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『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』の要約について

健康

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、青砥 瑞人さんの

『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』について紹介をしていきます!

 

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『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

ストレスを上手く味方につける方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・ストレスが溜まっている人

・ストレスと上手く付き合いたい人

・ストレスによりイライラしやすい人

 

ストレスと聞くと、どうしてもネガティブな印象を抱きます。

 

実際にストレスによってお腹を壊したり、

不眠症になったり、うつ病になってしまう人はいます。

 

しかしストレスは、必ずしも悪いものだとは限りません。

 

試験や部活の試合みたいに

緊張感のある場面を乗り越えた瞬間に

人は最も大きな達成感を抱くようにできています。

 

逆にストレスがない状態で成し遂げたことは

そこまで嬉しく感じないです。

 

つまりストレスとは、人生のスパイスのようなものであり

かけ過ぎれば毒ですが、適度なストレスは人生を豊かにしてくれます。

 

本書ではそんなストレスと

上手く付き合う方法を知ることができる1冊です。

 

『HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる』のまとめ

脳はネガティブな情報に反応しやすい

私たちの脳は、ネガティブな情報に

反応してしまうようにできています。

 

ニュースでも喜ばしいニュースよりも

殺人事件や、芸能人の不倫などの

ネガティブなニュースに強く反応してしまいます。

 

私たちがネガティブなものに反応しやすい理由は

怖いものに注意を向けてきたことで、先祖代々生き延びてきたからです。

 

私たちの脳の構造は石器時代の頃からほとんど変わっていません。

 

そのころは法律もなく、道も舗装されておらず

安全な住処もなく、食べ物も保存できないことから

猛獣や病気、飢え、怪我などのネガティブな情報に目を向けないと

すぐに死んでしまう過酷な環境でした。

 

ですが現代では、このような危機は無くなりました。

 

しかし、ネガティブな情報に反応しやすいという

脳の特徴が残っていることから

私たちは日々悪いニュースを見つけ出して

無駄に不安になったり、ストレスを溜めている状態となっています。

 

なので、無駄にモヤモヤしたりストレスを感じたくないなら

できるだけネガティブなニュースが

目に入らないように工夫することです。

 

1日で取得できる情報量は限られている

私たちの脳の特徴で

1日で取得できる情報量は限られています。

 

1日でゲームを1本クリアしたり

アニメを40話ぶっ通しで見るのは

情報量が多すぎて、キツいはずです。

 

また、どうでもいいネガティブなニュースに反応するたびに

脳が1日で取得できる情報量を使ってしまっています。

 

本書では実際に

「限られた集中力をネガティブなニュースに費やすのはもったいない」

と書かれています。

 

このように私たちが1日で取得できる情報量には限りがあるので

限られた注意力をネガティブなニュースに向けないことです。

 

自分次第でどうにかなることに意識する

注意を向けるものについては

自分次第でどうにかなることです。

 

私たちの関心ごとは「関心の輪と影響の輪」という2つの輪でできています。

 

関心の輪とは「自分次第でどうにもならないこと」です。

一方、影響の輪とは「自分次第でどうにかなること」です。

 

私たちがついつい反応してしまう

芸能人の不倫、少子化問題、不景気、会社の不祥事などは

いくら気にしたところで、自分ではどうしようもないことです。

 

一方で、自分の言動、仕事、お金の使い方、健康などは

すべて自分次第でどうにかなることです。

 

ストレスを成長や喜びに変えたければ

自分次第でどうにかなることに、1番注意を向けるべきです。

 

ストレスには良い面と悪い面がある

ストレスには良い面と悪い面があります。

ストレスの良い面は、成長や喜びをもたらすことです。

 

第一志望の大学に合格できたときや

就職活動ではじめて内定が出たときなどは

多大なストレスがかかっていたからこそ、大きな喜びが生まれます。

 

ストレスを乗り越えたからこそ

「やった!乗り越えたぞ!!見たか!!!」と歓喜が湧き上がってきます。

 

またストレスから、人は学ぶことができます。

 

テストを受ければ、自分の弱い部分を認識できますし

今までの勉強方法や勉強時間では

第一志望の大学に入ることが難しいことも分かります。

 

このようにストレスを受けたときは、必ず何かを学ぶチャンスです。

 

私たちの脳や体にストレス反応が備わっているのは

成長するためとも言えます。

 

逆にストレスの悪い面は悩んだり、苦しんだりすることで

不眠症やうつ病にさせるものです。

 

「ストレス=学び」と考える

ストレスの良い面だけを引き出す方法は

「ストレス=学び」だと考えることです。

 

ストレスは悪いことではなく、何かを学ぶ機会と考えるだけで

ストレスが減ることがわかっています。

 

なので日常生活でストレスを感じたときは

「このストレスから何が学べるだろう?」と考えることです。

 

例えば、仕事中に同僚に腹立ったとします。

 

このときに、もしその人の言動に腹立った場合

自分がストレスを感じる箇所を学べます。

 

また、自分の言動によって

相手に不快感を与えたことがきっかけかもしれません。

 

このように日常生活でストレスを感じたときに

「このストレスから何が学べるのだろう?」と考えると

ストレスの良い面だけを手に入れることができます。

 

慢性的なストレスを避ける

ストレスの悪い面を避ける方法は

慢性的なストレスを避けることです。

 

どれだけストレスから学べるとはいえ

そのストレスが長期間続いてしまうと、人は段々と耐えられなくなります。

 

つまり短期間のストレスであれば

そこから学びや喜びを見出すことができますが

長期間ストレスにさらされ続けると、人は壊れてしまいます。

 

1日の仕事時間が繁忙期のため1週間だけ16時間だと

「ストレス=学び」と考えて乗り切れるかもしれませんが

ずっと続いてしまうと耐えられません。

 

そうなると、ストレスの悪い面が出てきてしまい

体調不良や不眠、気分障害が引き起こされます。

 

このようにストレスは短期的にしておくべきです。

 

過剰な期待をしない

無駄にストレスを溜め込まないテクニックは

他人に過剰な期待をしないことです。

 

誰だって期待していたものが手に入らないと

落ち込みますし、ストレスを感じます。

 

人に何かを頼んだときは

「これくらいはできるだろう」と勝手に期待値を設定します。

 

そして、出てきたものがそれ以下だと、ストレスを感じるようになります。

 

コンビニで店員にブチギレている人は

コンビニ店員に対しての期待値が高いということです。

 

このように期待値が高いと

ありとあらゆるものにストレスを感じてしまいます。

 

なので、自分の中の期待値はできるだけ下げておき

90点ではなく60点くらいを目指すくらいがいいです。

 

とはいえ「お前に期待していない」というと

相手のモチベーションが下がってしまうので

あくまでも期待していないことを表に出さずに

自分の中でこっそりと期待値を下げておくことです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にもストレスとうまく付き合う方法が

多数紹介されていました。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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