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『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじと感想

小説

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、川口俊和さんの

『コーヒーが冷めないうちに』について紹介をしていきます!

 

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『コーヒーが冷めないうちに』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

映画化にもなったベストセラーシリーズの第1作です。

 

本書をオススメしたい人

・感動する話が好きな人

・温かい話が好きな人

・短編が好きな人

 

本作は2018年に映画化 された作品であり

過去に戻れると評判の喫茶店にきた4人の女性が

厳しい条件と限られた時間で過去に戻り

会いたい人と再会し、言えなかったた本当の気持ちを伝える物語です。

 

4つの短編で構成されておりますが

それぞれの話に繋がりがあり

読みやすく、読み応えのある物語です。

 

・人を思いやる気持ち

・大切な人を幸せにしたいと思う気持ち

そんな温かい感情に触れてみたい方におススメの

感動を生むシリーズ作の第1作です。

 

『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ

あらすじの概要

とある街の、とある喫茶店には、不思議な都市伝説があった。

その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという。

ただし、そこにはめんどくさい、非常にめんどくさいルールがあった―。

 

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない

2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない

3.過去に戻れる席には先客がいる

その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ

4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない

5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、

そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

 

めんどくさいルールはこれだけではない

それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

喫茶店の名は、フニクリフニクラ

あなたなら、これだけのルールを聞かされて

それでも過去に戻りたいと思いますか?

 

この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡

第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話

第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話

第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話

第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話

 

あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

コーヒーが冷めないうち より 

 

主要な登場人物

時田 数(ときた かず)

流の従兄妹で美術系の大学生で

流の喫茶店でウェイトレスをしています。

 

時田 流(ときた ながれ)

喫茶店「フニクリフニクラ」のオーナーです。

 

時田 計(ときた けい)

流の奥さん。体が弱く、現在妊婦さんです。

 

ワンピースの女

幽霊です。

いつも同じ席に座り本を読んでいます。

一日に1回席を立ちます。

 

ミキ

流と計の子供で。

 

『コーヒーが冷めないうちに』の感想

それでも会いたい人がいる人の気持ちは感動しかない!

人は後悔する生き物であり、

「あの時、こうすればよかったのに」という気持ちは

誰しもが持っています。

 

また「もしも、過去に戻れるならば」と考えることもあり

そのことを引きずることもあるでしょう。

 

本作では、過去に戻れる喫茶店フニクリフニクラで

過去に戻ってやり直したいと思う登場人物が多く出てきます。

 

しかし、過去に戻るための条件は厳しく

過去に戻ったからといって、現実はまったく変わりません。

 

それを聞くと大抵の人が

「嘘かよ」「じゃあ意味ない」と思いますが

本作で過去に戻る登場人物は

それでも戻りたいという強い気持ちを持っています。

 

背景や戻りたい理由・動機は違えど

気持ちや意見・価値観の思い違いによって

過去に対して深い溝があるうえに

それらを乗り越えた時の登場人物たちの

未来に向かっていく姿は感動しかありませんでした!

 

過去に戻ることで変わったのは「心」であり

現実は変わらなくでも、

わだかまりや後悔が晴れた時には

「心」が変わった前を向けるんだなと強く伝わりました!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

感動のシリーズ作であり代表作である本書は

涙無しでは読めない良作だと思います!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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