こんにちは！しょーてぃーです！
今回は、世良 サトシさんの
『脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる』について
紹介をしていきます！
『脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる』について
本書の概要
本書は、一言でいうと
「好きな人を自分に惹きつける手法」について
教えてくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・好きな人と付き合いたい人
・好かれたい人
・恋愛の仕組みを知りたい人
ベストセラーでもある本書は
相手の脳をハックして
自分のことを好きになるように
仕向ける方法について
解説された1冊です。
相手が自分に好意を持つために
仕向けるための具体的な方法だけでなく
仕事の場でも
取引先の人にに好かれるためにも
使える手法が解説されています。
『脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる』の要約
人間は潜在意識が9割
人間は普段の行動から
自分の意思ですべて決めていると
思っていますが、これは間違いです。
なぜなら脳が意識できる部分が
全てではないからです。
例えば、コンビニで水を買うときに
いろんな水の中から
いろはすを選ぶとします。
いろはすを選んだ理由は
なんとなく決めただけで
「全体にいろはす！」という時は
少ないと思われます。
このような判断は
明確な基準や強い意志はなく
人間の意識していないところで
さまざまなものに左右されています。
値段や商品の置かれている場所
CMで見たことがあるなどの
いろいろな要素が潜在意識に影響を与えて
「いろはすを買う」という決断につながります。
人間の脳内では
顕在意識という意識できる部分と
潜在意識という意識できない部分の割合が
1:9とも言われていて
潜在意識の部分がとても大きいです。
「こんなに買うつもりじゃなかった」
「なんか好きなんだよな」とかも
潜在意識によるものです。
つまり、誰かを動かすには
潜在意識にはたらきかける方が
有効な方法なのです。
記憶にもつれやすい言葉を使う
実際に潜在意識にはたらきかけるための
コミュニケーション術がいくつかあります。
そのうちの1つは
記憶にもつれやすい言葉を使うことです。
つまり、自分にとって
都合のいい記憶や感情を
相手に思い起こさせるような言葉を
会話の節々に入れて
相手に植え付けていくことです。
人間の脳は
今までに学んだいろんな概念が
格納されていて
概念同士が結びついています。
例えば、森の色は？と聞かれ
「緑」と関連がある情報が活性化されます。
次に、「なんでもいいから野菜を思い浮かべて」
と言われれば、直前に活性化した
「緑」をイメージして
「ほうれん草」などの緑の野菜を
答える可能性が高くなります。
このように1つの概念が活性化すると
それに釣られて、周囲の概念の活性化します。
この方法を使って
相手に抱かせたいイメージや
取らせたい行動を作ります。
デートをしたいなら
デートに繋がりやすい単語を
会話の節々に入れます。
「友達の彼女が〜」
「映画館のポップコーンって〜」
「この前ドライブしてたら〜」
「あのドラマの最後って主人公が告白したっけ？」など
彼氏・映画・ドライブ・告白 という
言葉がデートに近い言葉を
会話内に入れていきます。
直接デートとは言わずに
全く関係のない文脈で
デートを連想しやすい言葉を
会話の中に入れて
相手の潜在意識に植え付けていきます。
すると、相手の潜在意識は
それに影響され、気付かないうちに
そのことについて思い出します。
すると、行動を決めるときに
それらを思い出させるように
相手の思考を誘導できます。
恋愛感情は隠せ！
恋愛感情を隠す理由としては
人間が不確かなものを
放置するのが嫌いな生き物だからです。
例えば、クイズ番組を見ていて
急にCMが入ると
答えが気になってしまうようなものです。
このように「答えがわからない」という状態を
放置することは
相手の潜在意識に影響を与えます。
不確かな状態を意識的に作ることで
相手の潜在意識に
知りたいと思わせたり
思い出させたりする効果があります。
好きな人に対しても
恋愛感情を隠した状態で
仲良くなったりすると
「この人って私のことどう思っているのだろう」と
考えるようになり
意識させることができるのです。
相手が自分のことを考えるほど
相手の中で自分に対する
恋心は大きくなります。
だからこそ恋愛感情は
隠しておいた方がいいのです！
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
本書では他にも
人間の潜在意識を刺激して
自分に好意を持たせるための方法が
たくさん解説されています。
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください！
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