことが聞けなくなったりします。

 

このように孤独を避けようとすると

周りに合わせないようにいけなくなるので

自分が本当にしたい行動をすることが難しくなります。

 

次に私たちは責任を避けようとすると

結婚すること、子供を産むこと、大きい買い物をすること、

投資すること、転職することなどを避けてしまいます。

 

すると当然、責任があるけど大事なことや

自分がしたいと思っていることよりも

責任のない安全なことを優先してしまうようになります。

 

このように私たちは前述の死ぬことと

孤独、責任の3つを見てみぬふりをして避けようとすると

大事なことを先延ばしにして時間を浪費してしまいます。

 

死や孤独、責任を当たり前のものと受け入れる

前述の通り、死や孤独、責任を直視していないことが

私たちが大事な行動を先延ばしにしてしまう原因なので

当然、この3つを直視して受け入れることが大事になります。

 

まず死を受け入れることについてですが

そもそも私たちは必ず死ぬ生き物です。

 

寿命以外にも急に病気になったり、

事故に遭ったり、災害にあったりします。

 

つまり、今自分がやりたいと感じていることや大事に思っていることは

いつまでもやれるわけではないですし

毎年やりたいことをやれる可能性は減っています。

 

さらに人は孤独な生き物です。

友達がいても結婚したり、子供ができたら疎遠になったり

家族がいても孤独を感じたりします。

 

そもそも他人と100%分かりあえることができないですし

分かりあえると思えても、それはあくまで先入観を通しての捉え方であり

自分の頭の中のイメージが、そのまま100%相手に伝わっていることではないです。

 

なので自分の痛みや苦しみは自分にしか分からず

生まれた時から人は孤独であり

最後はみんな1人で死ななければならないです。

 

そして、大人になれば自分で全ての責任を

引き受けて生きなければいけません。

 

投資も何に時間を使うかも、全て自己責任になります。

 

これらは当たり前の現実になるので

こういうことを当たり前のこととして受け入れていきます。

 

例えば紙やメモなどに「人は死ぬ。孤独である。責任がある。」と書くなどして

これらの事実を直視できるようにすることで

限りある時間を大事に使おうと意識が働きます。

 

ただ、ずっと死や孤独、責任を意識すると気が滅入るので

大事な決断をするときだけ、これらを当たり前のものとして受け入れることが大事です。

 

自分の本心、価値観に従って時間を使う

「自分が何をしたいか分からない」

「本当にやりたいことが見つからない」という人はいます。

 

ですが、これらが分からないと時間を無駄に使いがちになります。

 

なので自分の価値観や本当に大事なことに時間を使うためにも

自分が本当にどうなりたいかのイメージを見つけておくことが大切です。

 

そして自分の価値観を知るヒントは2つあり

それが「過去の困難な体験」と「子供の頃に夢中になったこと」を思い出すことです。

 

この2つが自分の価値観に大きな影響を与えています。

 

まず「過去の困難な体験」についてですが

これは「自分の人生に起きた困難は何か?」を思い出すことです。

 

これは人生で1番辛かった出来事を思い出すことであり

それはいじめられたことや、病気になった、親から愛されなかった、

受験に失敗した、失恋した、離婚したなどなんでもいいです。

 

そして、その困難な体験を通じて

何が本当に重要だと感じたかを考えます。

 

人生で1番辛かった出来事から、学んだことや感じたことはあるはずです。

 

病気になった人は心身の健康の重要さを感じますし

離婚した人は夫婦関係の築き方を反省したりします。

 

この感じた内容は正解ある必要はなく

いくつでもいいので挙げていくことが大切です。

 

子供の頃に夢中になったことから価値観を探る

次に「子供の頃に夢中になったこと」についてですが

これも2つ確認することがあります。

 

それは「子供の頃に夢中になったものは何か?」を思い出して

その夢中になったものは「どんなところが楽しかったか?」を思い出します。

 

これがそのまま自分の価値観を知るヒントになります。

 

子供のときにゲームが好きなのであれば

そのゲームを通じて勝つこと、オンラインで交流すること

自分の好きな街を作ることなど

ゲームの中でも自分が好きなポイントは人によって異なります。

 

そして、ゲームを通じてオンラインで交流することが好きなのであれば

人と交流することが好きという価値観を持っている可能性が高いです。

 

このように、自分が子供の頃に夢中になっていたことからヒントを得て

その得たヒントの方向へ時間を使うことが大切です。

 

価値観にあった目に見える目標を設定する

自分の価値観がわかれば、その価値観に沿った

目に見える目標を設定することです。

 

なぜなら価値観は進むべき方向性のことなので

具体的な目標ではないからです。

 

例えば「心身の健康が大事」という価値観であるなら

心身の健康とは具体的にどういう状況かを考えます。

 

ここでのポイントは想像することです。

 

例えば1日5時間くらいの労働でフリーランスとして

月40万円を自力で稼げるような状態が「心身の健康」につながるというくらいです。

 

このように自分の中のふわっとした価値観から

具体的に理想の状態を書き出していくことが重要です。

 

目標から日々のやることを決める

そして出した目標から逆算して

日々のやることとやらないことを決めることが大切です。

 

1日5時間くらいの労働でフリーランスとして

月40万円を自力で稼げるような状態を目指すのであれば

とりあえず副業として1日3時間ほど

コンテンツを制作したり、ウェブサイトを作成するための勉強をしたりします。

 

逆に、お酒を飲んだりソシャゲをしたりなど

目標とは関係ないようなことはやらないことです。

 

やることとやらないことをきちんと決めることで

空いた時間にやるべきことを優先的に取り組むことができます。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

自分の時間を有意義に使うための方法が

詳しく解説されている良書だと感じました!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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