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「習慣が10割」の要約とその成果

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は吉井雅之さんの

「習慣が10割」について紹介します。

本書の印象に残った部分や感想を記載していきます。

 

本書をおすすめしたい人

・継続が苦手な方

・3日坊主になりやすい方

・習慣化する方法を知りたい方

 

本書では習慣化するための

コツを知ることができます。

 

挫折を防ぎながら、習慣にしたいことを

継続することができるようになります。

 

早速、私なりに気になったところや

感想を記載していきます。

 

「習慣が10割」について

人は習慣が10割

まず、タイトルの通り

人は習慣が10割です。

 

そして人は「過去の習慣」でできています。

 

10割って全部じゃん!!って思ってしまいますが

まさにその通りなのです。

 

人を構成するのは全て習慣です。

過去の言動や行動や考え方などの

積み重ねが今の自分であるということです。

 

ただ、上手くいかない時は

「環境が悪い」「才能がない」といってしまいそうですが

これは違うのです。

 

現在の自分自身を作っているのは

全て過去の習慣なのです。

 

どういうことなのか?

そこで、生まれたばかりの赤ちゃんを例に挙げます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんに

才能がいいとか

勉強や仕事ができるとかはないのです。

 

生まれたばかりの能力は、みんな同じです。

 

そこに習慣が積み重なっていくことで

性格や能力が極まっていきます。

 

能力だけでなく、性格も

今までの思考習慣からできています。

 

ネガティブな人は生まれつきネガティブではなく

普段からマイナスに考える習慣がついているだけです。

 

このように、能力や性格は

生まれ持ったものではなく

全て習慣から生まれているのです。

 

習慣=本性

習慣をひとことで言うと

「無意識にやってしまうこと」です。

 

例えば、

靴は左足から履く

お風呂は腕から洗うなど

何も考えずに、勝手にやってしまうようなことです。

 

このような行動は

何千回と繰り返すなかで

勝手に潜在意識に刷り込まれていきます。

 

そして習慣となっていき

無意識でできてしまっているのです。

 

「毎日自炊する!」「毎日英語の勉強をする!」と

考えたり、意気込んでいて行動している時は

習慣にはほど遠い状態です。

 

「気づいたら勝手にスープを作っている」

「無意識のうちに英単語帳を開いている」など、

これくらいのレベルを目指さないと習慣化しないのです。

 

また、習慣はその人自身の性格も作っています。

普段から他人を見下している人が

急に優しくしようとしても

どこかでボロが出ます。

 

無意識のうちに、

普段から人を見下した性格が

出てしまうのです。

 

だからこそ、「習慣=本性」だと言えるのです。

 

しかし面倒なことに

無意識でやっていることは

自分ではなかなか気付けないです。

 

自分でも気付いていないうちに

悪い習慣を継続している可能性があります。

 

そこで最初は

自分の習慣に気付くことが重要です。

 

「この習慣は変えたほうがいいな」と気付いた時点で、

いい習慣を作るための

一歩を踏み出していると言えるレベルです。

 

自分の現在地を知ってから

向かう方向がわかるということです。

 

小さな習慣から始めてみる

習慣を作るうえで3つのコツがあります。

そのうちの1つが「小さな習慣から始める」ことです。

 

いきなり「毎日10km走る」と大きな習慣を決めても

なかなか上手くいかないです。

 

最初は「朝起きたら布団をたたむ」とかでいいです。

この程度でいいのか!?

10km走ると関係ないじゃん!と思いますが

別に構わないのです。

 

正直、続けられるくらいのことなら

なんでもいいのです。

 

「先輩に挨拶する」

「家に帰ったら靴を揃える」とかでもいいのです。

 

何か1つ続けられることができると

自分にとって自信になります。

 

大きな習慣に挑戦をする前に

小さな習慣で「続けること」に

慣れるための準備をします。

 

過去に失敗したことしかなければ

新しいことを始めようとしても

「どうせ今回も失敗するんだな」と考えてしまいます。

 

この考えを取り除くために

成功体験を作って

「自分は続けられる!!」と自信を持つのです。

 

いきなり難しいことから始めずに

まずは小さな習慣から始めて

成功体験を積み重ねることが重要です。

 

「続ける」のではなく「始める」

2つ目のコツは

「続けると考えずに、まずはやってみる」ことです。

 

「絶対に続けないといけない」と気負うのではなく

「とりあえずやってみるか!」程度で

始めてみることです。

 

今までの経験から

「自分は続けられない」と記憶している人は

「続けること=つらいこと」と

脳に刷り込まれています。

 

このような状態で

「続けなければ!」と自分を追い込んでしまうと

脳がつらいと判断して、回避しようとします。

 

そうするとせっかく意識したのに

また続かなくなってしまいます。

 

いきなり「毎日10km走る」と意気込んでしまうと

「毎日続けるのはしんどい」と脳が感じてつらくなります。

 

だからこそ最初は

「とりあえずやってみるかー」くらいの

軽い気持ちで走ったほうがいいです。

 

気負わずに取り組むことで

意外と続けられるかもしれないです。

 

何かに取り組む自分を観察することで

今まで気づかなかった自分の本性にも気付けます。

 

「案外きちんと続いているな」

「大体2週間で飽きてるな」など

認識できていなかったことが分かってくるのです。

 

まずは自分の本性を認識するためにも

軽い気持ちで始めることが大切です。

 

とにかくハードルを下げる

3つ目のコツは

「とにかくハードルを下げる」ことです。

 

習慣化しようとするときに

絶対にやってはいけないことがあります。

 

それは「完璧を目指すこと」です。

 

いざ10kmを走ろうとしたときに

「2km時点は10分で通過する」

「5kmは30分以内で通過する」

「10kmは1時間を切る」など

目標を高く設定してはならないのです。

 

「せっかく走るのだから

これくらいやらないといけない」

そう思う気持ちは分かります。

 

初めてから数日間は

そこそこ真面目に取り組みます。

 

しかし、そこから面倒になって

挫折することで失敗した経験になってしまいます。

 

そこで、なるべくハードルを低く設定するのです。

100m歩くとかでいいです。

 

10km走るには程遠いかもしれません。

しかし、誰だってコンディションが悪かったり

気分が乗らないときだってあります。

 

そんなときに「2km時点は10分で通過する」とか

考えてしまうと気が滅入ってしまいます。

 

そうなれば「ランニング=しんどい」となり

そのままやらなくなります。

 

だからこそ継続できる目標を設定するのです。

 

100m歩くくらいなら

やる気がなくても、日常生活の中でできます。

 

このように最低ラインが低いことで

途切れることなく継続することができます。

 

今日続けられたという実績を積むことを優先するのです。

そして、自分の継続力なんてあてにしてはいけないのです。

 

最後に

ここまで本書の一部を紹介してきました。

 

他にも「楽しくないと習慣は続かない」「目的を明確化する」

「喜ばせる相手を考える」ことについても

本書では書かれています。

 

私も本書を読んだことで

「毎日読書する」「ブログを1記事書く」ことを

今のところ1ヶ月は続けられている状況です。

 

習慣化することに特化した

本書が気になられる方は、是非手に取ってみてください!

 

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