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『専業主婦は2億円損をする』の要約

ノンフィクション

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、橘玲さんの

『専業主婦は2億円損をする 』について紹介をしていきます!

 

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『専業主婦は2億円損をする』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと女性に向けて、

専業主婦になってはいけない理由を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・結婚したい人

・専業主婦になりたい人

・彼女 or 妻が専業主婦になりたがっている人

 

本書は、ニュース記事で炎上した1冊ですが

女性も男性も幸せになる

新しい働き方と生き方について解説されています。

 

女性が大学を出て、仮に60歳まで働き続けた場合

だいたい2億1590万円稼ぐことができます。

 

ですが、専業主婦になってしまうと

それだけの大金を稼ぐチャンスを失います。

 

それにもかかわらず、厚生労働省のデータによれば

専業主婦の世帯は未だに約33%であり

つまり3つに1つの家庭が専業主婦です。

 

本書では、専業主婦になってはいけない理由を

深く知ることができる1冊です。

 

『専業主婦は2億円損をする 』のまとめ

専業主婦になると2億円損をする

本書のメインテーマになりますが前述通り、

女性が大学を出て、仮に60歳まで働き続けた場合

だいたい2億1590万円稼ぐことができます。

 

ですが、もし専業主婦になった場合

このお金は1円も入ってきません。

 

もし女性が、非正規のバイトやパートとして働いた場合

生涯賃金は1億2430万円です。

 

これでも大卒の女性が、正規で働いた場合と比較すると

1億円の差が出てしまいます。

 

つまり女性は正社員を辞めた段階で

1億円の損をしてしまうということです。

 

日本の男女の差はまだ大きく

ジェンダーギャップ指数では

日本は156ヶ国中120位という位置で

世界で見ると日本の男女の差は大きいです。

 

さらに、日本では未だに

男が外で働き、女は家を守るという

古い考え方が浸透しています。

 

つまり、男女関係なく

同じ給料をもらえるようになっているのに

専業主婦になってしまえば

せっかくの大卒を活かせないまま

2億円以上の損をしてしまいます。

 

まずはこの事実を

しっかり認識することが重要です。

 

専業主婦は家来になってしまう

とはいえ、未だに働く女性の

約30%は専業主婦になりたいと思っています。

 

そうすれば、辛い仕事も辞めれて

楽しく過ごせると思っていますが、それは大間違いです。

 

専業主婦とは、生活の全てを

夫に依存している人のことです。

 

すると力関係は自然と夫が上で、妻が下になります。

 

喧嘩をするたびに夫から

「誰のおかげで飯が食えているんだ」と言われ

反論ができなくなります。

 

なぜなら専業主婦は、夫がいないと生活できず

主人と家来の関係となってしまいます。

 

言い返して喧嘩になると

「嫌なら家から出ていけ!」と言われます。

 

そして「こんなはずじゃなかった」と思って

正社員になろうとしても

いったん正社員のキャリアを絶ってしまうと

せっかく大学を出たのに、余程のことがなければ

パートか非正規の仕事しか就けません。

 

そうなると経済的な独立はできなくなり

一生ストレスを抱えたまま過ごします。

 

これらを回避するためには

お金を稼いで対等になることです。

 

専業主婦に自己決定権はない

主人と家来の関係になれば

妻のストレスはピークに達します。

 

世の中にはストレスのピークに達した妻が

夫に対してのイライラや恨みを書き込む

だんなDEATH NOTE というサイトがあり

月間18万人が利用しています。

 

記事のタイトルを見るだけでも

地獄のような書き込みで溢れています。

 

そんなに嫌なら離婚すればいいと思いますが

書き込んでいる本人も分かっており

離婚できない理由は、お金を稼げないからです。

 

お金を稼ぐ力がなく

離婚したら子供を引き取れないかもしれず

引き取ったとしてもシングルマザーだと貧困となります。

 

日本はシングルマザーの半数以上が

貧困家庭となっています。

 

養育費を払ってくれるような

稼いでいる男との離婚ならまだしも

大体の場合は、男側もお金がないなどで

養育費を払ってくれないケースが多いです。

 

そのため、このようなサイトで愚痴をいい

嫌いな夫の食事を作り、家事をしなければいけません。

 

つまり、専業主婦になれば

嫌なことを断る余地がなくなります。

 

収入という名のリセットボタン

まだ結婚していない人は

自分達は、円満な家庭を作れて

離婚なんてしないと思う人もいます。

 

ですが、残念なことに

結婚の失敗は交通事故のようなもので

誰にでも起こりうることです。

 

交通事故に遭ったときは

保険に入っていないとまずいように

結婚の失敗がわかったときは

収入がないとまずいです。

 

旦那の愚痴を言いながら我慢して付き合うか

お金のないシングルマザーになるかの

どちらかになるのは非常に厳しいです。

 

もし専業主婦ではなく正規として働いて、

自分でしっかりと稼ぐ力がある場合は、やり直しがききます。

 

収入があればそもそも

「誰のおかげで飯が食えるんだ!」と

夫に言われることもなければ

嫌いになってしまった夫と

我慢して暮らす必要がなくなります。

 

自分で稼ぐ力があれば

シングルマザーになってもやっていけます。

 

そのため、収入というリセットボタンがあれば

より良い人生を選び直すことができます。

 

幸せになりたければ、このように

自分で決めて、嫌なことを断ることが重要です。

 

海外ではニート扱い

世界的に見ても日本は、専業主婦がとても多く

先進国の中ではダントツです。

 

海外で専業主婦が少ないのは

世界では、専業主婦はニート扱いだからです。

 

アメリカでは、本当のお金持ちの家庭だけは

奥さんが専業主婦だったりしますが

夫の年収は、少なくとも数億円レベルです。

 

離婚の際も財産分与で数十億円レベルの

お金を手にすることができます。

 

日本のように年収が1000万円もないのに

妻が専業主婦になっている国は本当に少ないです。

 

先進国ではどこでも共働きが当たり前で

病気でもないのに働いていない女性がいるのは

想像できないことです。

 

子育てを親に任せて働く

子供が小さい頃に子育てをしながら働くのは

とても大変なことです。

 

子育ての時期を乗り越えて

正社員でい続けることが大きなポイントです。

 

そのためには、子育てを実家の両親に任せます。

 

実際に韓国や台湾、中国では

祖父母の手を借りながら、子供を育てることが多いです。

 

すべて自分たちで子育てするのではなく

家族みんなで協力して、子供が小さいときを乗り切ります。

 

実家の両親であれば

仕事を引退している可能性が高く

ぼーっとしているくらいの暇なら

可愛い孫の世話をする方が幸せになれます。

 

親に頼れる状況でない人は

ベビーシッターや家事代行サービスなどの

家政婦を雇うことがいいです。

 

香港やシンガポールでは

フィリピンやインドネシアからやってきた家政婦に

住み込みで働いてもらうのが当たり前です。

 

日本であれば、家政婦は少し高いですが

ベビーシッターや家事代行サービスなどを使って

少しの時間でも協力してもらうと、大きく変わります。

 

とにかく女性は自分のキャリアを

途絶えさせないためにも、

なんとかして子育てを家政婦や両親へ

外注することが大切です。

 

幸せになるために夫婦で1600万円稼ぐ

年収800万円が、お金で得られる幸福度の

限界値と言われています。

 

つまりそれ以上は稼いでも

幸福度はあまり変わらなくなります。

 

年収800万円だと、

お金を気にせずに使える基準です。

 

夫婦であれば2人合わせて

合計1600万円の収入があれば

お金を気にせずに生活ができます。

 

これが幸せと大きく結びついています。

 

逆にお金がないと、不幸を感じやすいのは

常にガス代や水道代、食費などの

些細なお金が気になってしまうからです。

 

夫婦で1600万円を稼ごうとしたときに

夫1人で1600万円稼ぐよりも

夫と妻が協力して1人が800万円ずつ稼ごうとする方が

世帯年収1600万円を達成しやすくなります。

 

少なくとも2人で1000万円までは

協力すれば達成がしやすいです。

 

その代わり家事も夫と平等に分担します。

これでこそ対等な関係です。

 

夫と妻が対等な関係であれば

それが心の余裕となり、円滑な夫婦関係の源となります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

タイトルは、炎上を招くようなものですが

実際は、いい家庭を作るための必読書だと思いました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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