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『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件?』のあらすじと感想について

小説

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、知念 実希人さんの

『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件?』について紹介をしていきます!

 

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『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件?』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

児童書で初めて本屋大賞にノミネートされた1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・知念 実希人さんが好きな人

・ミステリー作品が好きな人

・本屋大賞ノミネート作が気になる人

 

本作は「硝子の塔の殺人 」や「祈りのカルテ」をはじめ

数々のヒット作を生み出す知念 実希人さんによる

9才から大人まで楽しめる本格ミステリー作品です。

 

「読書は楽しい。そのことを子どもに知ってほしい。」という著者の想いから生まれた本作は

登場人物は小学生と担任の先生、学校を舞台にふしぎな事件が起こるため

子供にとって身近な物語ではあるものの

決して安っぽい内容ではなく本格的なミステリー作品です。

 

年齢問わず、読み応えがあり楽しめる作品となっております。

 

『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件?』のあらすじ

あらすじの概要

(あらすじ)

夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために?

4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!

「ぼくは読者に挑戦する」

名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?

 

(もくじ)

1 ミステリトリオ参上

2 ひみつきちの三人

3 お祭りの夜

4 夜のおじぞうさん

5 だれが金魚をはなしたか?

6 名探偵の名推理

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件? より

 

とある小学校に通う、ミステリトリオと呼ばれる

辻堂天馬、柚木陸、神山美鈴の3人は

同じクラスかつ「ミステリクラブ」という放課後のクラブ活動に所属しています。

 

ある日、3人のクラスの担任である真理子先生から

「今日の水泳の授業は”ある事情で”無くなりました」と伝えられ

水泳の授業を楽しみにしていたクラス一同がガッカリします。

 

しかし、辻堂天馬だけは違い

先生の発した「ある事情」について違和感を持ちます。

 

そして放課後、真理子先生から3人に対して

水泳の授業が無くなった原因となった

「プールに金魚を放った人物」を探して欲しいという依頼から捜査が始まります。

 

『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件?』の感想

大人も楽しめる本格ミステリー作品!

本作は知念 実希人さんが子供に読書を知ってほしいという

強い思いが込められた作品となっています。

 

読書は楽しい。そのことを子どもに知ってほしい。それがこの作品を書いた最大の目的でした。

現代の子どもたちは、テレビやネットなどさまざまな娯楽に囲まれており、本を読む機会が減っています。文章から情景を想像し、地の文を読むことで登場人物の心情を汲み取っていく読書は、心や知能の成長に明らかによい影響を与えます。

本を読む楽しさを知ることは、子どもの未来をきっと豊かにしてくれます。『ミステリクラブ』が、その一助になることを心から願っています。

放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件? 特設サイト より

 

ですが、知念実希人さんが本気で書いたということもあり

内容は幅広い年齢が楽しめる本格的なミステリー作品となっています。

 

舞台は学校、登場人物は小学生とその担任の先生であり

先生からの依頼で小学生たちが謎を追うという展開です。

 

謎の結末自体は、子供らしい理由でありましたが

謎を解く楽しさの過程については、大人でも楽しめる作品だと感じました!

 

また児童書ということもあり、ミステリー独特の事件の生々しさはないので

純粋にミステリーを楽しみたい人やミステリーが好きな人だけでなく

ミステリーを読んでみたい人や普段読書をしないがしてみたい人にとっても

毛嫌いなく楽しめる作品だとも思いました!

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

児童書でありながら、本格的なミステリーである本作は

本屋大賞にノミネートされることに納得できる内容でした!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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