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『働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義』のまとめ

お金

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、出口治明さんの

『働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義』

について紹介をしていきます!

 

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『働く君に伝えたい「お金」の教養』について 

本書の概要

本書は、ひとことで言うと

お金の原理原則」を

教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・お金の原理原則が知りたい人

・一生使えるお金の考え方を知りたい人

・お金で困りたくない人

 

本書はお金についての本ですが

貯蓄の目安や方法や

投資すべきの銘柄について

教えてくれるような

小手先のテクニック本ではないです。

 

学べる内容は

一生モノのお金の本質についてです。

 

お金の原理原則とは

お金についての考え方の基礎です。

 

お金の原理原則を知らないと

死ぬまでずっとお金の不安を

抱え続けることになります。

 

『働く君に伝えたい「お金」の教養』のまとめ

お金の不安は思い込み

お金の不安を抱える人は多いです。

 

ひと昔前とは違って不景気であり

経済も国力も右肩下がりです。

 

また、正社員であれば

生涯安泰といったことはなくなり

会社に長くいても

給与がなかなか上がらないこともあります。

 

年金も払った分

きちんと貰えるのかという不安もあります。

 

ですが、歴史を見れば

経済は、安定もしくは停滞していることが通常であり

右肩上がりという状況は異常です。

 

つまり、右肩上がりというのは

ここ数十年の偏った認識です。

 

実際に不安を煽るニュースや番組は

たくさんありますが

不安を煽った方が儲かる人がいるから

やっているものが多いです。

 

お金リテラシーを身につける

不安を煽っていれば

まじめな人ほどなんとかしようと動き

その行動の先に儲かる人が必ずいます。

 

そのため、情報を取得するときは

「これが儲かるのは誰だろう?」と

考えるクセをつけることが重要です。

 

リテラシーとは分かりやすく言えば

ホントかウソかを見極める力です。

 

私たちが将来に対して

モヤッとした不安を抱くのは

お金リテラシーが低いことが原因です。

 

お金リテラシーは海外のように

義務教育で教えるべきですが

日本の義務教育では

お金について教えてくれる授業はないです。

 

だからこそ、自分でしっかり

お金について学ぶ必要があります。

 

世代間格差に囚われすぎない

実際に今、年金をもらっている世代は

それまでに払った額の

約4倍の年金をもらっています。

 

一方、今の若い世代だと

2倍くらいの支給額になるそうです。

 

これを聞いて「不公平だ!」と

思う人はいるかもしれません。

 

この不公平の原因は、少子高齢化です。

 

解決するには

大量の若い移民を受け入れて

高齢者の延命を阻止するという

非現実的な方法しかありません。

 

ですので「不公平だ!格差だ!」と言っても

そもそも解決できる問題ではないです。

 

つまり、世代間の不公平は

感情レベルの話であって

考えても仕方ないことです。

 

大切なのは、世代間格差に

嘆いたり文句を言うのではなく

自分たちがお金に困らずに過ごすことです。

 

データを見て自分で考える

結論を言えば

政府が破綻しない限り

年金は支払われますし

年金制度に税金が投入されていれば

支払い損になることはないです。

 

将来の支給額に関しては

日本が経済成長するかどうか次第です。

 

情報を判断するときに大切なのは

SNSやメディアを鵜呑みにするのではなく

公的機関が集計したような

信頼できるデータから先入観を抜いて

論理的に自分の頭で考えることです。

 

いままで受け身で

情報を取得していた人には

難しいかもしれません。

 

ですが、これが

お金リテラシーのある人への第一歩です。

 

結局お金に苦労したり損する人は

データを見ず、自分で考えず

与えられた情報を鵜呑みにします。

 

不安になる情報に接したら

「それってホント?」と問いかけて

自分で調べるクセが重要です。

 

お金を3つに分けて管理する

自分の給与をどう分けて

どう使うかには大原則があります。

 

それは、財産三分法といい

非常にシンプルで一生使える方法です。

 

シンプルだからこそ

給与額や仕事内容に問わず

使えるルールになります。

 

具体的には

まず、財布には数日から1週間過ごすのに

必要な分だけ入れておきます。

 

足りなくなればその都度

預金から補充します。

 

次は、なくなっても生活していける分の

お金を投資に回します。

 

手取り20万円で

2万円はそこから減っても

生活できるならその2万円を

前もって投資に回します。

 

この投資とは

株や投資信託に限らず

資格を取ったりなどの自己投資も含みます。

 

そして最後に、残ったお金は

いつでも引き出せるように預金しておきます。

 

これがすべてです!

 

貯蓄額と期限を決める

貯蓄をしていく上で

まずは「貯め込もう」という

考え方を捨てることから始めます。

 

高度経済成長期やバブル期は

銀行に預けておくだけで

金利が3%などあったことから

貯め込む文化が根付きました。

 

しかも高齢者になれば

毎月必ず年金が入ってきます。

 

ある調査では

東京で亡くなった高齢者が

遺したお金の平均額は3000万円でした。

 

亡くなるときにお金を貯めても

何の得にもなりません。

 

そのうえで、最低限蓄えるお金は

手取り1年分が目安と言われてます。

 

それくらいあれば

万が一のときでも、当面生きていけます。

 

貯める金額を決めたら

次は期限を決めます。

 

そして、毎月決めた貯蓄分は

給与が入った瞬間に貯蓄に回して

絶対に手をつけないことです。

 

若者世代は他の世代より安泰

今の若者世代には

将来の仕事への不安を

抱える人も多いと思います。

 

ですが、今の若者世代は

40代、50代よりも安泰です。

 

なぜなら、今の若者世代は

人口が少ないからです。

 

1学年220万人以上いた団塊世代は

労働世代から姿を消しつつあります。

 

それに対して今の20代は

1学年あたり130万人前後で

団塊世代と比べて

100万人ほどの差があります。

 

つまり明らかに働き手が

減るようになります。

 

実際、日本は2030年ごろは

今と比べて800万人ほど

労働力不足になると言われています。

 

そうなれば仕事に空席ができて

就職や転職の選択肢は

大きく増えていきます。

 

そのため、今の若者世代は

仕事に対してそこまで不安を抱えなくても

問題ないということです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

お金リテラシーを身につければ

将来に対する漠然な不安は

消えていくことを学べました!

 

そして、お金の管理は

至ってシンプルであることを

教えてくれる1冊でもあります!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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