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「2040年の未来予測」の要約と感想

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は日本マイクロソフトの元社長である成毛眞さんの

「2040年の未来予測」について紹介します。

本書の印象に残った部分を記載していきます。

 

本書について

本書が出版されたのは2021年の7月です。

そこから20年後の2040年にの未来の状況について書かれています。

20年後、あなたは何歳だろうか?

ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。

 

iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。

現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。

 

そして、これまでの10年より、

これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。

 

テクノロジーだけでなく、ほかのことも、

気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。

 

地震や災害も、

リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、

明らかに社会制度の破綻しつつある。

 

人口は増えず、老人ばかりの国になるし、

環境問題も悪くなる一方だ。

 

これまでと同じように暮らしていたら、

今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。

 

この本は、あらゆるデータから

導き出されるありのままの未来を書いた。

 

「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。

 

現在を見つめれば、

未来の形をつかむことは誰にでもできる。

 

本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。

読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。

 

引用元:『2040年の未来予測』特設サイト

リンク:https://www.nikkeibp.co.jp/books/promotion/2040mirai/intro/

 

本書をおすすめしたい人

・20年後の未来が気になる方

・将来のことやキャリアについて見直したい方

・これからの生き方を考えたい方

 

テクノロジーや人口問題や環境問題など

統計的なデータをもとに記載されているため、信憑性は高いと感じます。

早速気になった箇所をピックアップします!

 

「2040年の未来予測」について

自動運転は当たり前になる

まず、2040年の通信は「6G」になっています。

まだ「5G」すら普及してない今日ですが、

2040年は通信速度はとんでもなく速く

「6G」で、同時接続数も増えます。

 

2時間の映画が1秒以下でダウンロードができてしまい

全てのものがネットに接続されているよう世界になります。

 

遅くても2030年には自動運転や空飛ぶ車

ドローン配達は当たり前になっており

2040年では更に高機能な製品が出てきているとのことです。

 

全てのものがネットにつながる

今日時点では、スマホやPCやゲーム機や

テレビ、腕時計くらいが

インターネットに繋がっていると思います。

 

しかし2040年は

ほとんどのものがネットに繋がっており

家電や、自動車、鍵、冷蔵庫、家などにも繋がります。

 

簡単にいうと

AIが住人の行動を学習して、

  住人が起きただけで自動でカーテンを開け、テレビをつける

といった世界になります。

 

これらの機能を搭載したAIマンションというものが

アメリカでは既にちらほらと出てきています。

 

人が行動しなくても、

AIが先読みして自動で行動してくれているような世界になるとのことです。

 

日本は更に貧しくなる

2040年の日本は更に貧しくなり、経済的にも悲惨な状態になっています。

 

少子化状態が加速している為ですが、

2019年時点で1億2600万人の人口が、

2040年では1億1000万人になります。

 

更に働ける人が6000万人になるので

経済成長はほとんど見込めないです。

 

同時に経済成長が見込めないので、給料も上がらないです。

 

そのため、わざわざ移民が

日本で働くメリットを感じることはないとのことです。

 

本書では、暗い日本の未来しか想像できないと書かれています。

 

税金はもっと高くなる

日本の借金は世界で一番多い現状ですが、

今後は更に借金が増えます。

 

1番の原因は高齢者が増えることで

医療費や介護費用は更に増えます。

そのため、社会保障は更に高くなります。

 

それを払うのは働ける若い人であり、

消費税と社会保険料をはじめとする税金が上がるのです。

 

水が希少な資源になる

2040年には地球温暖化により

石油よりも水が希少になります。

 

既にアフリカでは気候変動で

水不足に2億5000万人が直面しています。

 

そして2050年には10億人が水不足に直面し、

世界中の都市部で利用できる水が現在の2/3になります。

 

すると水を巡って戦争が起きる可能性も高くなります。

最近「SDGs」の動きが加速しているのも

結構やばい状況に差し掛かっているということです。

 

最後に

ここまで本書のを紹介してきました。

他にも「南海トラフ地震のこと」や

「マンションの価値が下がる」といったことも解説されています。

 

本書の最後に著者からのアドバイスとして

「自分の力で国を変えよう」とか間違っても思うなと書かれています。

 

日本はこの10年で特に変わっておらず、

今後も変わらない傾向が高いからです。

 

「国を忘れて、今後はどう生き残れるかを考えて動け」ということです。

もし本書が気になられた方は、是非手に取ってみてください!

 

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