こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、落合博子さんの
『美容知識の9割はウソ』について
紹介をしていきます!
『美容知識の9割はウソ』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
「世間で言われている美容知識は大半がウソ」
ということについて、教えてくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・正しい美容知識をつけたい人
・肌トラブルに悩んでいる人
・化粧品をたくさん使っている人
スキンケア商品などの
美容商材のうたい文句の多くは
嘘が含まれていたり
誤解を与えやすい表現が多いです。
本書では、そんな美容知識の
嘘を次々と暴き
科学的な根拠の基づいた
「本当にやるべきスキンケア」を
解説してくれています。
『美容知識の9割はウソ』のまとめ
化粧品は肌の奥まで浸透しない
よく化粧品のCMなどで
「肌の奥まで浸透する」と
表現されていることがあります。
しかし、化粧品が浸透するのは
肌の1番表面である「角質層」までです。
「肌の奥まで浸透」と聞けば
商品が肌の奥の奥まで
入り込んでいると誤解してしまいます。
しかし、スキンケア商品を
一生懸命叩き込んでも
実際のところは、肌の1番表面である
「角質層」にしか届いていません。
肌は基底層で
細胞分裂を繰り返すことで
新しい細胞が生まれて
古い細胞が表面に押し出される
構造をしています。
つまり、角質層とは
肌の奥の組織から押し出されて
表面に出てきた「死んでしまった細胞」です。
さらに角質層はしばらくすると
垢となって剥がれ落ちます。
つまり化粧水や美容液を使って
一生懸命ケアしているのは
いずれ垢となって剥がれていく死んだ細胞です。
体の機能を邪魔しないようにする
肌の表面にある皮脂や角質層は
「異物を体内に入れない」
「体内の水分などを外に出さない」
という2つの機能を持っています。
この機能がなければ
肌に付着したバイキンが
そのまま体内に浸透し
体内の水分はどんどん蒸発して
外に出ていってしまいます。
スキンケアをしても
角質層はでしか浸透しないのも
このバリア機能があるからです。
しかし逆に考えると
この機能さえ正常に働けば
わざわざ外から一生懸命
水分を補おうとしなくても
肌の内側にある水分を
しっかりと体内に保ってくれます。
なのでスキンケアにおいて
大事なことは、このバリア機能を
壊さないように気をつけることと
補強してあげることです。
化粧水は使わなくていい
化粧水を使うときのメリットは
実はほとんどなく
逆に肌を弱めてしまう危険性もあります。
化粧水は簡単に言えば
ちょっと保湿成分が入った水です。
化粧水を塗って
肌がしっとりしたようにかに感じても
実際は肌が潤っているわけではないです。
化粧水によって
角質層に水分が過剰に失われると
角質層の構造が崩れて
バリア機能を弱めてしまう可能性もあります。
その結果、肌のツヤがなくなったり
毛穴や小じわが目立ちやすくなって
ニキビも出てきたりなど
肌の不調につながることもあります。
このように化粧水は
肌の機能を邪魔してしまう
可能性もあることから
あまり使わない方がいいです。
ビタミンCの撮りすぎはよくない
ビタミンCは
美白や美肌に効果があるというのは
嘘ではないです。
ビタミンCは
人間の皮膚細胞を作るのに
重要な栄養素であり
紫外線対策にも効果的です。
ですがビタミンCは
たくさん摂取すればその分だけ
効果を発揮するものではないです。
ビタミンCがきっちりと吸収されるのは
1日100mgまでで
それ以降は吸収率は半分に低下し
吸収されなかった分は
尿から体外に排出されます。
ちなみにサプリメントなどでビタミンCを
1日1000mg以上撮り続けると
下痢や吐き気、腎臓への負担にもなります。
日焼け止めは最強のアンチエイジング
肌を老化させる
1番の原因は紫外線です。
なので高級な化粧品を使うより
毎日必ず日焼け止めを塗る方が
アンチエイチング効果は高いです。
紫外線を長年浴び続けると
肌は確実に老化します。
この現象を「光老化」といいます。
浴びた紫外線が多いほど
光老化が進んでいき
肌なハリが失われたり
しわやたるみも出てきたり
皮膚癌の原因にもなります。
紫外線は冬だからといって
なくなるわけではないので
1年を通じて塗った方がいいです。
天気や季節に関係なく
老けたくないのであれば
とにかく毎日塗ります。
ちなみに紫外線予防の効果を
最大限に得るのであれば
こまめに塗りなおすことがポイントです。
野外で過ごすなら
2~3時間ごとに塗りなおすのがいいです。
塗るときは肌にすり込むというより
肌に乗せる感じで塗るのがオススメです。
スキンケア商品は複数使うと効果が薄まる
スキンケアをするときに
化粧水を塗った後に
乳液や美容液、クリームなど
何種類も使うと
効果が出にくくなってしまいます。
化粧品を複数種類使うと
各々の成分が阻害しあって
結局どの成分の効果も
得られないなんてことがあります。
つまり肌の状態を
改善しようとしているはずが
逆にバリア機能を乱してしまいます。
スキンケアはたくさんの商品を
使うほど肌にいいと思ってしまいますが
何でもかんでもつければいい
ということではないです。
シンプルなケアが判断基準
肌質は人によって違うので
必ず肌に合う化粧品と
合わない化粧品が出てきます。
そんなときに
たくさんの化粧品を使うと
どの化粧品が自分に合っているかが
分かりにくいです。
反対に使っている化粧品がすくないと
今使っているものが
自分に合っているかどうかが
分かりやすいです。
なので、本当に今使っている商品が
自分に合っているかどうかを
正しく見極めるためにも
使う商品を減らすことが大切です。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
肌のトラブルを解決するために
化粧品をたくさん使わないといけない
という誤解が解ける1冊でした!
また、肌にとって本当にいい
スキンケアについて知ることもできました!
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください!
コメント