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『心が震えるか、否か。』から分かる香川真司の現在とこれまでの移籍について

エッセイ

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、香川真司さんの

『心が震えるか、否か。』を紹介していきます!

 

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『心が震えるか、否か。』について 

本書の概要

本書は2021年に出版され

香川真司のサッカーを始めた頃から

ドルトムント・マンチェスター・ユナイテッドなどの

欧州で10年以上戦ってきた

軌跡について赤裸々に記されています。

 

ギリシャのPAOKに至るまで

香川真司が何を考えて決断し

各クラブやW杯で感じたことが

生々しく書かれています。

 

本書をオススメしたい人

・香川真司が好きな人

・香川真司のキャリアが気になる人

・一流アスリートの考え方が気になる人

 

本書は全8章立てで

香川真司がサッカーを始めて

13歳で仙台に行った頃から

ギリシャのPAOKに

移籍するところまでが書かれています。

 

本書目次

1章 @SENDAI 13歳で縁もゆかりもない街へ。

2章 @OSAKA 恩人たちとの出会い

3章 @DORTMUND 熱狂を巻きおこす

4章 @MANCHESTER 期待と重圧、そして挫折

5章 @DORTMUND 原点に立ち返る

6章 @RUSSIA ロシアW杯ドキュメント

7章 @ISTANBUL 測りきれなかった、想いの強さ

8章 @ZARAGOZA→@THESSALONIKI 信念を貫く

引用元:心が震えるか、否か。

 

また、本書の共著者である

ミムラユウスケさんは

香川真司を日本で1番インタビューした人」であり

この人だからこそ

香川真司は本音を曝け出しているのだろうと

本書全体を通して感じます。

 

香川選手は

マンチェスターユナイテッドに行き

歴代日本人のサッカー選手で

最高地点と言っても過言ではない活躍でした。

 

ですが、個人的には

ドルトムントに戻ったあたりからの

キャリアや挫折・考え方が

非常に胸を打たれたので

今回はこの辺りを中心に記載していきます。

 

栄光と挫折を経験して

現在の香川真司がどうなっているのか

本書を通じて紹介していきます。

 

『心が震えるか、否か。』の要約

マンチェスターユナイテッドまでの香川真司

香川真司のマンU時代までの

キャリアを簡単にまとめると、以下になります。

 

小学~高校時代

小学1年からサッカーを始め

小学5年生の時には神戸NKサッカークラブに所属。

 

サッカーを極めるために

13歳で縁もゆかりもない仙台に引っ越して

FCみやぎバルセロナのジュニアユースに所属

ナショナルトレセンやU-15日本代表にも選出。

 

宮城県黒川高等学校に進学し

高校2年生の時にU-18東北代表に飛び級で選出される。

 

セレッソ大阪時代

2006年

セレッソ大阪と契約をしますが

高校卒業前の選手がプロ契約を結ぶのは

Jクラブのユース所属選手が

トップチームに昇格した場合を除くと史上初のことでした。

 

2008年

本来の世代であるU-19代表だけでなく

U-23の北京五輪日本代表にも飛び級で選出されます。

 

リーグ戦では35試合の出場で

16得点10アシストを記録します。

 

2010年

C大阪でのラストマッチとなる

5月15日のヴィッセル神戸戦で

自身初となる直接FKで決勝点を挙げます。

 

わずか2ヶ月半で

11試合7得点と強烈な印象を残して

海外移籍を決定します。

 

ボルシア・ドルトムント時代

2010-11 リーグ戦18試合出場 8ゴール7アシスト

2011-12 リーグ戦31試合出場13得点10アシスト

 

この香川の大活躍で

ドルトムントは2シーズン連続で

競合バイエルンを下して

ブンデスリーガ2連覇を達成します。

 

中心人物であり大活躍をした香川真司は

ヨーロッパのビッグクラブである

マンチェスターユナイテッドへ移籍します。

 

マンチェスターユナイテッド時代

2012-13シーズンでは

3月2日のノリッジ戦で

アジア出身選手初のハットトリック

達成するなどの活躍で

翌年以降も期待されます。

 

しかし、翌年監督が変わると

ハマることなく退団します。

 

また、2014年には

ブラジルW杯で惨敗してしまい

古巣ドルトムントに復帰します。

 

ここまでの活躍っぷりや経緯については

本書の第4章までの部分になります。

 

日本人最高級の活躍ぶりであり

輝かしく見える一方

ここから先のキャリアでは

大きく挫折をすることになります。

 

2014-15 理想とのギャップ

ドルトムントに復帰した香川は

「ドイツに戻れば、前みたいにゴールを量産できる」と

考えていました。

 

しかしチームは怪我人が続出し低迷すると

かつての恩師であるクロップ監督に

胸ぐらを掴まれるところを

スクープされる始末でした。

 

勿論そんなチーム状況で

活躍することは難しく

このシーズンは 28出場で5ゴールと

本来の期待値からは

大きく外れる結果となりました。

 

2015-16 肉体改造とポジション変更

復帰して2シーズン目になるとき

「100%サッカーに集中出来ていない」

と感じるようになります。

 

そして、活躍するために

パーソナルトレーナーと契約して

肉体改造に励みます。

 

すると新監督から

今までと違うポジションを提案されると

前半戦は17試合4ゴール7アシストと大活躍します。

 

しかし日本代表の試合のための

長距離移動でコンディションを崩すと

徐々に試合出場機会が減ります。

 

挙句の果てには

ベンチ外にまでなってしまい

この頃の香川真司は

思い通り行かない現実に

不貞腐れてしまいます。

 

しかし、考えた末

監督の元に訪れ、向かい合って話したことにより

シーズン終盤には復活します。

 

そして、リーグ公式サイトの

ベストイレブンに選ばれます。

 

2016-17かつての仲間の檄

復帰して3シーズン目となった

2016年には例年以上に

才能のある若手選手がチームに入団します。

 

そこで、普段はめっちゃ負けず嫌いで

雑草魂のお手本のような香川でしたが

「あいつらスゴいから

 あいつらを活かしたら勝てる」と

達観して小さくまとまってしまいました。

 

そのことより持ち味である

積極性が失われていき

攻撃面で結果が残せなくなります。

 

そんな香川を見た少年時代の仲間や

元チームメイトから

「土のグラウンドで先輩に挑んだ

 あの頃の泥臭さはどこへ行った?」

「若い頃のガツガツした姿勢はないのか?」

「天才プレーヤーにでもなったのか?」など

 

かなり過激な言葉をもらった香川は

ハングリー精神を取り戻します。

 

また、そのギラつきを

監督も認めたことで出場機会が増えます。

 

そして、シーズン最後のカップ戦で

先発出場をすると勝利に貢献し

チームを優勝に導きました。

 

ようやく監督に認められたと思った矢先

監督自身が練習から選手に厳しかったため

選手に嫌われてしまい、解任となります。

 

この後もこのような

浮き沈みの大きいシーズンを

過ごしてしまうことになります。

 

2017-18ロシアW杯への焦り

2018年に開催されるロシアW杯の

メンバーに入るために

アピールを続けていました。

 

しかし、肩の脱臼や左足首の靭帯の損傷で

怪我に悩まされます。

 

2018年5月に西野監督が

ドイツに練習視察に来るも

痛みが治らずに練習すら出来ない香川は

「この先の選手生命が短くなっても

 W杯を戦いたい!」とアピールします。

 

そして5月12日のリーグ最終戦に

ギリギリ間に合います。

途中出場から3ヶ月ぶりに復帰するも

後半30分に後ろ向きで頭から転倒すると

軽い脳震盪で大ピンチになります。

 

プレー続行は危険な状態でしたが

両チームとも試合結果がこのままの状態で

問題がなかったため

パスを回すだけの試合となったので

なんとか試合終了まで乗り切れました。

 

その後無事にメンバーに選ばれた香川は

ポーランド戦を除く3試合に出場して

1ゴール1アシストと

日本代表のベスト16進出に貢献しました。

 

スペイン挑戦と現実

W杯を終えて夢だった

スペイン移籍に向けて準備をしますが

具体的なオファーが無かったことから

ドルトムントに残留します。

 

しかし、ポジション争いに負け

新監督の構想外となった上に

監督と揉めたことで

冬の移籍に向けて全力で動きます。

 

しかし2019年1月に、移籍市場が開かれるも

スペインクラブからオファーが来ません。

 

ただ、その中で熱心にオファーを続けた

トルコのベシクタシュに

心が動いた香川は移籍を決意します。

 

すると期待に応えるように

デビュー戦で後半36分からの出場ながら

2ゴールを決めます。

 

強烈なデビューを決めた香川でしたが

ベシクタシュの練習のぬるさに

強烈なショックを受けました。

 

ストレッチなど一切なく

緊張感も全くなく

ダラダラと練習する横で

香川は真剣に練習をします。

 

しかしその姿を見たチームメイトから

「ここはトルコだぜ?」と言われ

頑張ることが違うという風潮でした。

 

そんな中、慣れない練習のペースに

肉離れを起こしてしまい

結局14試合出場で4ゴール2アシストと

目立った活躍がないままシーズンを終えます。

 

夢のスペインと苦悩

2019年夏、何度も香川を熱心に誘う

スペイン2部のサラコザに移籍します。

 

しかし開幕戦で

ある違和感に気づきます。

 

「土が硬い」

 

スペインの土は

ドイツやイングランドと比べて硬く

それにより足に豆ができて出血します。

 

しかも、土の硬さから

香川の得意なプレーをすると

足に痛みを感じることから

効果的なプレーが出来ませんでした。

 

すると徐々に監督の信頼を失い

出場機会が減ると

海外挑戦してすぐに日本に帰る選手の気持ちを

初めて知るくらい精神的に追い込まれました。

 

しかし新型コロナウイルスの関係上

帰国が出来ず、シーズンが中断すると

足の怪我の療養と

スペイン語の習得に力を入れました。

 

そして、足の怪我が和らぎ

チームメイトとのコミュニケーションが

取れるようになり

徐々に出場機会が増えました。

 

しかしチームは1部昇格できませんでした。

 

2020-2022 現在に至る

サラゴザでの2シーズン目を迎えるも

新加入の選手の関係で

選手登録から外されて契約解除になります。

 

夢だったスペインでの舞台は

散々なものとなり

ついに所属先がなくなります。

 

2021年1月にギリシャのPAOKに

移籍が決定するも

試合で活躍できずに退団します。

 

そして2022年1月10日に

ベルギーのシント=トロイデンに移籍すると

再起を誓って現在も奮闘しています。

 

『心が震えるか、否か。』の感想

苦しむ姿が生々しい

香川選手はマンチェスターユナイテッドに

加入するまでは

多少の挫折を経験するも

順調にステップアップをしていました。

 

しかし、そこから先の苦悩は

メディアでは決して出ることのないくらい

生々しく記されています。

 

露出がそこまで多くなく

日本人からしたらスターでありながら

私たちからでは想像できないくらい挫折をされています。

 

それでも必死に

ヨーロッパやスペインでプレーをし続ける

香川選手の姿にページが進みます。

 

香川選手の書籍の貴重さ

こんだけ活躍している香川選手なのに

書籍の数が少ないように感じる人も多いと思います。

 

実際、香川選手も

書籍に対して最初はマイナスなイメージでした。

 

本を出さないか?

そう言われたのはいつだったかな?

あれはドルトムントの時だったかと。

自分は最初あまり乗り気ではなかったことを覚えている。

自分の本を出すって。

皆さんは興味あるの?

何を知りたいの?

引用元:香川真司オフィシャルブログ

 

ですが、香川さん自身

以下のように本書について語っています。

 

この時代。

今はインターネットでなんでも調べる事が出来る。

自分が知りたい情報は 自分で調べる事が出来る。

そんな時代。

本を出す意味をしっかり考えなくてはいけないと感じました。

 

5年近く前の話だから、詳しく思いだすのは難しいけど、

最初に自分の中で2つの事を大事にしてこの本を作った。

 

・自分の経験をしっかり、次の世代の選手につなげたい。

 

プロサッカー選手を目指している子供達や今選手として

海外を目指している選手に知ってもらいたい事を本にしたと思っている。

 

・やるからには妥協はしたくない。自分自身の中で生涯1冊の本にする。

だからこそやりきたい。

そう思って、話をし続けて作りました

この本を読んで何を思うか。

 

サッカーには関係なくとも 皆さんが人生の中で何か

「心を震わせる瞬間」があると思う。

その瞬間を自分の中でどう考えるか?ぜひ感じてほしい。

 

海外にでて10年以上がたつ。

海外での生活

コミュニケーション

考え方

選択

交渉

自分の経験してきた事。

成功できた部分も、

失敗だと感じる事も話をしてきた。

 

だからこそ、自分の選択や考え方が誰かの役に立つのではないか?

スポーツ選手や、子供達に何か伝える事が出来れば

スポーツが好きな人に、スポーツ選手の考えている事を知ってもらう機会を与える事が出来れば

選択をする上で何かのきっかけにしてもらえれば

そんな事を思う人が一人でもいれくれればうれしいですね。

 

僕もあるタイミングで 朴智星選手やイチロー選手の本を読んで

色々自分に置き換えて考えてみた事がある。

いつか誰かがそう思ってもらえる書籍になればいいなと。

引用元:香川真司オフィシャルブログ

本書では

そんな香川選手の気持ちが

十分すぎるくらい伝わってきます。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

海外で戦い続ける

香川選手の姿や気持ちには心が震えます。

 

また、欧州で10年以上戦い続ける

香川選手の考え方は

仕事でも参考になるものばかりでした。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

 

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