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すぐやる人になるために【「後回し」にしない技術】の要約とまとめについて

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、イ・ミンギュさんの

『「後回し」にしない技術」』を紹介していきます!

 

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『「後回し」にしない技術』について 

本書の概要

本書は2021年に出版され

韓国で22万部を記録した

ベストセラーになります。

 

ついつい物事を「後回し」にしてしまう人のために

「すぐやる人」になるための

20 の方法が解説されている1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・後回しにする癖を直したい人

・すぐ取り組めるようにしたい人

・後回しにしない方法を知りたい人

 

仕事、筋トレ、課題など

やらないといけないのに

なかなか取り掛かれずに

ついつい後回しにしてしまう人は多いと思います。

 

また「よーしやるぞ!」と意気込んでも

ついつい欲望に負けて

別のことをやってしまうこともあります。

 

それは後回しにしないための方法を

知らないだけなのです。

 

「すぐやる人」になるためには

「意志」ではなく「技術」が必要であることを

本書では解説されています。

 

『「後回し」にしない技術』の要約

実行力は技術である

ソフトバンクの孫正義さんや

メジャーリーガーの大谷翔平選手など

多くの人が思う成功者は多数存在します。

 

彼らが成功した要因は

技術あることや頭がいいからなどありますが

何よりも「実行」したからです。

 

頭の中ですごいアイデアを考えていても

それを実行しなければ

何も生まれないですし

何も成し遂げられません。

 

成果=実行力×力量

上記の公式は

成果の大きさを決めるものです。

 

素晴らしいアイデアを

思いついた人は世の中に

たくさんいると思いますが

そのアイデアを実行しなければ

実行力は0です。

 

つまり実行力が0なら

どんだけすごいアイデアを持っても

成果は0なのです。

 

このように実行力はとても重要ですが

実行するのに意思が足りないと

思う人がたくさんいます。

 

しかし実行力は

生まれつきの遺伝子などではなく

練習さえすれば

誰でも習得できる技術です。

 

この実行力を鍛えれば

「自分は意思が弱い」と

落ち込むこともなくなります。

 

実行力について

実行力は

「決心-実行-維持」でできています。

 

決心

これは目標を決める段階です。

 

「3kg痩せる」

「資格取得する」などの目標を立てます。

 

実行

これは立てた目標に対して

実際に行動する段階です。

 

3kg痩せるなら

「運動する」「食事量を減らす」

 

資格を取得するなら

「テキストを3ページ読む」

「問題を解く」などです。

 

維持

これは3日坊主で終わらせず

ダイエットや資格取得を

達成するまで行動を続ける段階です。

 

これらが実行力の構成です。

以下からは、実行力の各段階で

気をつけるべき部分を、記載していきます。

 

決心する段階で気をつけるポイント

成功のイメージに逃げない

よく目標を達成するために

うまくいくイメージを持てと

言われることがあります。

 

しかし、達成後のイメージを

想像する自己暗示は

効果が少なく、かえってマイナスになります。

 

うまく行った時の状態だけを

イメージする人は

成果を手にする前に挫折しやすく

イメージに逃げる人が多いです。

 

「将来起業する!」と宣言して

それに酔って何もしない人みたいな感じです。

 

ただ成功像だけをイメージするのではなく

成功への道を探すことが重要です。

 

どんな壁があるのかを想定して

克服する方法を事前に知っておくのです。

 

つまり目標を達成したイメージではなく

目標を達成するまでのルートを

正しく理解することの方が重要なのです。

 

ダイエットなら

痩せた自分を想像せずに

どんな方法で痩せるかを考えるのです。

 

資格取得なら

資格を取得したことより

どんなテキストや問題集を使うかを

考えることが大切です。

 

また、ダイエットなら

急に甘いものを食べたくなりますし

資格勉強なら

スマホをついつい見てしまうこともあります。

 

このように予想される障害に対して

どう対策していくか?

どのような道筋で

目標を達成するのか?を

事前に把握することで

目標達成の確率が上がります。

 

スケジュールは逆から立てる

普通スケジュールは

今の状態を起点として

先をどうするかを決めます。

 

受ける資格が決まったから

問題集を選ぶみたいな感じです。

 

しかし本書では

スケジュールは最終的な目標から

立てていくことを述べています。

 

要はこの日に試験を受けるから

ここまでに勉強をしておくみたいな感じです。

 

今を起点として予定を立てると

長期的に重要なことよりも

目の前の急ぎの要件を優先してしまいます。

 

予定を決めても

友達との遊びや合コンなどの

目の前の要件を優先してしまい

本来の予定が先延ばしになります。

 

反対に目標からスケジュールを立てると

目標達成までに必要なことが

分かりやすくなるのです。

 

1ヶ月で3kg痩せるなら

2週間で1.5kgは減らしておきたいから

ジムに週2回と

ランニングが週4回は必要だなと

やるべきことが明確になります。

 

あらかじめ予定時間を見積もれるので

予定も先延ばしにしづらく

途中でお誘いがきても

明確な日時が決まっているので

受けられなくなります。

 

このように、逆から予定を立てると

目の前の誘惑に惑わされなくなり

目標に対して集中しやすくなります。

 

目標は宣言しちゃう

友達、家族、恋人など

誰でもいいので

目標を決心したときは

周囲の人に宣言するのです。

 

人間は自分の考えを人に公開すると

それを最後まで守ろうとします。

 

反対に自分の中だけにとどめると

簡単に決心が揺れてまって

挫折しやすくなります。

 

密かな決心は決心していないと

同様だと思ってもいいくらいで

誰かに宣言するだけで

目標達成の効果は格段に上がります。

 

宣言するのは恥ずかしいと

思う人も多いと思います。

 

そういう人はSNSに

書き込んだりすることでも構わないです。

 

大切なことは他人が見えるように

自分の目標を公開することです。

 

また、繰り返して目標を公開することや

達成できなかった時の

罰ゲームなども考えておくと

さらに達成確率が上がります。

 

実行の段階で気をつけるポイント

最初の1%に全力投球

「たった1%?」と

思ってしまうかもしれません。

ですが最初の1%が大切なのです。

 

勉強や禁煙など

目標は立てたけどやる気が出なくて

実行できないことはあります。

 

そんなときは嫌になれば辞めるかー程度で

取り敢えず最初の1%の部分に

全力投球するのです。

 

ライターを捨てる

テキストの1ページ目を読む

問題集を開く などの

すぐに手をつけられるような

小さなことから始めてみることが

重要なのです。

 

やる気が起きないことでも

実際に取り掛かれば

案外続いてしまうものなので

最初の取り掛かりが本当に大切です。

 

「取り敢えず5分だけ取り組むか・・」と

思って始めた仕事も

少し取り組むだけで

意外と集中できたりします。

 

そして、そのためには

極力分割して作業する方がいいです。

 

「テキストを3ページ分解く」と

考えてしまうと大きなことに思えて

取り掛かるまで時間がかかります。

 

そのため小さく分割して

「取り敢えず1問だけ解く」と

することがおすすめです。

 

実際、小さいことから始めると

案外目標以上に進めてしまうのです。

 

締め切りは2つ作る

取り掛かった頃は

期限まで余裕があったのに

気がつけば期限ギリギリになったことは

多くの人が経験していると思います。

 

実行力の高い人は

締め切りを2つ作ることで

これに対応しています。

 

普通は「○日までに終わらせる」という

終了のデッドラインを決めます。

 

しかし実行力の高い人は

「いつから作業開始をするか」という

開始のデッドラインを決めています。

 

これを決めることで

取り掛かりが遅くなってしまうことを

避けられます。

 

「締め切り」という言葉は

プレッシャーが大きく感じます。

 

終了日だけの締め切りだと

締め切り前に焦ってしまうだけですが

開始日の締め切りを決めると

「この日までに始めなければいけない」という

緊張感を持つことができます。

 

目標を立てるときは

取り掛かり日を決めることで

遅くスタートしてしまう危険を

避けることができます。

 

維持の段階で気をつけるポイント

目標から目を逸らさない

目標を達成したいなら

「どうすれば達成するか」と

執着することが重要です。

 

余計なことを考えたり、心配はせずに

目標達成のために

考える時間を増やすのです。

 

「どうすれば痩せれるか」

「何をすれば試験に受かるか」

このことだけに集中するのです。

 

「ジムをサボったらどうしよう」

「試験に落ちたらどうしよう」など

余計なことは考えないのです。

 

常に目標を見据えていれば

目標を忘れたり

誘惑に負けることもないです。

 

また、目標について常に考えると

関連情報が勝手に入ってきます。

 

人間はあることに集中すれば

アンテナが張ることで

目標に関連した情報を勝手に集めるのです。

 

達成するまでチャレンジし続ける

設定した目標が

期間内に達成できなかったり

失敗してしまうかもしれません。

 

しかし、2度3度と

挑戦することで成功確率は高まります。

 

だからこそ諦めずに

何度も努力を継続すれば

いつか結果が出る瞬間は訪れます。

 

よく聞くことですが

挑戦は途中で諦めると「失敗」になりますが

諦めなければ「失敗」ではないのです。

 

つまり「失敗」を決めるのは自分自身なので

1回の挑戦でへこたれずに

何度も挑戦することが大事です。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書を通じて

「すぐやる人」になれるための

実行力について学ぶことができました。

 

また、実行力の各段階での

ポイントも細かく書かれており

習得ができるものだと感じました。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

 

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