こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、西田文朗さんの
『どん底はツキの始まり 逆境をチャンスに変える成功脳メソッド』
について紹介をしていきます!
『どん底はツキの始まり』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
「どん底から成功するための方法」について
教えてくれる1冊です。
本書ではどん底から成功方法を知り
逆境を恐れずに進むことができる1冊でもあります。
本書をオススメしたい人
・現在どん底にいる人
・逆境を跳ね除けたい人
・どん底から逆転したい人
一生懸命頑張っても
人生には「どん底」のタイミングが
やってくることがあります。
さらにそこからどん底が
再びやってくる場合もあります。
しかしどん底とは
自分を大きく成長させて
成功するチャンスでもあります。
「最悪だ」と多くの人は嘆いてしまいますが
本書では「どん底=チャンス」と捉えて
そこから成功を掴むための手法が解説されています。
『どん底はツキの始まり』の要約
不快の後には喜びが来る
前提として人間の感情は
いつも動いていています。
楽しいことや嬉しいことがあれば「快」
悲しいことや辛いことがあれば「不快」になります。
そして、人間の感情は
快と不快を行き来します。
どちらかの感情がずっと続く訳ではなく
快と不快を繰り返す振り子のようものです。
つまり「快」と「不快」が
交互に来るワンセットになっていて
「どん底だ!」と感じているときは
「不快」の方に感情が大きく傾いています。
そしてこの「不快」の大きさが大きいほど
次に大きい「快」がやってきます。
つまり人間は
大きな苦しみや辛さを克服すると
その後に大きな快感を得るようになっています。
誰でも通過できる試験に合格するより
必死に勉強して国家試験や宅建に合格した方が
達成感が大きいです。
これは苦しい思いや必死に勉強したからこそ
その分大きな達成感を味わえるのです。
よって「どん底」とは
大きな喜びの始まりであり
「どん底にいて辛い」と感じている人は
克服した時に大きな喜びが来ることを
まずは理解することが大切です。
反省はせずに行動する
どん底にいるときに
反省をしてはいけません。
「自分のせいで失敗した」など
落ち込んだときに反省して
自分を責めてしまう人もいます。
しかし人間の脳は
どん底にいるときに考えてしまうと
余計なことを考えてしまって
その状態を抜け出せないようになっています。
つまり反省をしていると
どん底から抜け出せないので
とにかく行動することに尽きます。
もし仕事ができないと落ち込むなら
「どうしよう」と悩むのではなく
いろんな人と話して
何かしらの行動をするのです。
スランプに陥ったアスリートが
黙々と練習するのは
これは思考を止めて
とにかく行動している状態です。
悩みの種類を変える
人間はどん底を乗り越えたときに
大きく能力を向上することができます。
そのために、ぶつかった壁に対して
「積極的闘争本能型の悩み」を持つことです。
積極的闘争本能型の悩みとは
ざっくり言うと
「どうやったらこの壁を越えれるか?」と
考えて悩むことです。
例えば、営業成績が達成できなかったとき
「どうしたら数字が作れるか?」
「営業方法を変えた方がいいな」という
悩みが出てくるはずです。
これが積極的闘争本能型の悩みであり
この悩みを解決するために
一生懸命行動するはずです。
そしてこの悩みを超えたときに
そこには成長した自分がいるはずです。
反対に課題や壁に対してではなく
自分の周囲に対しての不満を
「消極的闘争本能型の悩み」と言います。
営業成績が悪かったときに
「商品がダメだ」「サポートしない上司のせい」など
目の前の課題と向き合わずに
他人や環境への不満を言っても
何も好転しませんし、成長もできません。
周囲のせいにしていると
別の環境にいっても
同じようなことで悩み続けます。
なので落ち込んだ時は
「積極的闘争本能型の悩み」を持ち
状況を打破すれば
どん底を乗り越えて成長できるチャンスとなります。
不快の記憶は上書きできる
ここまでの話を聞いて
「頭では理解できるけど
どん底をチャンスと思えない!」」と
思う人もいらっしゃると思います。
そんな人は本書曰く
「どん底から成功なんて無理」と
思い込んでいるからです。
少しスピリチュアルに聞こえますが
「自分はダメなやつ」や「自分には無理」という
マイナスの認識は人間にとって
無意識に刷り込まれた結果
本当に「ダメなやつ」や「できないやつ」になってしまうのです。
例えば、自分自身を
「仕事ができないやつ」と思うと
仕事に関する「不快」な記憶が溜まります。
そして、どんどん仕事に対して嫌悪感を抱き
実際に仕事ができない人間になります。
しかし、マイナスの記憶が蓄積されていても
最後にプラスな記憶が入れば
マイナスだった物事はプラスな物事だと
上書きされます。
できなかった仕事が
少しできるようになると
「あれ?意外とできるかも?」と思うようなもんです。
このようにプラスの情報を
自分に与えていくことで
「どん底から抜け出せない」と言う
意識を変えていくことができるのです。
失敗を受け入れる
先ほどの話と重複しますが
仮に失敗をしても
プラスの情報を上書きすれば
失敗から立ち直ることができます。
悲しいことや苦しいことがあって
不快な気持ちになりますが
大切なのはそれを受け入れることです。
受け入れた失敗から
改善点をチェックすると
早く立ち直ることができます。
仕事で大きなミスをしたとしても
そのミスを受け入れて
「ミスをしないように次はこうしよう」と
プラスの意識で上書きするのです。
失敗しても不満をこぼして現実逃避をしても
マイナスな情報しか残らないので
どん底から抜け出せないのです。
肯定的な錯覚を持つ
成功者はどん底にいても
そこから這い上がって成功することができます。
そして、凡人と成功者の違いは
肯定的な錯覚の有無です。
例えば「円安」とかで
凡人の人は「円の価値がなくなる!」「やばい!」と
将来に対して否定的な錯覚になります。
これに対して成功者は
「逆にチャンスじゃね?」と肯定的錯覚を持ちます。
あくまでも錯覚なので
未来が当たるわけではありません。
しかし成功者は
「きっと上手くいく」と
未来に対して本気で思っています。
肯定的な錯覚を持つことで
何事もチャンスと捉えて
未来に対して希望を持ち続けられるのです。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
現状どん底な状態であったり
マイナスなことが続いている人は
本書の内容が刺さるのではないかなと感じました!
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください!
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