こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、山口貴大(ライオン兄さん)さんの
「【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方」について
紹介をしていきます!
『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
新NISAの上手な活用方法について教えてくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・新NISAについて知りたい人
・資産運用に興味がある人
・お金を増やしたい人
本書は2024年1月 から始まる新NISAについて
紹介且つ上手な活用方法について解説されています。
NISA についてまったく知らなかった人から
かなり詳しい人までが勉強になるような解説が多数紹介されています。
実際に新NISAを活用して
30歳から60歳まで月5万円を投資し続けると
年率10%の場合であれば、資産が1億円になる計算になります。
年率10%と聞けば、かなり難しく高い数値ですが
ここ30年のアメリカ経済の平均年率は9.3%であり
想像以上に遠い数値でないことが分かります。
教育費・老後資金などあらゆる場面でお金が必要になりますが
本書では新NISAをフル活用することで
良い資産運用ができることについて解説されています。
『【新NISA完全攻略】月5万円から始める「リアルすぎる」1億円の作り方』のまとめ
一般NISAとつみたてNISAの併用ができる
新NISAの1つ目のポイントは
一般NISAとつみたてNISAの2つを併用できるようになったことです。
まずNISAとは、牛下株で利益が出た場合
それに本来かかるはずの20%の税金が0%になる制度です。
例えばNISAでトヨタの株を100万円分買って
110万円になったタイミングで売ったとします。
本来、利益の10万円の20%にあたる2万円が税金となり
手元に残るのが108万円になるのですが
NISAで投資した場合は、税金がかからないので
110万円丸々が手に入るということです。
一方でつみたてNISAとは、金融庁が選んだ
安全性の高い投資信託のみに非課税で投資できる制度です。
そしてこれまでの旧NISAであれば
一般NISAとつみたてNISAの2つに分かれていて
どちらか一方を選ばなければいけませんでした。
これが新NISAになることで
まったく同じ機能で一般NISAとつみたてNISAから
「成長投資枠」と「つみたて投資枠」という名前に変わり
この2つの枠を併用して使うことができるようになりました。
つまり旧NISAであれば、一般NISAとつみたてNISAのどちらかしか選べなかったのが
新NISAになると、この2つをどちらも使えるようになったということです。
新NISAは総額1800万円までが非課税対象
まず新NISAになったことで
1年間に投資できる最大金額が360万円になりました。
それに伴い、新NISAで生涯投資できる金額は1800万円となりました。
そのため、もし新NISAの投資枠である1800万円を早く使い切る場合は
1年間に360万円ずつ5年間投資し続けることです。
普通の人はこのようなことはできませんが
従来の金額よりもはるかに大きな金額を
NISA枠で投資することが可能になったということです。
新NISAでは運用期間が無期限になる
新NISAの3つ目のポイントとして、運用期間が無期限となりました。
これまでのNISAでは、つみたてNISAが20年間で
一般NISAが5年間という期間がありました。
つまりその期間を過ぎてしまうと、非課税ではなくなるということです。
そのため30年間じっくりと保有することができなかったり
期限がきて売ろうと思っていたときに
株式市場が大暴落している場合、売るに売れない状態だったりしました。
ですが新NISAではその期間が無期限となったことで
株を持ち続けようと思えば生涯1つの株を
非課税で持ち続けることが可能になりました。
非課税枠が戻ってくる方法
新NISAの4つ目のポイントとして
投資した株を売ると、翌年に非課税枠が戻ります。
これは新NISAならではの特徴です。
例えば、新NISAで100万円分のトヨタの株を買ったとします。
翌年にその株が150万円になって売ると、50万円分の利益が出ます。
このとき、売った翌年にもう一度100万円分の非課税枠が戻り
また非課税でホンダやスバルなどの株に投資ができます。
つまり限度額1800万円と言われていますが
株の売買をする人は、翌年に非課税枠が戻るので
実質1800万円以上の投資が可能となります。
S&P500に連動するインデックスファンド投資する
結論になりますが、S&P500に連動した
インデックスファンドに投資することが最適です。
まずS&P500とは、AmazonやApple、マイクロソフトなど
アメリカを代表する500社の時価総額の平均を1つにまとめた指数です。
つまりS&P500のチャートを見ると
アメリカの経済が成長しているかどうかが分かります。
このS&P500が上がっていれば
アメリカの経済や会社が伸びているということで
逆にS&P500が下がっていれば
アメリカの経済や会社が弱くなっていることを意味しています。
日本と比べてアメリカは今も安定的に成長しており
AmazonやApple、マイクロソフトなどの既に大きな会社だけでなく
テスラ、ネットフリックス、オープンAIなどの
勢いがある会社もどんどんと生まれています。
ちなみにS&P500では1年に4回
業績などによって500社の入れ替わりが行われるので
常にアメリカを代表する業績の良い500社が選ばれています。
そしてS&P500は平均すると1965~2022年の58年間で
年率10%ほどの成長をしています。
つまりこの間にアメリカ経済に100万円投資していれば
1年後に110万円になり、2年後には121万円になっていたということです。
ここまでは流石に成長しすぎですが
今後も年率3~5%ほどの安定した成長が見込める可能性が高いです。
またアメリカの500社を1社ずつ投資するのは面倒です。
そこでインデックスファンドというものがあり
これは自分の代わりにアメリカを代表する500社の株をすべて購入し
1つのパッケージにまとめて、安い手数料で運用してくれるものです。
これがS&P500に連動したインデックスファンドです。
本書でのおすすめであり、新NISAで買える銘柄が
「eMAXIS Slim 米国株式」という投資信託で
年率0.09372%という非常に安い運用コストで投資ができます。
この0.09372%とは100万円投資した場合
年間に937円の運用コストがかかるということです。
堅実にお金を増やしたいなら全世界へ投資する
前述のアメリカの500社に投資するということは
逆を言えば、アメリカが衰退すると自分のお金も減るということです。
そこでもう少しリスクを落として、堅実にお金を増やすなら
有力なのが、日本んもアメリカもインドも中国も含めた
「全世界株式」に投資することになります。
全世界もアメリカほどではないですが
直近の12年間で2倍に成長しています。
つまり全世界に100万円投資して12年間運用すると
2倍の200万円になっていたということです。
堅実にお金を増やしていくうえで
本書のおすすめであり、新NISAで買える銘柄は
「eMAXIS Slim 全世界株式」という投資信託です。
ちなみに運用コストが年率0.0577%と
アメリカの投資信託より少し安くなっています。
ただ注意点として、全世界株式で投資している国の内訳は
アメリカ60%、日本5.4%、イギリス3.7%、中国3.5%、インド1.7%です。
つまり全世界に投資してもアメリカが60%も入っており
それくらいアメリカの影響度が大きいということです。
早めに限度額の1800万円を投資する
早めに新NISAの限度額である
1800万円を投資するのが最適解となります。
なぜなら、最初からある程度大きな金額を投資しはじめた方が
お金が増えるスピードが早くなっていくからです。
これは福利による効果になります。
最初から小さな雪だるまを転がすよりも
最初からある程度大きな雪だるまを転がした方が
同じ時間でも後者が早く大きくなっています。
それと同じように、元本が大きければ大きいほど
時間が経つほどに、資産が膨張するスピードも早くなります。
そのため新NISAで投資をするなら
年間360万円を5年間投資して、限度額である1800万円の枠を
さっさと投資し切ってしまうことがベストです。
あくまでも投資は人によってペースがありますが
最初からたくさん投資できた人ほど、資産は早く大きくなるということです。
ほったらかし投資をする
投資をするうえで「時間がない」「めんどくさい」などの理由で
二の足を踏んでいる人もいると思います。
ここで大事なのは、これまで書いてきた投資は
すべて「ほったらかし」でできるということです。
実際に投資信託は株と違って、分配金が自動的に再投資されますし
銀行口座から自動で引き落として、自動で買付することができます。
さらに言えばアメリカのインデックス投資は
年率3~5%程度で上がっていく可能性が高いので
いちいち今の株価を見る必要はありません。
つまり、一切時間を取らずに投資をすることができます。
そのため仕事や勉強、恋愛、運動、ゲームなどを楽しみながら
自動的に投資でお金を増やすことができるということです。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
他にも証券口座についてや取り崩しについても書かれており
新NISAについて幅広いかつ詳しく書かれた1冊でした!
本書が気になる方は
是非本書を手に取ってみてください!
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