スポンサーリンク
スポンサーリンク

『いけない』のあらすじと感想について

小説

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、道尾秀介さんの

『いけない』について

紹介をしていきます!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

『いけない』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

もう1度読みたくなってしまう

ミステリー小説です。

 

本書をオススメしたい人

・ミステリー小説が好きな人

・綺麗に騙されたい人

・どんでん返しな作品が好きな人

 

全4章のミステリー小説である本作は

章の終わりにある1枚の写真で

すべてが明らかになります。

 

その写真によって

物語が変わるトリックが

仕掛けられていて

思わず「騙された!」となる作品です。

 

『いけない』のあらすじ

あらすじの概要

各章の最後のページに挟まれた「写真」には、

物語がががらりと変貌するトリックが仕掛けられていて……。

2度読み確実! あまりの面白さが大反響をもたらした、

道尾秀介渾身の超絶ミステリ。

 

第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」

→自殺の名所が招く痛ましい復讐の連鎖。

第二章 「その話を聞かせてはいけない」

→少年が見たのは殺人現場? それとも……。

第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」

→新興宗教の若き女性幹部。本当に自殺か?

終 章 「街の平和を信じてはいけない」

→そして、すべての真実が明らかに……。

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。

いけないより 

 

第一章 「弓投げの崖を見てはいけない」

自殺の名所である「弓投げの崖」で

起こった悲惨な交通事故。

 

被害者の女性の周りで起こる

些細な変化や出来事に

交通事故の犯人を追う刑事は不審に思います。

 

彼女は何を知り、何を隠しているのか。

刑事がたどりついた真実とは?

 

第二章 「その話を聞かせてはいけない」

人種の違いと名前のせいで

学校でいじめられる珂(カー)は

文房具を買っている小さな店で

あるものを目撃します。

 

自分の見たものに疑問を持つ珂でしたが

とあるニュースを見て確信します。

 

その出来事を、唯一話しかけてくれる

同級生の山内に洩らしてしまいます。

珂は見てしまったものをどうするのか?

 

第三章 「絵の謎に気づいてはいけない」

蝦蟇倉市に支部を置く宗教団体「十王還命会」の

「奉仕部」の部長である宮下志穂が、

自宅マンションで遺体で発見されました。

 

先輩刑事の竹梨と新米の水元が

捜査にあたりますが

鑑識から「自殺」とされたことに

水元は、疑問を持ちます。

 

しかし水元は、第一発見者である

十王還命会の幹部・守谷巧と

管理人・中川徹に接触します。

 

水元は自らの信念で

事件を解決しようとしますが…

 

終 章 「街の平和を信じてはいけない」

刑事の竹梨は

7年前の交通事故の

被害者に呼び出されます。

 

不思議に思いながらも

竹梨は指定された公園に向かいます。

 

そこには2人の子供が

自転車で遊びに来ていました。

 

お互いに思いを秘めたまま

話をした2人に対して

街は何もなかったように

そこにありつづけます。

 

『いけない』の感想

味わったことのない体験型ミステリー

本作は、各章の最後のページにある

1枚の写真で全てが発覚します。

 

そのため、ストーリーだけで

完結するわけのではなく

写真をもとに自分で謎解きをする

新しい体験型のミステリー作品になります。

 

そのため、誰かと

考察をしたくなるような作品であり

作中に考察するための伏線が

たくさんあることが素晴らしいです。

 

「あそこってあれよね??」と

何度もページを戻して

思わず確認したくなるような

面白い作品でした!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

今まで味わったことのない

ミステリー作品であり

めちゃくちゃ面白かったです!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました