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『運動脳』の要約について

健康

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、アンデシュ・ハンセンさんの

『運動脳』について

紹介をしていきます!

 

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『運動脳』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

スウェーデンで67万部を超えた

脳に関するベストセラー」です。

 

本書をオススメしたい人

・運動と脳の関係を知りたい人

・運動の効果を知りたい人

・ベストセラーが気になる人

 

本書は、運動は脳に

めちゃくちゃ良いことを

教えてくれる内容です。

 

運動することで

「集中力アップ」「記憶力の改善」

「想像力の向上」「ストレス軽減」

「モチベーションアップ」など

さまざまな効果があります。

 

運動するだけで

脳に及ぼす良い影響とメカニズムを

詳しく知ることができる1冊です。

 

『運動脳』のまとめ

運動は脳の領域の連携を強くする

運動が脳に与える影響の前に

脳自体の仕組みについて

ザックリ解説していきます。

 

脳はおよそ1000億もの細胞で

構成されています。

 

さらに、その1つ1つの細胞は

それぞれ何万個もの

別の細胞と繋がっています。

 

このように脳は

非常に複雑な構造になっています。

 

ストレス軽減

嫌なことや辛いことがあると

脳からとあるホルモンが分泌されます。

 

そしてこのホルモンは

身体中を巡って腎臓にある

副腎という器官を刺激します。

 

すると今度は副腎から

コルチゾールというホルモンが分泌され

別名をストレスホルモンと言います。

 

血中にコルチゾールの濃度が増えると

心拍数が上がると

ストレスを感じている状態になります。

 

このコルチゾールが増えすぎると

非常にまずいことになり

ここで重要になるのは

脳内にある海馬という部分です。

 

海馬は記憶が収納される場所ですが

感情を爆発させない

ブレーキの役割もあります。

 

つまり海馬がストレスを軽減し

運動することで海馬は強くなります。

 

運動によって強くなった海馬が

ストレス反応に対して

ブレーキをかけてくれるようになり

ストレスに強い身体になります。

 

集中力アップ

脳の中にある前頭葉という部分は

情報を処理する場所でありますが

周りからの情報量が多いと

処理しきれなくなります。

 

そうなると、周りのことが気になって

集中力が失われていきます。

 

そしてこの前頭葉は

運動することで活性化します。

 

つまり身体を動かすと

周りからの情報をスムーズに

処理することができるようになり

集中しやすくなります。

 

気分の落ち込みを防ぐ

運動することで気分が晴れやかになり

うつ病を防ぐ効果もあります。

 

運動することで

ドーパミン、ノルアドレナリン

セロトニンというものが分泌されます。

 

ドーパミンは分泌されることで

気持ちが高揚してきます。

 

すると、意欲や活力がみなぎり

気持ちの落ち込みを防ぎます。

 

ノルアドレナリンもドーパミンと同じく

やる気や集中力を促す物質です。

 

ノルアドレナリンが足りなければ

疲労感や気持ちが落ち込みますが

多すぎると、興奮して

落ち着きがなくなります。

 

セロトニンには

興奮した脳を鎮める効果があります。

 

悩みや不安を和らげて

心が落ち着くようになります。

 

これら3つの物質は

運動することで分泌量が増えることから

運動すると気持ちが晴れやかになります。

 

さらに運動することで

脳内にBDNFという物質が作られます。

 

BDNFとは、脳内の細胞が

傷付いたり死滅しないように

保護してくれる物質です。

 

また、BDNFは

新しく生まれた細胞の成長を促したり

細胞同士のつながりを強くしたり

細胞の老化を遅らせる効果もあります。

 

運動をすることで

たくさんの物質が分泌され

気分の落ち込みやうつ病を予防できます。

 

記憶力の改善

脳は25歳ごろをピークに

それ以降はどんどん小さくなります。

 

だからこそ、年齢を重ねるごとに

物覚えが悪くなります。

 

しかし、週に3回40分ほど歩くと

記憶を収納する海馬の縮小を止めて

逆に大きくなることが分かりました。

 

運動することでBDNFが生まれ

これにより海馬の成長が促されます。

 

想像力の向上

運動は、人間の発想力を

豊かにする効果もあります。

 

それは脳内にある

視床という部分の働きがよくなるからです。

 

視床は身の回りの

視覚情報や温度、音などの

あらゆる情報から

意識するものを選ぶ器官です。

 

街の中を歩いていて

たくさんの看板の中から

自分と関係しているものに

意識が向くような感じです。

 

普段は情報量が多すぎると

生活がままならなくなることから

視床がフィルターのような役割となって

情報の制御をしています。

 

ドーパミンの量が適量であると

視床が正常に機能します。

 

そこで発想力を上げるために

運動してあえてドーパミンを増やします。

 

こうなると大量の情報が

脳に流れ込むようになり

普通の人とは違う視点で

物事を捉えるきっかけになります。

 

脳の他の機能が正常から

病気にまで至らないと

本書で書かれており

適度な運動が

想像力を上げる効果があります。

 

少しの運動でも効果あり!

実は、1歩歩くだけでも

脳のためになります。

 

もちろん長い時間運動することに

越したことはありませんが

少し身体を動かすだけでも

十分な効果があります。

 

なのでまずは

自分が楽しいと思える範囲で

運動することがあすすめです。

 

1つの目安として

30分のウォーキングです。

 

これを継続していると

脳に高い効果があります。

 

そして脳のコンディションを

最大にしたいのであれば

週に3回、45分ほどのランニングです。

 

あくまでも目安ではありますが

BDNFを増やすには

・心拍数を上げること

・有酸素運動をすること

がポイントとなってきます。

 

なので、運動をするときは

この2つを意識するといいです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

そこまで大がかりではない

ウォーキングやランニングのような有酸素運動で

脳に与える良い影響が

とても多いことが学べました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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