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【独学大全】絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、読書猿さんの

『独学大全  絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』

について紹介をしていきます!

 

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『独学大全』について 

本書の概要

本書は700ページ以上の分厚さであり

定価も3000円を超える

高額書籍ながら

なんと20万部を超える

大ベストセラーな1冊です。

 

本書は「独学大全」というタイトル通り

1人で学ぶための知識と技法について

事細かく解説された1冊です。

 

本書の著者である読書猿さんは

ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」を

運営しています。

 

ご本人は「読書猿」と名乗っていますが

幼い頃から読書が大の苦手ででした。

 

そこから、自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて

1997年からメルマガを開始し

2008年にブログを開設されました。

 

ギリシア時代の古典から最新の論文など

先人たちが残してきた

ありとあらゆる知識について

ブログで紹介し、大人気になります。

 

現在も昼間はいち組織人として働きつつ

朝夕の通勤時間と土日をで独学に励んでいいます。

※読書猿さんのブログはこちら

 

そんな読書猿さんによる本書は

分厚くて哲学書のように

ぱっと見は感じてしまいますが

物凄く読みやすい1冊になっています。

 

本書をオススメしたい人

・独学をしたい人

・独学で挫折してしまった人

・独学の方法が分からない人

 

勉強した方がいいことは

誰しもが分かっています。

 

それでも

・やる気が出ない

・時間がない

・続かない

・頭に入らない

・高額スクールに入ったのに成果が出ない

など、独学ではこのような悩みが尽きません。

 

本書はこれらの悩みについて

全て解決してくれる1冊です。

 

構成としては

「無知くん」と「親父さん」という

2人の登場人物の掛け合いでできています。

 

「そもそも独学っている?」という

独学を始めようとする人向けへの解説から

「具体的な数学の学び方」

「適切な資料の整理の仕方」など

独学上級者向けにも解説までされています。

 

本書では独学についての技法が

55個も解説されています。

※55の技法についてはこちら

 

そんな55個の中から

今回は、私のような独学初心者に向けた

4つの技法を厳選します。

 

『独学大全』の要約

1/100プランニング

これは、心が折れない目標を

立てるためのテクニックです。

 

目標を立てても挫折してしまう人の

多く原因は、その目標が高いことです。

 

目標が高すぎると心が折れるので

目標を分解するのですが

この分解方法が「1/100プランニング」です。

 

要は立てた目標を1/100に

細かく分解した目標を立てます。

 

まずは大きな目標を分解するために

数字や値に変換します。

 

例えば

「資格を取得したい」という目標を

立てたとします。

 

次は、この目標を

「資格取得に関する問題集を200ページ解く 」といった

数字で管理できる目標に変換します。

 

そして上記の目標を、1/100に分解すると

「問題集を2ページ解く」になります。

 

「毎日2ページだけ、資格取得に関する問題集を解く」

これだと10分くらいでできそうだな!と思えます。

 

また、この目標を100日続けると

必然と最初に立てた「200ページ解く」という

目標が達成できるようになります。

 

このように大きな目標を

自分が毎日できそうなところまで

分解することが需要です。

 

この「1/100プランニング」は

仕事でも重要です。

 

例えば、上司から

「この200ページ分の資料を、3ヶ月後に完成させてね」

と言われると、かなりビビります。

 

ですが、分解化ができていると

「この資料を3ヶ月で200ページ作ってね。」となり

「3ヶ月間、毎日2ページだけ資料を作ってね」と変換されます。

 

支持されている内容は全く同じですが

分解かできていると、気持ちの面でかなり楽なのです。

 

たかが気持ちの部分ですが

独学で挫折するのは

「やる気」といった気分が大きいです。

 

この自分が立てた目標を

数字で管理できる目標に変換することで

遠くに思っていた目標が

「あれ?思った以上に行けそう!」と感じ

独学に取り掛かりやすくなるのです。

 

グレー時間クレンジング

これは、忙しい生活の中に

自然と独学を組み込む技法です。

 

自分の勉強時間として

使えるか微妙な時間帯を

勉強時間に変えていくことです。

 

例えば、独学を始めようとしたとき

勉強時間を確保するために

計画を立てることが多いと思います。

 

しかしこの手法は危ないです。

なぜなら、忙しくなった時に計画が倒れてしまい

結果、挫折してしまいます。

 

そこで、まずは計画より記録です。

 

自分の生活の実態を知るために

今の自分の行動記録を

正確に取っていきます。

 

仕事に追われていると思っていた人も

ランチに1時間取ったり

帰宅後にインスタグラムや

YouTubeを見ている人はいるはずです。

 

なので、実際は

忙しくないということではなく

自分が何にどれくらい時間をかけているか

正確に把握していないのです。

 

そして、自分の時間をなんとなくで管理すると

勉強時間が取れないのです。

 

そのため、まず1週間は

自分の行動記録を正確に取るのです。

 

行動記録を取ることで

「ここの時間は勉強時間にできそう」など

気付くことができます。

 

そして、自分の時間を

ブラックな時間

グレーな時間

ホワイトな時間 の3つに分類します。

 

ブラックな時間とは

仕事の打ち合わせや睡眠時間など

どう頑張っても勉強時間に

費やせない時間のことです。

 

ホワイトな時間とは

自分の自由な時間のことです。

 

グレーな時間とは

通勤時間やランチの時間など

「勉強することができそうな時間」のことです。

 

行動記録をつけることで

グレーな時間が意外と見つかります。

 

忙しい人がホワイトな時間を増やすことは

とても難しいですが、グレーな時間を見つけて

その時間を少しずつ学習時間に

費していくことが大切です。

 

ランチの時間に1人で読書をしたり

移動中は音声コンテンツで学習など

習慣化している行動を

勉強時間に変えていくのです。

 

でもグレーな時間だからこそ

SNSやソシャゲが捗るんだよ

と言いたい気持ちはすごく分かります。

 

ですが、インスタやソシャゲをしてしまう

特徴について理解することが重要です。

 

ターゲット行動とライバル行動とは

本書では、勉強などの

やるべきだと思っている行動を

ターゲット行動と言います。

 

反対にSNSやソシャゲなどの

無意識でずっとやってしまう行動を

ライバル行動と言います。

 

このライバル行動には

習慣化の秘訣があるのです。

 

ソシャゲなどのライバル行動には

時間を忘れてずっとやってしまうくらい

中毒性があるのですが

この中毒性をターゲット行動に移していきます。

 

例えばソシャゲのように

スコアを更新したり

スタミナの消費やイベントのクリアなど

中毒性のある要素がたくさんあります。

 

これらの要素を資格試験の勉強に

少しでも活かしていきます。

 

毎日のログインボーナスとして

参考書を開くと1ポイント付与する。

2ページ解き終えたら、1ポイント付与する。

10ポイント貯まると

自分へのご褒美にプリンを買う

 

このように中毒性のある要素を

ターゲット行動に移植していくことがおすすめです!

 

ポモドーロテクニック

これは、仕事でも使える

集中力を継続させるテクニックです。

 

作業を集中して行うには

下記の流れがおすすめです。

 

ポモドーロテクニックの流れ

25分作業→5分休憩

上記を4セットした2時間後に

30分の大きな休憩を挟みます。

 

人間の集中力は、長く続きません。

そのため、短いダッシュを繰り返すと

結果的に長く集中できます。

 

出社をして仕事をする人は

なかなか難しいですが

在宅ワークの方は出来そうだなと思います。

 

本書ではキッチンタイマーを使うことで

ポモドーロテクニックを実践することが

おすすめされています。

 

読書法

これは、読書猿さんの真骨頂である

速読の技であり、

ご本人は「問読」と仰っています。

 

本書では「問読」以外にも

「転読」「限読」「刻読」など

13個の読書技について解説されています。

 

さすが「読書猿」と名前に「読書」が付くだけ

読んでいてすごいな!と感じました。

 

その中でも、個人的に

「問読」が1番大切だなと感じました。

 

問読とは

「自分の悩みや疑問はこれだ!」と

ピンポイントな「問い」を持って読書をすることです。

 

本書では、単に情報収集するなら

動画や音声でもいいですが

本だけが持つ特徴を知っておくことの

重要性を説いています。

 

要は、本1冊には

さまざまな情報が入っており

読み手の解釈次第で

以下様にも捉え方が変わるのです。

 

一方、動画や音声は

発信者の視点で発信しているので

どうしても発信者の好みや

発信者なりの解釈が入ってしまいます。

 

それに比べて本は

読み手の状況や好きなペースで

読み手に合った情報を取り入れられます。

 

つまり、本を心底楽しむには

自分だけが今直面している悩みや疑問に合わせた

自分なりの「問い」を持った上で

自分のペースで読書するのです。

 

そして、その「問い」に答えてくれる部分だけを

ピックアップして読めばいいのです。

 

ますます読書をしたいなと

個人的には感じた箇所でした。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

本書は、幅広い層の方に向けた

独学術が網羅されています。

 

独学をしたい人、挫折しそうな人など

独学だけでも悩みはそれぞれあります。

 

そんなとき本書を手元に置いておくことで

独学に関する自分の悩みや問いを

解決してくれる1冊だなと感じました。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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