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『シンプルで合理的な人生設計』の要約

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、橘玲さんの

『シンプルで合理的な人生設計』について

紹介をしていきます!

 

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『シンプルで合理的な人生設計』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

幸せな人生を送るための、合理的で具体的な方法を

教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・幸福になる方法を知りたい人

・合理的な考え方が好きな人

・橘玲さんが好きな人

 

著者の橘玲さん曰く

幸せになるためには、3つの資本が重要です。

 

それは資産、仕事、人間関係の3つです。

 

資産は、株や不動産などで

収入を得られていることです。

 

仕事は、自分の能力で

高い評価や給料を得られていることです。

 

人間関係は、家族や恋人、友人がいることです。

 

つまり幸せな人とは

資産を築いているので、お金などもの心配がなく

仕事で稼いで、周囲からの評価を得ており

尚且つ、友達や家族などに囲まれている人です。

 

逆に不幸せな人とは、この3つの資本がない人です。

 

つまり、株や投資信託などの資産がないので

お金の心配が尽きない状態であり

仕事での評価も待遇も低く

友達や家族がいない孤独な人です。

 

合理的に幸せになるためには

自分が手にしていない3つの資本の

どれかを手にすればいいということです。

 

この資産を手にすればするほど

幸福で満たされた状態となります。

 

この3つの資産をすべて手にすることは

使える時間やリソースが限られているので、かなり難しいです。

 

実際に3つの資本がすべて揃っている人は

ほとんどいないことから

まずは、1つずつ資本を増やしていくことが重要です。

 

本書では、それぞれの資産を手にするための

合理的な方法が示された1冊となっています。

 

『シンプルで合理的な人生設計 』のまとめ

長期的に得ができる選択肢をする

人生も映画やゲームと同じように

終わりよければすべてよしです。

 

実際に、若いときに貧乏でモテなくても

歳をとってから大成功をしてモテたら

過去の苦い記憶もいい思い出になります。

 

一方で、若いときにお金があってモテても

歳をとってから貧乏になり、モテなくなると

過去の記憶が悪い思い出となります。

 

つまり「いろいろあったけど、いい人生だった」と

思えるためには、人生の後半が幸福である必要があります。

 

そして、資産、仕事、人間関係の3つの資本を

人生の後半に満たされる状態にしておくと

より幸せになることができます。

 

そのためにはお金や時間を

今の楽しみに使うのではなく

できるだけ人生の後半が幸せになるように使うことが重要です。

 

今したいことよりも

将来のことを優先することはかなりしんどいと思います。

 

本書にも、合理性を突き詰めると

機械のようになると書かれています。

 

ですが、どうせ人間は合理的に生きようとしても

不合理な部分が出てしまう生き物です。

 

そのため、優先順位の1番目は

将来をよくするための合理的な行動をするべきです。

 

そして、その土台を作った後に

今楽しいと思える不合理な行動をとればいいのです。

 

具体的には、将来のために

積み立て投資や勉強などにお金や時間を使い

その後の残ったお金と時間で

今を楽しめる娯楽に使うということです。

 

本書ではこのように、3つの資本への

合理性・不合理性を定義したうえで

未来のための合理的な行動を優先して

その後に、不合理な行動をとることを推奨しています。

 

インデックス投資をする

当たり前の話ですが、お金があれば使わなくても

人生や精神に余裕をもたらしますし

嫌な仕事も辞めることができます。

 

そして本書では、年収800万円、金融資産1億円までは

お金を稼ぐことで幸福感が上がると述べています。

 

そのため、最も効果的に幸せになるには

お金持ちになることです。

 

金融資産1億円と聞けば、難しく感じますが

少なくとも、人生の後半に今よりもお金を増やしておくことは可能です。

 

その第一の選択肢になるのが

アメリカへのインデックス投資です。

 

これはざっくりいうと、

アメリカの主要企業全体への投資を指します。

 

アメリカ企業への投資理由としては

全世界の人口が増え続けており

TwitterやGoogle・Amazonなどを含む

アメリカ発祥の製品やサービスが多いからです。

 

人口が増えれば、それだけ食べ物や不動産、

サービスの利用者が増えることから

アメリカ企業の売り上げは高くなっていき

株価が右肩上がりになるからです。

 

また、株の大暴落も起こり得ますが

それでも投資しておく方が得です。

 

実際に、リーマンショックやコロナ禍で

株価が一時的に下がった後も

株価は右肩上がりになっています。

 

ちなみに、自分で株を選んで投資をしている投資家より

インデックス投資家の方が

82%もいい投資成績をあげていました。

 

そして、投資をしていた場合と、そうでない場合では

人生の後半での金融資産に

大きな格差が出てしまうことも立証されております。

 

毎月一定額をインデックス投資に積み立て投資をするのと

銀行口座へ貯金のみしかしていない場合では

利回りの関係上、数十年後には大きな金額の差が生まれています。

 

なので、給料が入ったら

まずはアメリカ企業へのインデックス投資をし

残りのお金を遊びに使えばいいのです。

 

仕事の評価が高いと収入とメンタルが安定する

仕事とは、どういう資産かというと

働いて稼ぐ能力が高い状態のことです。

 

つまり、名医者や人気YouTuber、

サッカ、起業家、経営者、エリートサラリーマンなどの

特殊なスキルを持った人たちのことです。

 

このような特殊なスキルを持っていれば

収入が高いだけでなく

周りからも尊敬されやすくなります。

 

仕事がめちゃくちゃできる人は

給料が高く、周りから尊敬されるだけでなく

仕事を失うこともないですし

自信があるので自尊心が高くなります。

 

一方で、働いて稼ぐ能力が低いと

特殊なスキルを持っていないことになります。

 

すると、代わりのきく人材であり

給料は上がらず、周りから尊敬もされず

仕事も見つけにくくなり、自尊心が低くなります。

 

その結果、うつ病になりやすいです。

実際にこの知識社会では

高い専門性を持たない人は、会社で居場所を失い

家でも肩身が狭くなるので

うつ病などの精神疾患になるリスクが高くなります。

 

このように、仕事という資産が高いと

収入だけでなく、心と体の健康を守るうえで

とても大切なことです。

 

好きで得意なことに一点集中する

社会が高く評価する能力を身につける方法は

好きで得意なことに一点集中して、能力を磨くことです。

 

つまり若い時は、一点集中するものを探すために

いろんな体験をすることが大切です。

 

そして、それっぽいものが見つかれば

そこに時間を使って一点集中して

そのスキルを高める作業に入り、

世の中の役に立つまでのレベルへ磨き上げます。

 

釣りが好きであれば、

様々な魚の釣り方や特徴について

何を聞かれても答えられるレベルに知識を蓄えたり

釣りの技術を磨くようなイメージです。

 

この時のポイントは、一点集中して能力を磨くことです。

 

なぜなら、あれこれと手を出して

中途半端な能力となってしまうと

その中途半端な能力は、高い値段で買ってもらえないからです。

 

勝てないと思ったらニッチな市場へ逃げる

好きで得意なことに

一点集中することが重要ですが

その努力の結果、その分野で1位になることは

かなりの才能が無いと無理です。

 

野球で大谷翔平さんに勝つようなイメージです。

 

なので、基本的に強者の土俵では戦ってはいけません。

 

メジャーな市場では上には上がいて

本当にどれだけ頑張っても、すごいやつが次々と出てきます。

 

そんなメジャーな分野で頑張り続けても

その頑張りはなかなか報われません。

 

そのため「こいつに勝てない」と思ったら、

その市場を捨ててもっとニッチな市場へ

活動の場を移す必要があります。

 

例えば、ものすごく天才な医者が外科を専攻していれば

自分は泌尿器科を担当するイメージです。

 

ニッチな市場で王者になれれば

十分に敬愛的な自由を得られますし、尊敬もされます。

 

ちなみに、自動車メーカーのスズキは

日本市場ではトヨタに勝てないと思ったので

早くからインドへ主力市場を変えました。

 

その結果、スズキはインドでトップシェアとなりました。

 

このように「こいつには勝てない」と思ったら

その市場を捨てて、深めたスキルを

別のところで活用すれば、活路が見出せます。

 

悪影響な人間関係を減らす

人は自分の周りにいる5人の平均に近づきます。

 

太っている人は、太っている人と友達になりやすく

モテない人は、モテない人と友達になりやすいです。

 

実際に研究では、太った友達ができた後に

体重が増えているという結果も出ました。

 

なぜなら太っている人が身近にいれば

安心して自分も食べ過ぎてしまうからです。

 

つまり、自分の周りの5人を成功者や幸せな人で固めれば

自分もそのような人になりやすいということです。

 

ただ、いきなり成功者と仲良くなることは

相手も交友関係を選んでいることから難しいです。

 

そのため、ここで意識するべきことは

理想の友人を作ることではなく

自分の周囲5人の中で

自分の足を引っ張る人を減らすことです。

 

幸せになりたければ、不幸な友達を

縁を切ることが大事にになります。

 

その人を外せば、自分の周囲5人の平均値は上がります。

 

もちろん損得勘定だけで交友関係を築くのは

道徳的に疑わしいところもあります。

 

そのため、5人に1人か2人くらいを合理的に考えて

一緒にいて自分を押し上げてくれる人を選び

残りの3人くらいは、

くだらないことでも笑えるような友達を選ぶくらいがちょうどいいです。

 

このように誰と付き合うかを意識するだけで

人生は大きく変わっていきます。

 

7~8時間は寝る

当たり前の話ですが、不健康だと

勉強したり、仕事のスキルを高めることはできません。

 

健康のための合理的な行動は

絶対に睡眠時間は7〜8時間とることです。

 

一部のショートスリーパーを除いて

ほとんどの人は十分な睡眠を取らなければ

頭は働きませんし、パフォーマンスも下がり

メンタルにも支障が出てきます。

 

睡眠時間が少なければ、ストレスが溜まり

頭が働かず、凡ミスも増えますし

長期的な目線で見ると健康に悪いです。

 

アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスも

しっかりと毎日7〜8時間眠っているように

健康のためには睡眠を疎かにしてはいけません。

 

また、じっくりと睡眠ができるように

午後以降はコーヒーなどのカフェインを取らないことや

寝る前の1〜2時間は明るい光を見ないように

ブルーライトカットのメガネをかけたり

遮光カーテンを使って寝室を真っ暗にするなどの

工夫も必要となってきます。

 

毎日25分の早歩きと散歩

実際にアメリカ国立がん研究所のデータでは

毎日25分間の散歩をしている人は、運動不足の人よりも

平均で4年近く長生きしていることが分かりました。

 

ちなみに毎日10分のをーキングでさえ

寿命に2年の差が出ていました。

 

ほかにも運動は、乳がんの発症リスクや動脈硬化、

脳の老化や認知症の予防などにも効果があります。

 

たかが散歩と思うかもしれませんが

少し体に負荷をかける運動ですら

健康にとってプラスしかないので行う方がいいでしょう。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

安易な自己啓発本とは違い

データを活用し、合理的に幸福になる方法を提示する本書は

とても良書であると感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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