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『自由になるための技術 リベラルアーツ』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、山口周さんの

『自由になるための技術 リベラルアーツ』

について、紹介をしていきます!

 

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『自由になるための技術 リベラルアーツ』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

リベラルアーツが人生や仕事で

どう役立つのかを教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・リベラルアーツについて知りたい人

・リベラルアーツの重要性を知りたい人

・さまざまな知識を身につけたい人

 

リベラルアーツとは

歴史や美術や文学のような

広い教養のことです。

 

自由になるためには

一般的に「実学」と言われる知識だけでなく

さまざまな学問のおける

総合的な知識が必要になります。

 

現代では歴史・宗教・哲学・音楽・文学などの

リベラルアーツは

「社会人として知っておいた方がいい常識」

くらいの認識ではなくなっています。

 

むしろこのようなリベラルアーツが

変化の激しい時代で生きていくための

武器となることが解説されています。

 

『自由になるための技術 リベラルアーツ』のまとめ

正解を出す力に価値はない

今はネットで検索すれば

正解はすぐに見つかります。

 

近くのスーパーや

難しい宿題の問題も

ネットで検索すればすぐに出てきます。

 

昔に比べると現代は

正解を出すことが簡単になりました。

 

ですが、正解が簡単に出せるようになり

世の中には正解が溢れています。

 

特にビジネスの現場では

家電やスマホや服も

似たような高品質の商品が並んでいます。

 

これは多くの企業が

高品質や高性能といった

正解を追い求めた結果

似たような商品ばかりになりました。

 

商品を作る企業の人は

考え抜いて商品開発をしています。

 

ですが、いろいろ考えて

正しさを追求した結果

似たような商品やサービスが

市場に溢れてしまって

差別化ができなくなりました。

 

高品質や安さや便利などの

正解を出せばモノが売れる時代は終わりました。

 

感性が時代を切り拓く

これからの時代は

「正解を出す力」ではなく

「優れた感性」が大切になります。

 

いくら論理的に考えたり

データに基づいた分析をしても

イノベーションを起こすような

画期的な商品は生まれません。

 

イノベーションは

「好き」とか「カッコいい」などの

感性から生まれてきました。

 

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは

これまでみんなが正しいと信じてきた

ガラケーというモデルを

全て無視したカッコいい携帯が出ました。

 

かっこよさをデータで裏付けたわけではなく

スティーブ・ジョブズは

お客さんが求めているものを

完全に無視した結果iPhoneが生まれました。

 

正しさが溢れた現代では

「カッコいい」とか「好き」のような

優れた感性が価値を生み出して

他の商品との差別化につながります。

 

人・本・旅を通して学ぶ

リベラルアーツを学ぶことで

感性は磨かれていきます。

 

なぜならリベラルアーツは

人間がどんなものに

心を動かされたかという

莫大なリストになります。

 

美術館に色々な絵があるのも

人の心を動かす芸術家たちの

莫大な作品のリストです。

 

そして、リベラルアーツは

「人・本・旅」を通じて学ぶことを

本書ではオススメしています。

 

たくさんの人と会い

たくさんの本を読み

いろんなところに行って

見識を広めていくことがいいとのことです。

 

価値観の同じ友達や同僚だけでなく

全く価値観が違う人と

交流を持つことで自分の世界が広がります。

 

いろんな偉人や小説家

見識のある人が書いた本は

自分の知らないことを教えてくれたり

想像力を豊かにしてくれます。

 

旅に行くことで目や耳でなく

大自然の空気を吸ったり

美味しい物を食べたり

歴史的な建物を肌で感じたりなど

多くの情報が一気に入ってきます。

 

このように、リベラルアーツは

「人・本・旅」を通じて

たくさん学ぶことができます。

 

一次情報で知識をアップデートをする

変化の激しい現代では

一度学んだ知識が

古くなることはザラにあります。

 

なので、一度学んだら終わりではなく

常に学び続けて知識を

アップデートする必要があります。

 

そして、知識をアップデートするには

二次情報だけでなく

一次情報を得ることが重要です。

 

一次情報とは

自分が直接体験した情報や

自分が行った調査の結果のことです。

 

リベラルアーツを学ぶ上での

「人・本・旅」の「旅」は

一次情報を得る行動になります。

 

それに対して二次情報とは

誰かによって加工された情報です。

 

本を読んだりするのは

二次情報を得る行動になります。

 

一次情報というのは

独自性があって最新情報なのに対して

二次情報はどうしても

独自性や新しさは薄くなります。

 

旅だけするのはお金がかかるし

あまり効率的ではないからこそ

「人・本・旅」の3つを使ってバランスよく

知識をアップデートすることが大切です。

 

武器としてのリベラルアーツ

リベラルアーツというものは

自由になるための技術です。

 

そして自由になるためには

一般的な実学と言われる知識だけでなく

教養と言われるような

さまざまな学問の

総合的な知識が必要になります。

 

そしてリベラルアーツを学ぶことで

美意識や価値判断などの

感性が磨かれるようになります。

 

そして感性こそが

正しさが溢れた現代において

新しい時代を切り拓くカギになります。

 

そしてリベラルアーツを学ぶことは

1つの専門知識だけでなく

幅広い専門領域を

自由に横断できるようになります。

 

科学やコンピュータ関連の知識だけでなく

法律や経済・宗教・音楽・美術などの

異なる専門分野を自由に横断して

全く違った点と点を結ぶ力が身につきます。

 

この力はいろいろな専門分野を

取りまとめるリーダーには

必須のスキルであり

転職などにも役に立ちます。

 

まさにありとあらゆる分野で

制約を受けない自由になるための技術が

リベラルアーツなのです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

リベラルアーツが

ちょっとした教養なのではなく

変化の激しい時代において

最高の武器になることが学べました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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