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『「誰かのため」に生きすぎない 』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、藤野智哉さんの

『「誰かのため」に生きすぎない 』について紹介をしていきます!

 

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『「誰かのため」に生きすぎない 』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

誰かのためではなく、自分を大切にする方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・頑張りすぎる人

・自分を大切にしたい人

・力を抜いて生きたい人

 

日本社会では誰かのため、社会のために自分を犠牲にして頑張る人は多いです。

 

しかし自分のケアを後回しにすると

ちょっとしたことをきっかけにうつ病などの精神疾患になります。

 

実際に厚生労働省のデータによると、精神疾患の患者数は増加傾向にあり

2020年時点でおよそ614万人と過去最多を更新しています。

 

タフそうな人や誰かのために頑張る責任感のある人ほど

無理して頑張ってしまうため、何かの拍子にメンタルがやられたりすることも多いです。

 

本書では誰かのために頑張る人に対して

持病持ちの著者が自分を大切にすることの重要さを解説する1冊です。

 

『「誰かのため」に生きすぎない 』のまとめ

疲れたらまず休む

当たり前の話ですが、スマホのバッテリーが切れたら充電するのと同じで

自分が疲れたときに休まなければ、うつ状態となり何もできなくなります。

 

人によっては自分が疲れているかが分からない人もいますが

疲れているサインはたくさんあります。

 

例えば、テレビや本の内容が頭に入ってこなくなったり

好きな食べ物を食べても「あまり美味しくない」と感じたり

眠れなくなったり、食欲がなくなったり

頭が働かないので仕事でミスが多くなったりします。

 

まずはこのようないつもと違う自分を察知して

「あ、疲れているな」と察知することが大切です。

 

また疲れているときや辛いときに

「甘えるな!」や「休んだら周りに迷惑がかかる」というように

自分にムチを打って頑張るとさらに重症になります。

 

そもそも疲れているときに頑張ってもミスが増えますし

無理をするとうつ病に発展するので

しっかり休んで食事と睡眠をとって休むことが大事です。

 

弱っているときは、自分に課すハードルを下げる

疲れているときや弱っているときに

元気なときと同じように筋トレや勉強、仕事、家事などを

無理矢理してメンタルが悪化する人は多いです。

 

そうならないためには、意識してハードルを下げることです。

 

例えば「今日は歯を磨いたからOK!」「買い物に行けたから十分」などです。

ですが流石に仕事は8時間しないといけない人も多いでしょう。

 

その場合は一時的な不調であるならば、仕事以外のことを手を抜いてみることです。

 

つまり仕事を頑張るのであれば

家事、筋トレ、副業、勉強をサボるという感じで

「今日はこれだけやる。」「これだけ出来たら十分。」と思って過ごすことです。

 

家族のため、将来のために頑張ろう思い

踏ん張ってうつ病になれば元も子もないので

不調なときはハードルを下げることが大切です。

 

心を強くなるより弱くても生き延びられるよう工夫する

筋肉は負荷をかけることで鍛えることができますが

心を鍛えて強くすることはできません。

 

実際にバーベルやスクワットを持ち上げると筋肉は強くなりますが

滝に打たれたり罵声に耐えても心は強くなりません。

 

だからこそキツイことがあっても

工夫やケアによって滅多に折れない心の状態を目指すことが大切です。

 

そのためにはストレスを感じたときに

心が折れないように有給を使ったり

お風呂に入浴剤を入れたり、好きなものを食べたりなど

自分なりのストレス解消法を用意することです。

 

弱っているときはSNSをしない

SNSを見ていると、すごい人、美しい人、優秀な人などの投稿が目に入って

自分のダメさや未熟さに落ち込んだり、ネガティブな情報に飲み込まれたりなどします。

 

実際に自分が元気なときであれば、他人のめでたいことを心から祝福できますが

自分が弱っているときに、他人のめでたいことを心から祝福することは難しいです。

 

SNSを見てすごい人に憧れるのは自由ですが

人間の半分以上が遺伝で決まっていることが多いので

なれないものにはなれないと割り切った方が楽です。

 

とは言え、なかなか割り切ることができない人も多いので

弱っているときくらいは意識してSNSを見ないことがオススメです。

 

弱っているときは自分を大切な友達だと思う

弱っているときは自分のことを大切な友達だと思って

自分に対して優しく語りかけることができれば

少しは自分に優しくすることができます。

 

例えば、同僚や友達が体調を崩したときは

「無理しなくていいよ」や「今日は休みな」といった優しい声をかけます。

 

ですが自分の体調が悪かった場合はおそらく

「甘えんな!」「休んだら置いていかれるぞ!」と

自分にムチを打って頑張ってしまいます。

 

他人には優しくするが自分には厳しくなるからこそ

自分を大切な友達だと思って接することが大事です。

 

苦手な人とは距離を取る

当たり前の話ですが、苦手な人と接していると本当に疲れます。

 

自分が苦手だと思っている場合、大抵それは相手に伝わっていますし

そもそも相手が自分を苦手であったりします。

 

それでも仲良くしないといけないと思う理由は

「みんなと仲良くするべき」という考えがあるからです。

 

しかしSNSを見ていると、自分には理解できない言動をする人が多いので

そもそも誰とでも仲良くできるわけないことが分かります。

 

なので、苦手な人となるべく会わないようにしたり

苦手な人のSNSはミュートにしてみたり

苦手な人が視界に入らないようにするなどして

苦手な人とは距離を取ることが大切です。

 

幸せは期待せずに覚悟するもの

「私は幸せになる」と覚悟することで

仮に1つの道がダメでも別の道で幸せになろうとします。

 

実際に正社員になれなくても、夢が叶わなくても

パートナーと破局しても幸せになれないわけではありません。

 

さらに自分の望む道に進める人はほんの一握りですし

自分の望む道に進めなくても、幸せになっている人はたくさんいます。

 

なので今どれだけ過酷な状況であっても「私は幸せになる」と覚悟すれば

自分から主体的に動くことができますし

たくさんの失敗を通じて心が折れにくくなります。

 

一方で「幸せになりたいな」といった淡い期待をしていると

自分から主体的に動くことができませんし

「幸せになれなかったらどうしよう」という不安も浮かんできます。

 

また期待してダメだったときに「やっぱりダメか」「終わった」といった

深い絶望に堕ちてしまう人もいます。

 

期待しすぎてしまうと必ず失望が生まれてしまいます。

 

だからこそたくさんの失敗で挫折しないために

まず最初に「自分は幸せになる」と決心することです。

 

そうすることで将来的に自分の思い描いた場所ではなくても

ささやかな幸せを感じられる場所へたどり着く可能性が高くなります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

頑張りすぎている人へ寄り添う1冊だと感じました!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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