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『「人生が充実する」時間のつかい方』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、キャシー・ホームズさんの

「「人生が充実する」時間のつかい方」について紹介をしていきます!

 

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『「人生が充実する」時間のつかい方』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと、

タイトル通り、人生を充実させる時間の使い方を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・有意義な時間の使い方を知りたい人

・充実した時間を過ごしたい人

・幸福度を上げたい人

 

人は幸福度を感じるようになると、仕事がうまくこなせるようになり

メンタルも強くなり、人を好きになれるようになり

人からも好かれるようになります。

 

さらに人に親切な行動を取ったり

人助けもできるようになり、健康になることが

数十年にも及ぶ研究で明らかになっています。

 

つまり幸福感が高まると、人生全体が充実し

反対に不幸だと、まったく逆のことが起こります。

 

仕事はうまくいかず、メンタルも弱くなり

人を好きになれず、人からも好かれなくなります。

 

そして幸福感を決める要素として

遺伝が50%、環境が10%、行動習慣で40% で決まるという研究結果があります。

 

つまり幸福度を高めたいのであれば

50%の遺伝は変えられないので

行動習慣や環境を変えることが必要ということです。

 

本書では、時間の使い方と幸福度の関係性を専門とする著者による

充実する時間の使い方が解説されています。

 

『「人生が充実する」時間のつかい方』のまとめ

自分の時間は1日2~5時間が最適

結論から言うと、幸せになりたいのであれば

自分の時間は1日2~5時間が最適です。

 

人は忙しすぎても暇すぎても不幸を感じます。

 

実際にアメリカ生活時間調査によると

自分の時間が2時間未満の人は、人生の満足度が低く気分が落ち込み

食事に気を使う時間がないので不健康になり

ストレスを抱えて、精神的に疲弊するという結果が出ています。

 

自分の時間とは、テレビやYouTubeを見たり

ゲームをしたりなどのリラックスをする時間です。

 

当たり前ですが、このような自分の時間が無さすぎると

不幸になりやすくなってしまいます。

 

ですが自分の自由に使える時間が5時間以上ある場合

それはそれで不幸になりやすいのです。

 

5時間以上自由に使える時間があると

生産性を感じることができなくなるからです。

 

多くの人は心の中では

1日をただぼんやりと過ごすことに嫌悪感を抱き

生産性を高めたいと思っています。

 

休みの日に1日中ゲームやテレビを見続けたりした日に

「なんか1日が終わってしまった・・」と虚しくなるのはこれは原因です。

 

このように仕事は、自分の1日に生産性という価値を与えます。

 

ちなみに自分が使える時間は

2時間と5時間とでは幸福度に差がありません。

 

そのため、忙しすぎたり暇すぎると

1日に自由に使える時間を2~5時間になるように調整することが重要です。

 

誰かと一緒に過ごす時間を使うこと

人が幸せを感じやすい時間の使い方は3つあります。

 

まず1つ目は「誰かと一緒に過ごすこと」に時間を使うことです。

 

人は親しい友人や家族、恋人、ペットなどと

一緒に過ごす時間があると幸せを感じやすいです。

 

実際に大学生200人以上を対象に

幸せと感じる時間とそうでない時間を記録した研究では

幸せを感じた時間には共通点があり

それが「誰かと一緒に過ごす時間」でした。

 

自分の部屋で1日中Netflixを見た時間が1番楽しいという人は稀です。

 

自由時間が2時間以上あるにもかかわらず

そこまで幸せを感じない人がいる理由として

誰かと一緒に過ごしている時間が少ないケースもあります。

 

その場合、1日に1つは必ず誰かと一緒に

何かをやる時間を積極的にいれることがおすすめです。

 

ちなみに著者の場合、2時間の自由時間を

友達と話したり、子供と過ごしたり、家族との食事にあてています。

 

外に出ること

人が幸せを感じやすい時間の使い方の2つ目は

「外に出ること」に時間を使うことです。

 

外に出ると気分が上がりますし

歩くことで運動することになって、幸福感が上がりやすいです。

 

実際に100万件以上のデータを分析すると

室内よりも室外にいる時の方が、幸せを感じやすいことが分かっています。

 

本来、人は外に出る生き物であり

運動をするなら室内よりも屋外の方が良く

家でサッカーを見るよりもサッカー観戦をしに行った方がいいです。

 

なので休みの日は、家の中で過ごすよりも

とりあえず外に出た方が幸福度を感じやすいです。

 

ちなみにこれは天気や活動の種類は関係なく

雨や雪、寒い日、猛暑日、仕事、デートだったとしても

ただ外に出るだけで人は幸せを感じやすいです。

 

ですが現在、人は毎日の約85%の時間を室内を過ごしています。

 

そのため、もし室内に多くいて幸福度を感じられないなら

室内で過ごす時間が長すぎる可能性が高いこともあります。

 

その場合、とりあえず考え事や運動、食事、遊びなど

理由はなんでもいいので、外に出る頻度を上げることがおすすめです。

 

没頭する時間を持つこと

人が幸せを感じやすい時間の使い方の3つ目は

「没頭すること」に時間を使うことです。

 

人は没頭しているときに幸せを感じやすいです。

 

没頭とは仕事や楽器の演奏、何かを作ったり、

運動やゲームなど自分が心から楽しめて、

自分のスキルを活かせる活動をしているときに1番起こりやすい現象です。

 

ですが1日に没頭できる時間は限られています。

 

そのため、この限られた没頭できる時間を大切にして

できるだけ何かに邪魔されないように注意することが重要です。

 

これは勉強に集中しているときに

スマホが鳴ったり、宅配が来たり、誰かに話しかけたりして

没頭が妨げられないように注意をすることです。

 

本書ではその方法として、スマホをしまって

できれば耳栓やノイズキャンセリングをすることが大事と述べています。

 

幸福度を下げる自由時間の使い方

幸福度を上げる時間の使い方があれば

幸福度を下げる時間の使い方もあります。

 

前述の通り、親しい人と一緒に過ごす時間に幸福を感じますが

逆に孤独の時間が多いと幸福を感じられなくなります。

 

本書で指摘されている孤独とは、慢性的な孤独です。

 

慢性的な孤独感があることで、死亡率が高まることは分かっているので

それを避けるために、1日1つは人と関わる活動を盛り込むことが大切です。

 

友達や家族、恋人と電話をしたり、1日の終わりにBarに行ったりなどして

何かしら人と関わることをしてみることがおすすめです。

 

やらなければいけないことに時間を使うと幸福度は下がる

幸福度を下げる時間の使い方の2つ目は

「やらなければいけないこと」に時間を使うことです。

 

ここでのやらなければいけないこととは

仕事や家事、介護、子育て、通勤、家事などの時間です。

 

いわゆる誰かに支持されたり、やらなければいけない作業のことであり

これらに時間を使うと幸せを感じられない理由は

人は自分で選びたい生き物だからです。

 

親に「勉強しろ」と言われて不快感を覚えるのは

自分ではない誰かに指図されたからです。

 

逆に自分で勉強するのかどうかを決められれば

そこまで不快感はありません。

 

このように人は自分で決められないと

不快感を抱き、幸福度が下がってしまいます。

 

そのため誰かにやらされたり、やらなければいけないことに使う時間を

できる範囲で削っていくことがおすすめです。

 

お金を使って、食器洗浄機やドラム式洗濯機、ロボット掃除機を買って

家事の時間を大幅に減らすことです。

 

そして空いた時間を自分の意思で

仕事にあてたり、友人と話す時間や運動する時間にあてたり

没頭できる趣味にあてると、幸福度が上がります。

 

もしお金がなくてこれらのことが難しいなら

やらなければいけない行動とやりたい行動を掛け合わせることです。

 

例えば、やらなければいけない掃除や洗濯をしながら、

自分の好きな音楽を聴くなどです。

 

無意味だと感じることに時間を使う

前述の通り、人は心の中で

生産性のある1日を送りたいと思っているので

無駄なことに時間を使うと不快感を抱きます。

 

著者の調べによると、会議、ニュースの視聴、

SNS、ゲーム、通勤などの時間に無駄を感じている人は多いです。

 

もちろん何が無駄で何に価値があるかは

人それぞれで感じ方が違いますが

自分が無駄とどこかで思っていることには

できるだけ時間を使わない方がいいです。

 

そういった無駄なことに時間を使うなら

人に会ったり、外に出たり、何かに没頭したり

運動したり、たくさん寝ることに時間を使う方がいいです。

 

本書では1~2週間かけて、自分が使っている時間を記録して

見える化してみることをおすすめしています。

 

そして目で見て「こんなに時間を無駄にしているんだ」と分かれば

本気で無駄なことに時間を使うことをやめようと思い

時間の使い方を思い直せるようになるとのことです。

 

実際に本書には、2週間で25時間をゲームに費やしている人が出てきますが

時間を記録する前は「こんだけい時間ゲームしている」と想像すらしていませんでした。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にも幸福度を上げるための

仕事や時間の捉え方についても解説されていました!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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