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『Chatter 頭の中のひとりごと』の要約

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、イーサン・クロスさんの

『Chatter「頭の中のひとりごと」 』について紹介をしていきます!

 

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『Chatter「頭の中のひとりごと」 』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

ピンチな状況でも、前向きになる方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・前向きになりたい人

・絶望な状況でも落ち込みたくない人

・ネガティブ思考な人

 

仕事・恋愛など問わず

自分にとって絶望な状況があっても

「なんとかなる」とポジティブになれる人と

「もうだめだ」とネガティブになる人がいます。

 

おそらく多くの人は

ピンチの時にネガティブ思考に陥ります。

 

実際に令和3年の日本の自殺者数は

21,007人もいます。

 

絶望な状況をポジティブに捉えるには

自分の心の声が重要になります。

 

何かしらの辛い状況に遭遇した時に

心の中で「どうしよう・・終わった・・」と思えば

その心情を信じて、本当の「終わった」と錯覚し

ネガティブ思考になってしまいます。

 

一方、辛い状況に陥ってもポジティブに捉えられる人は

何かやらかしても、本気で「大丈夫」と思っています。

 

だからこそ、その心の声を信じて

絶望すること無く、問題を乗り越えられます。

 

本書では、心の中の声を使って

絶望な状況でも、前を向ける方法を知ることができる1冊です。

 

『Chatter「頭の中のひとりごと」  』のまとめ

辛い出来事が起こると視野が狭くなる

何かしらのミスをしたときに

「もうダメだ、終わった」と思う人もいれば

「大丈夫!なんとかなる」と思う人もいます。

 

ですがほとんどの人が

ネガティブに物事を捉えてしまいます。

 

ですが、これらの辛い出来事が

自分ではなく友達の身に降りかかった場合

おそらく「気にすんなよ」と冷静に思うはずです。

 

しかし自分の身に降りかかった場合は

過剰に反応して、悩み苦しみます。

 

自分の場合に、過剰に反応する理由は

視野が狭くなってしまうからです。

 

ほとんどの人は、自分の身につらい出来事が起こると

視野が狭くなり、冷静さを失い

悩みで頭の中がいっぱいになって絶望します。

 

一方、つらい出来事が起きても

「大丈夫!」とポジティブに捉えられる人は

シンプルに視野が広いだけの人です。

 

視野が広い人は絶望しない

視野の広い人は、仕事で失敗しても

「クビになったら転職すればいい」と楽観的に考えます。

 

好きな人にフラれても

「他にもいい人はいるだろう!」と切り替えられます。

 

このように視野が広い人は

少しのことで絶望することはないです。

 

一方で、視野の狭い人は

視野が狭すぎて、他の選択肢が思い浮かばないので

「仕事で失敗したから死のう」

「フラれたから死にたい」という感じで

すぐに絶望してしまいます。

 

なので、人が前向きに生きるためには

視野を広げることがとても重要です。

 

自分の名前を使って、他人のように語りかける

つらい出来事が起きても

視野を広げられる方法の1つに

自分の名前を使って、

他人のように自分に語りかける方法があります。

 

例えば「ショウ」が

仕事でミスをしたり、失恋したとします。

 

そんなときは、まず自分に

「おいショウ」といった感じで

自分の名前を使って、心の中で自分に語りかけます。

 

「おいショウ、なんで悲しんでるの?」

「おいショウ、また仕事でミスしたらしいな」のように

まずは心の中で、自分の名前をつけて自分に語りかけます。

 

逆に「俺はもうだめだ・・・」と考えると

狭かった視野がさらに狭くなり

落ち込み度合いが加速していきます。

 

ちなみに、緊張するときやイライラするときなどでも

この方法は活用できます。

 

「おいショウ、緊張してるねー」

「おいショウ、イライラして言い返したら負けだぞ!」のような感じです。

 

自分に語りかけることで

目の前の状況と距離をとることで

視野を広げることができることは

科学的に証明されています。

 

自分の名前を呼ぶと視野が広がる理由は

問題を他人事として捉えることができるからです。

 

基本的に自分の名前を呼ぶのは

自分では無く、友達などの第三者です。

 

視野を広げるためには

自分の視点から一瞬でもいいので

他人の視点に切り替えることが大事です。

 

このように、問題の当事者から

第三者の立場に視点を変えることで

精神的なショックを和らげて

合理的に判断することができるようになります。

 

そしてその最適な方法が

自分の名前を使って、自分に語りかけることです。

 

これが本書のメインテーマです。

 

友人にアドバイスするようにする

自分の名前を使って、自分に語りかけられれば

次は友人にアドバイスをするように

自分にアドバイスをするとより効果的です。

 

例えば、好きな人にLINEを送っても無視されたとしても

「おいショウ。なにへこんでんの??

そんなの10年後には笑い話だし

女性なんてたくさんいるから気にすんなよ!!」といった感じで、

友人にアドバイスするように自分にアドバイスをします。

 

仮に友達が、同じ状況で悩んでいれば

このようにアドバイスをするはずです。

 

しかし、いざ自分ごとになれば

慌てて塞ぎ込んでしまい

問題の解決方法なんてないと錯覚します。

 

ですが、何かを成し遂げたいなら

「なんとかなる!」と信じるポジティブさが重要です。

 

そして、前向きな心になるためには

このように、自分の名前で自分に呼びかけて

友達にアドバイスをするように

自分にアドバイスをしてみることです。

 

そうすれば、多くの困難にも

屈することなく、乗り越えることができるようになります。

 

辛かった出来事を15分かけて日記を書く

日記に書くということで

問題と距離をとることができるようになり

気分が和らいでいきます。

 

実際に、心理学者のジェームズ・ペネベーガーは

最も動揺したネガティブな経験について

15分から20分かけて日記に書き出すと

気分が良くなり、医者にかかる頻度が減り

免疫機能が健全になることを証明しました。

 

このような効果が出る理由は

日記をつけることで

イライラの原因がハッキリするからです。

 

ほとんどの人は、ストレスや不安の原因を知らないです。

つまり、漠然とした不安を抱えて

イライラしていることが多いです。

 

仕事でミスしてショックを受けている場合

まず「なぜショックを受けているか」と

その原因を知ることが重要です。

 

それは、「今後のキャリアへの不安」か

「上司や同僚が離れていくことの不安」か

「自分のミスで自己嫌悪になっているのか」など

考えられる原因はたくさんあります。

 

そして、原因がわかれば

問題がまだ解決していなくても、心はスッキリします。

 

なぜなら、自分が抱えている不安に

対処するための方法が、具体的に分かるからです。

 

今なにをすればいいのかが

分かるだけで人は安心します。

 

逆に不安の原因を明らかにしないと

漠然とした不安が永遠に続きます。

 

また、このためにつける日記は

ありのままの自分を100%出す必要があります。

 

そのため、人に見てもらうための

きれいな文章である必要はまったくなく

思ったことを、思った通りに書いていくことが重要です。

 

つらくなったら10年後をイメージする

人はつらい出来事が起きると

視野が狭くなって、今この瞬間だけに集中します。

 

仕事に失敗したり、失恋すると

視野が狭くなって、今この瞬間だけを見てしまいます。

 

しかし、10年後どうなっているかを想像してみると

今この瞬間の失敗や、つらい出来事に惑わされなくなります。

 

今の出来事も、10年後であれば

仕事で失敗したことも、失恋したことも

大したことない出来事となります。

 

実際に研究によれば

人々が困難に直面しているときに

10年後にそれについてどう感じるのかを想像することは

自分の経験を広い視野で見るための

極めて有効な方法と分かりました。

 

同じ経験をした人を探す

これまでの方法をやってみても

まだ不安でどうしようもないときは

自分に起きた経験と

同じ経験をした人を探すと落ち着きます。

 

今の時代はSNSなどで

自分と同じか、それよりもはるかに

ものすごい経験をしている人を見つけられます。

 

そういう人を見ると

視野が人がって、自分に起きている出来事は

それほどひどいものではないと気付けます。

 

そうすると、あっという間に

状況を冷静に見ることができます。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

ピンチに陥ったときに

ネガティブになる人にとっては

とても良書であると感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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