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『私は私のままで生きることにした』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、キム スヒョンさんの

『私は私のままで生きることにした』について紹介をしていきます!

 

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『私は私のままで生きることにした』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

自分から惨めにならない方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・自分らしく生きたい人

・他人と比較してしまう人

・自分が惨めな人

 

経済協力開発機構の統計データ  によると

全世界で最も自殺者数が多い国が韓国であり

リトアニア・スロベニアと続き、日本が入ってきます。

 

これらの国々には「寄り道が許されない社会」という特徴があります。

 

つまり決められた正解の生き方が存在しており

高学歴で大企業に就職し、理想の相手と結婚し

周りが羨むようなマイホームを建てて、子供を産み育てるという

これらのミッションをできるだけ早く

実行しないといけない空気があります。

 

そのため結婚や勉強に向いていない人までもが

勉強していい大学を目指し、良い就職先を見つけて

頑張って結婚しようとします。

 

親や友達、そして知人から一人前の人間と認められるために

頑張って頑張って頑張り続けます。

 

ですが人には向き不向きがあるので

頑張ってもうまくいかないことが多いです。

 

そんなある日、SNSをふと見ると

素晴らしいキャリアや幸せな家庭を築いている人を知り

自分との大差に愕然します。

 

韓国や日本には決められたレールがあるので

そのレールから脱線することに悩む人は多いです。

 

本書では、自分を惨めにさせているものに気付き

自分らしく生きる方法を教えてくれます。

 

『私は私のままで生きることにした』のまとめ

SNSで他人の華やかな生活を見ない

惨めになる最もお手軽で効果的な方法が

SNSで他人の華やかな生活を見て、自分の比較することです。

 

また仮に、自分の方が勝っていたとしても

誰かと比べた段階で不幸を感じてしまいます。

 

つまり比較すると言う行為自体が

不幸になってしまう根本の原因になります。

 

実際にSNSを1日3時間以上利用する青年は

鬱や不安のリスクが2倍になるという結果もあります。

 

自炊したハンバーグが上手くできても

インスタグラムで、美男美女が海外旅行で美味しいものを食べていると

自分がすごく惨めに思えてきます。

 

このように周りを見て比較すると

あるときは誰かに勝ったような気になり

あるときは誰かに負けたかのように感じ、心が不安定になります。

 

さらに、今自分が持っている友達や家族、

仕事などの価値を忘れてしまいます。

 

そしてそれらを避けるためには、必要以上にSNSを見ないことです。

 

実際にSNSは絶えず私たちの気を引き

好奇心で見たゴシップやセレブな生活は、私たちの脳に刻みこまれます。

 

本書では、好奇心を満たすために

惨めさと言う代償を支払っていると書かれています。

 

SNSは情報収集に優れている反面、

何でもかんでも比較してしまうリスクがあるので

1日20分とか、パソコンだけでSNSを見るというように

見る時間を制限することです。

 

できるだけ数字を気にしない

数字があるとどうしても誰かと自分を比べてしまいます。

 

例えば、年齢・年収・身長・偏差値・

フォロワー数・体重・資産額・売上げなど

私たちは何から何まで数字に置き換えるのが好きで

その数字を知ると他の誰かよりも、上か下かが気になってしまいます。

 

実際に、自分の年収を誰かと比べて劣等感を抱いたり安心したりします。

 

このように数字が出た段階で

誰かと自分を比較することになるので、惨めになりやすいです。

 

逆に私たちは三角や丸を比較できないように

人の優しさや、自分の好きなこと、

没頭できること、人への思いやりなどは数字で測れません。

 

このような比べられないものの中に

自分の幸せや大事なことが隠れていることが多いです。

 

そのため本書では

「人生から数字を消そう」と記載されています。

 

数字を全く見ないことは難しいですが

できるだけ見なくて問題ない数字を見ないように意識することです。

 

そうすることで無駄な劣等感や慢心がなくなり

少しずつ数字では測れない大事なものに

目を向けられるようになります。

 

自分以外の何者かになろうとしない

何者かになろうとすることは

今の自分はだめだという自己否定になります。

 

アイドルやモデル、アーティスト、お金持ち、成功者に憧れると

自分は痩せていない、綺麗じゃない、仕事ができないからダメと思えてきます。

 

なので「自分なんて・・・」と卑屈になっていき

だめな自分から何者かになろうと無駄に頑張ってしまいます。

 

頑張ることは大事ですが、

それは自分に才能があることを頑張るときです。

 

人生における遺伝の影響はとてつもなく大きく

大事なことのほとんどは遺伝で決まっています。

 

つまり、才能がないものに関して

努力さえすれば誰でも何者かになれるというのは間違いです。

 

そのため周りに憧れるのではなく

自分に与えられた才能をよく理解して

その才能を発揮できる職業を選ぶこと大切です。

 

自分の才能を活かせているときに「自分は自分でいいな」と思えます。

 

自分の幸せに関心を持つ

「結婚したら幸せになれる」と思い込んでいる人は多いですが

寧ろ結婚して地獄になる人もいます。

 

大事なのは、周りが決めた幸せを追い求めるのではなく

自分にとっての幸せは何かを知って、それを追い求めていくことです。

 

風呂上がりにアイスを食べるのが幸せの人もいれば

海沿いを歩くだけで幸せを感じる人もいれば

筋トレをして幸せを感じる人もいます。

 

このように人それぞれ自分にとっての幸せがあり

それを知ることがとても重要です。

 

著者によると多くの人は「幸せになりたい」と

口ではいうものの、自分が何に幸せを感じるのかを

それほど把握していないといいます。

 

著者自身もそうだったことから「幸福手帳」というものを作り

自分が幸せを感じたときに、

どういう行動で自分が幸せを感じたのかを書き留めるようにしています。

 

こうすることで、落ち込んだ時や疲れている時もすぐに復活しやすいです。

 

しんどい時はしんどいと言う

しんどいのにしんどくないふりをして

苦しいのに苦しくないふりをして

自分の感情を誤魔化していると

だんだん自分に対する感覚が鈍くなります。

 

しかも知らず知らずのうちに

自分を限界まで追い込んでいくことになります。

 

なので、タフそうな人がいきなり会社を辞めたり

思ってもいなかった人がうつ病になったり

死なないと思っていた人が死んでしまったりします。

 

私たちの社会では辛くても弱音を吐かずに

「大丈夫」とタフに頑張ることを美徳としていますが

それは精神的に良くないことなので

シンプルにしんどい時はしんどいと言っていいです。

 

もし弱音を吐く場所が無ければ、日記を書くのが1番いいです。

 

ムカつくこと、日々の不満、考えていること、これからのことなど

日々自分の頭の中に溜まっている思考や感情を

日記に吐き出していくだけで、心がスッキリします。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

他にも自分が惨めにならない方法が、多数書かれていました!

 

本書で一貫していることは、他人目線ではなく

自分目線になって物事を決めていくということでした。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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