スポンサーリンク
スポンサーリンク

『天才性が見つかる 才能の地図 』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、鈴木祐さんの

『天才性が見つかる 才能の地図』について紹介をしていきます!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

『天才性が見つかる 才能の地図』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

凡人でも成果を出す方法を解説した1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・凡人だけど成功したい人

・自分の才能を見つけたい人

・評価されたい人

 

まず本書では「才能」とは

「自分だけが満足するのではなく、周囲から評価されるような

高いパフォーマンスを発揮できる状態」と定義しています。

 

つまり周りから認められない能力は

自己満足であり、才能があるとは言えないです。

 

そして本書では、周りから評価される能力とは「異能」と定義しています。

 

つまり、他の人と異なる独自の能力のことであり

アスリートや売れている芸能人、人気のある配信者など様々なジャンルにおいて

他の人とは異なる部分や、偏りがあるから活躍している人もいます。

 

このように他の人よりすごくなくても、異なってさえいれば

目立ち、差別化ができるため成果を出しすくなります。

 

そしてこのような能力は誰にでも備わっていることを

本書では解説されています。

 

『天才性が見つかる 才能の地図』のまとめ

ほとんどの人は好きなことで成功できない

多くの人が才能を発揮できない理由は3つあります。

1つ目は、好きなことをすれば成功できると思っていることです。

 

実際に多くの研究で、自分が情熱を持てる趣味や好きなことに

打ち込んでいる人ほど、人生の満足度が高いという結果があります。

 

しかし好きなことをやれば、多くの人に評価されて成功できるわけではなありません。

 

好きなことをやれば成功できるというデータはなく

逆にパフォーマンスが下がってしまう結果もあります。

 

好きなことをして成功しづらい理由は、好きなことは変わりやすいからです。

 

心理学の調査によると、人の好きなことは平均して2.3年で変わることが多く

10年経つとかなり変わることも多いです。

 

そのため、何十年も続ける仕事を好きなことで決めると

途中で飽きたり、情熱がなくなったり、

好きじゃなくなって、やめてしまうことが多いです。

 

もしくは、好きすぎて自己満足に走ったり

完璧主義になってしまうことも多いです。

 

また、大抵の人の好きは世の中から求められていないことも

好きなことをして成功しづらい理由として大きいです。

 

ケベック大学の調査によると、多くの人が好きなものの90%は

スポーツや音楽、アートに偏っていることが分かっています。

 

ですがスポーツ、音楽、アート関係の仕事は

すべての職業の3%を占めているにすぎません。

 

そのため好きなことを追求すればするほど

競争の激しい世界に身を置くことになり

結果的に、自分よりもそれができる人に敗れて

夢追うアスリートやアイドル、アニメーターが量産されていきます。

 

一握りのとんでもない才能を持つ人が

好きを貫いて成功することができますが

ほとんどの人は、これに当てはまりません。

 

ほとんどの人は得意なことで成功し続けられない

多くの人が才能を発揮できない理由の2つ目は

得意なことをすれば成功できると思っていることです。

 

得意なことを追求すると、必ずその得意なことを

もっと上手くできる人が現れます。

 

実際に小学生の頃に「自分はこれが得意」と思うことが1つや2つあったはずです。

 

小学生の時に学校で1番足が速くても

中学や高校に上がると、自分よりも足が速い人がたくさん現れます。

 

このように上には上がいるので

自分の得意なことだけで突き進もうとすると

それをもっと得意な人に遭遇し、自分の得意なことを見失います。

 

そのため、自分が得意なことで成功するのも

一握りの天才だけになるのが現実です。

 

遺伝だけで成功は決まらない

多くの人が才能を発揮できない理由の3つ目は

人生は遺伝で決まっていると思い込んでいることです。

 

「どうせ人生は遺伝で決まっている」と考えて

やる気を失い、努力を怠る人がいますが

それが成功する上で1番良くないことです。

 

実際に遺伝が、学力や体格・知能・性格に影響することは分かっていますが

実はIQが高い人たちは、精神的に病みやすく

社会に出てから意外と成功しないことも分かっています。

 

さらに環境が与える影響も、遺伝と同じくらい重要です。

 

実際にに近年の研究では、同じ遺伝子を持った双子でも

食事・運動習慣・教育などの環境が違えば

異なる性質や能力を持つ人間になることが分かっています。

そのため大事なのは、自分を生かす環境に身を置くことです。

 

例えば、脳を最大限に働かせるための環境整備として

運動習慣を持ったり、魚や野菜などの食事を摂ったり

睡眠環境を整えたり、刺激し合えるコミュニティに入ったりします。

 

このように生まれてきた時の能力が乏しくても

自分の能力を最大限に活かすフィールドや環境を

自分で整えられれば、十分に成功することができます。

 

才能は、グループ内での優位な偏り

凡人でも才能を発揮し、成功を収めるために重要なのは

「才能とは、グループ内での偏りが評価された状態である」ということを理解することです。

 

つまり自分が所属している会社やコミュニティで

他の人と異なっている能力が周りから評価されたときに

その能力のことを才能と呼ぶということです。

 

ちなみに本書では、偏っていて求められている能力を「異能」と呼びます。

 

ポイントは自分の得意・不得意は置いといて

グループの中で、際立って偏っている自分の能力を活かすことです。

 

前述の通り、他の人よりも「資料作りが上手い」とか「プレゼンが上手い」だと

得意なことには必ず上がいるので、いずれ負けてしまいます。

 

そのため他の人より優れていることより

異なっている能力の方が大事になります。

 

芸人の狩野英孝さんのゲーム実況が人気なのは

単にゲームが上手いというわけではなく

人柄やリアクション・突拍子もない発言が面白いからです。

 

このように周りの状況を見て、自分の持つ異なる部分を売りにすれば

「ゲームが上手い」が特徴の大勢の人と競争しなくていいですし

自分の進むべき道が見えてきます。

 

また本書では「どんな人でもなんらかの優位な偏りを必ず持っている」と書かれています。

 

自分の偏った能力がわからない人は

グループの中で自分が偏っている部分に目を向けることです。

 

会社にエクセルが操作できる人がいないなら

自分が少しだけエクセルが使えるだけで大きく評価されます。

 

自分からするとなんてことないことでも

グループの中で偏ってさえいれば、それが目立って評価されやすくなります。

 

弱者は偏りを評価される環境に移る

私たちの偏っている部分である異能を活かして成功するなら

当然それを活かせる環境が必要になります。

 

しかし多くの人は、自分の偏った能力を

評価してくれない世界で頑張るので、報われないことが多いです。

 

スポーツ・勉強・アイドル・音楽など

評価の基準やルールが固まっている世界では生まれつき

運動神経がいい・頭がいい・顔がいい・絶対音感があるなどの才能と

その才能を最大限活かせる環境を作る人ができた人だけが

活躍することができる弱肉強食の世界です。

 

これらのルールが固まっている世界では

ボールが蹴られないサッカー選手・面白い回答ができる受験生・

可愛くないアイドル・音痴な歌手などの邪道を評価してもらえません。

 

一方で、YouTuberやフリーランスの世界では

先ほどの世界と比べると人を評価する基準が曖昧です。

 

これらの世界では、「変わった描き方で描かれた絵」

「太っているモデル」「底辺のニート」などの周りと違っている能力が

大きなアピールポイントになり、評価される可能性があります。

 

そのため本書では

「ルールが曖昧な世界ほど、弱者による逆転が起こりやすい」と書かれています。

 

つまり、今いる会社や場所で自分の偏った能力を評価してもらえないなら

評価してくれる場所へ移動した方がいいということです。

 

自分が欠点だと思っている部分も

場所や環境が違えば、立派な武器になります。

 

普通と成功している人を知る

偏りを上手く活用するには、普通と成功している人を知ることが重要です。

 

普通を知らなければ、偏ったことができません。

芸人さんでも普通や常識を知っているからボケが出来ます。

 

これと同じように、自分が今取り組んでいる世界の

普通・常識・既存のルール・成功している人を知らなければ

ずらしたり、偏ったことをすることができません。

 

このように分析し、自分の偏りを活かすことが大事になります。

 

活躍するには自己アピールが必須

どれだけ優位な偏りを使って活動しても

それをしっかりと周囲に伝えて、見つけてもらえなければ成功できません。

 

実際に他と違って美味しいイタリアン料理店も

誰にも知られていなければお客さんは入りません。

 

それにもかかわらず「いい仕事さえすれば認めてくれるはず」

「他との違いがあれば見つけてくれる」と考える人は少なくないです。

 

自分のやっていることをアピールするのは

自慢のように見えて恥ずかしいと思う人もいます。

 

しかし世の中で活躍するには、自己アピールが欠かせないことが事実です。

 

実際に1500人のビジネスパーソンを対象にした研究では

女性よりも男性の方が、自分の能力を大きく伝えることが上手く

同じレベルの能力を持った女性よりも

上司から評価されやすいことが分かりました。

 

自分の成果ややっていることは

しっかり自分の口から伝えないと周りは気付かないので

成功したいのであれば自己アピールは必須になります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にも凡人が活躍するための才能の見つけ方や

才能を用いて活躍する方法について解説されています!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました