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『メタ思考 「頭のいい人」の思考法を身につける』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、澤円さんの

『メタ思考 「頭のいい人」の思考法を身につける』について紹介をしていきます!

 

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『メタ思考 「頭のいい人」の思考法を身につける』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

視野を広げて考え方をアップデートする方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・視野を広げたい人

・考え方を常にアップデートしたい人

・より良い人生を送りたい人

 

変化の激しい現代社会では

何が正解で何が間違いかが分かりづらくなっています。

 

実際にかつての日本では、1つの会社で定年まで働くことが正解でしたが

今は転職することが当たり前の世の中になっています。

 

また職種自体も、プロゲーマーやYouTuberなどをはじめとする

自分の好きや得意を活かした仕事をする人が出現し

生成AIによってイラストや動画、文章を生成することもできるようになりました。

 

そのため多くの相談を持ちかけられる著者は

「このまま1つの会社にいていいのだろうか?」といった悩みを

抱える人が増えていると感じています。

 

そこで変化の激しい時代をうまく立ち回る方法として

著者がオススメしているのは「視野を広げること」です。

 

例えば、日本がオワコンだと思う人も

ウクライナやロシア、パレスチナなどに行ってそのから日本を見れば

徴兵制もなく、安くて美味しいご飯が食べられて

言論の自由がある日本の素晴らしさに気付くこともあります。

 

これと同じように私たちも

今自分が置かれている状況を外側から俯瞰することで

気付けることややりたいこと、面白いと感じることが見えてきたりします。

 

そこで本書では著者による

視野を広げて考え方をアップデートする方法が解説されています。

 

『メタ思考 「頭のいい人」の思考法を身につける』のまとめ

1つの価値観に縛られずに視野を広げる

変化の激しい時代を有意義に生きるためには

1つの価値観ではなくいろんな価値観を知って

その中から自分に最適なものを選ぶことがオススメです。

 

例えば1つの会社だけに依存していると

「職場で評価されない = 自分に存在価値がない」

「残業は当たり前」「プライベートよりも仕事を優先させる」といった

その会社だけの価値観に染まりやすくなります。

 

すると視野が狭くなってしまい、息苦しい人生を送るようになります。

 

ですが「こうあるべき」といった価値観は、人や場所によって大きく変わります。

 

そうやって1つの価値観にハマり無駄に疲弊しないためには

まず俯瞰して一段階高い視点から自分の状況を見ることが大切です。

 

このことを「メタ思考」といいます。

 

メタとは、「高い次元の」や「超越した」という意味で

メタ思考とは、今いる場所や支店の外側から今の状況を眺めることを意味します。

 

自分の状況を俯瞰して見ることができれば

絶望することも減りますし、もっと可能性のありそうな場所や

面白そうな場所、稼げそうな仕事の存在に気付けます。

 

そのために私たちは普段から意識的に視野を広げて

「こういう価値観もあるんだな」「こういう会社もあるんだ」ということを知り

できるだけ自分が居心地のいいと思える場所に移動した方がいいです。

 

今所属している組織に軸足を置きながら興味のある分野を探す

視野を広げるために他の場所に行きたくても

会社をやめると困る人もたくさんいると思います。

 

そこでまずは視野を広げるためには、今の会社に軸足を置きながら

自分が興味のあるコミュニティやオンラインサロンに入ったり

副業を始めたり、興味のある人に会ったりして

外側の価値観を持つことが大事になります。

 

株の分散投資と同じイメージで

会社という1つの居場所での評価が低くても

他の居場所があれば、精神的なダメージが少なくなります。

 

さらにたくさんの人と関わることで「自分の給料って意外と安いな」とか

「あれ?今の会社ってブラックじゃね?」とか

「こんな仕事あるんだ!面白そう!」いったことにも気付けます。

 

そうやって広い視野で自分が面白いと思うことや

理想とする働き方の職場へ移動しようとしてみることがオススメです。

 

まずはシンプルに面白いか面白くないのかの判断軸で

行動していくことが大事だと本書では書かれています。

 

会社以外で「ありがとう」と言われることを探す

自分の得意なことを見つけてそれを活かせれば

変化の激しい世界でも生きやすくなれます。

 

例えば自分の声に自信があって、話すのが得意なら

音声配信やラジオ、顔を出さずにYouTubeをして

自分の居場所を探すようなことです。

 

自分の得意なことが見つからないと思う人は

視野が狭いから見つからない可能性があります。

 

1つの会社で評価される能力は限定されていますし

そこで評価されないと自分に得意なことなんてないと思いがちです。

 

しかし場所が変われば短所が長所になったり

意外と見過ごしていた自分の得意なことが見えてくることもあります。

 

会社ではまったく評価されなかった人が

YouTuberになるとめちゃくちゃ人気になるパターンもこれに当てはまります。

 

それを知るためにも1つの場所ではなく、所属先や居場所を分散させた方がいいです。

 

ちなみにここでのポイントは

客観的に得意なことを知るということです。

 

自分が歌が上手くてイケメンだと思っていても

周りからするとそうでもないのであれば

それは本当に得意なこととは言えません。

 

そして客観的に自分の得意なことを知るためには

会社の業務以外で他人から

「ありがとう」や「上手いね」と言われることを探すことです。

 

会社では得意不得意関係なく業務的に感謝されることはありますが

仕事以外で誰かから感謝されることは

客観的に見て自分の得意なことや他の人よりもできることである可能性が高いです。

 

このように色々な人と関わるなかで

客観的に自分の得意なことを探していくことがオススメです。

 

仕事の中で自分が快感を得るポイントを見つける

著者が良く受ける悩みの1つに

「仕事が楽しくない」というものがあります。

 

この悩みを抱く原因としては自分が仕事の中で

どんな作業に快感を覚えるかを知らないまま仕事をしているからだといいます。

 

そこで大事になるのは、仕事の作業の中で

自分がどこに快感を覚えるかを把握することです。

 

例えば営業であれば、自分の思い通りに商談が進むことに快感を得る人もいれば

お客さんから感謝されたときに快感を得る人もいます。

 

そして本書では

「もし自分が快感を覚える要素がないのなら、早急に探す必要がある。

見つからないのなら、そこはもうあなたがいてはいけない場所かもしれない。」と書かれています。

 

つまり自分が今している仕事のなかで

快感を覚えるポイントがないのであれば辞めた方がいいということです。

 

今は仕事がつまらないから早期リタイアを目指す人も多いですが

本書では早期リタイアをしても暇になることにも触れています。

 

つまり自分がどんな作業に快感を覚えるかを理解することは

人生を楽しむうえでとても大事なことだということです。

 

仕事に得意なことをプラスアルファする

この資本主義を機嫌よく生きていくには

仕事に自分の得意なことをプラスアルファして

オンリーワンの存在を目指すことになります。

 

なぜなら資本主義では他人との競争に巻き込まれてしまうと

かなり苦しい思いをするようにできています。

 

例えば、牛丼チェーンである吉野家と松屋とすき家は

3社で競争になっているため、牛丼を値上げすることが難しいので

結果的に利益率が低くなり、人件費も上げづらいです。

 

一方でCoCo壱はほとんど競争がないので

適正な価格でカレーを売ることができるので

利益率も高くなり、人件費も上げやすいです。

 

同じように企業からすると、私たちは労働者という商品であり

同じような能力や資格、経験、学歴で他の人と競争すると

上には上がいるので、かなりキツイ思いをします。

 

さらに企業からすると、替えの利く人材ならば

選んだ人材から1番給料が低い人に仕事をお願いすればいいです。

 

ですが自分が替えの利かない人材になれれば

他の人との競争に巻き込まれなくなるので

CoCo壱のような比較的高い値段で仕事することができます。

 

もちろん他の人と比較して落ち込んだり、嫉妬することも減るので

機嫌よく生きて生きやすくなります。

 

0から競技人口1人の種目を作る

他人と競争しないためには、自分で仕事を作った方が早かったりします。

 

例えば、ラーメンや投資、サッカー、転職などの

特定の分野の情報に特化したYouTuber たちは

過去に存在したわけではなく、自分で作り出した職業になります。

 

これらは元々存在していた仕事ではなく

自分の好きなことと得意なことを活かして作った仕事です。

 

そして自分で作った仕事は競争が極めて少ないので

オンリーワンの存在になりやすいということです。

 

こうなると学歴や資格、経験、キャリアなどで

他の人と比べられなくなり競争に負けるということもなくなります。

 

そして新しい分野の仕事を見つけてオンリーワンになった人たちは

必ずしもこれまでの分野での能力値が高かったわけではなく

視野を広げてチャンスに気づいて

自分の好きなことを活かした結果、上手くいった可能性が高いです。

 

このようにオンリーワンの存在になるということは

難しいことではありますが、決して不可能なことではないということです。

 

そして本書では、最終的にここを目指すことを推奨しています。

 

時間とエネルギーを重要でコントロールできるところに集中させる

前提としてこれまで記載してきたことを実行するために

最初に変えるべきポイントは時間の使い方です。

 

何をするにも時間は必要ですが私たちは人間なので

悩んだり、どうでもいいことに時間を使ったりすることもあります。

 

そのため、今自分が使っている時間を

緊急度・重要度が高くて自分でコントロールできるものに

時間とエネルギーを集中しています。

 

例えば副業や睡眠、ジムでのトレーニングなど

自分が最も価値を感じている物事に時間を使うべきということです。

 

一方で重要なものの中にも取引先の納期の遅れ、会社の売上、上司からの評価のように

自分ではコントロールできないものもあります。

 

それらに関してはじっくりと観察して

自分で動かせる部分がないかを探すことが大切です。

 

もし自分で動かせる部分があるのであればそれを実行し

動かせない部分に関しては放置していいです。

 

もちろん重要度の低いものに関しては

時間があるときや暇なときにやるくらいの程度でいいです。

 

このように自分にとって重要かつコントロールできるものに関しては

時間とエネルギーを集中させることが重要です。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

1つの会社や所属先に固執するのではなく

外の世界に出て視野を広げることの重要性に気付ける1冊です!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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