こんにちは！しょーてぃーです！
今回は、ジョンＪ.レイティさんの
『脳を鍛えるには運動しかない！最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
について紹介をしていきます！
『脳を鍛えるには運動しかない！』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
頭が良くなりたいなら
運動が必要だということを
解説してくれる1冊です。
本書をオススメしたい人
・運動の効果を知りたい人
・運動と頭の良さの関係を知りたい人
・頭が良くなるための運動が知りたい人
本書では、運動と脳の
相関関係について記載された1冊です。
勉強すると、運動がしたくなり
運動したら、勉強がしたくなります。
実際にAppleの元CEOである
スティーブ・ジョブズは
散歩をしながら
重要な話をしたり考え事をしていました。
小説家の村上春樹さんも
フルマラソンに出場するくらいの
ランナーでもあります。
このように頭のいい人ほど運動をしており
本書では、運動がもたらす
脳への効果が解説されています。
『脳を鍛えるには運動しかない！』の要約
運動は脳や心にとってもいい
運動は体にいいことは、周知の事実ですが
運動のメインは
脳や心にとって非常にいいことです。
運動するとBDNFといって
脳に活力を与える物質が
たくさん分泌されます。
このBDNFが
しっかり分泌されれば
記憶力や集中力が高まります。
また、運動をすることで
うつやパニック障害などの
メンタル疾患になりにくく
ストレスも解消されます。
このように運動は
体だけでなく脳や心に非常にいいのです。
運動しないと脳が劣化する
脳を劣化させるものは
運動不足・加齢・ストレス の3つです。
まずは運動不足についてですが
前述の通り運動すると
BDNFが分泌されます。
つまり運動不足になれば
このBDNFがあまり分泌されず
脳が劣化していきます。
次に加齢ですが、歳をとるにつれて
物忘れが多くなったり、認知症になるのは
加齢によってBDNFの量が減るからです。
また、40歳を超えると
BDNFが段々と減っていくので
運動をしておかないとボケていきます。
よく定年退職をしてボケる人がいるのは
仕事をしなくなったことによる運動不足と
加齢によってBDNFが急激に減ったからです。
歳をとれば、毎日運動をしないと
脳も体も維持することが難しいです。
そしてストレスですが
ストレスによって脳内に
コルチゾールという物質が出ます。
このコルチゾールという物質は
BDNFを減らす効果があります。
うつ病の初期症状として
物忘れやうっかりミスが増えるのは
ストレスでBDNFが減っているからです。
そして、これらより
運動は脳にもよく
ストレスも解消され、認知症にも効果的です。
するべき運動は有酸素運動
脳や精神にいい運動は
週に4回・30~60分の有酸素運動です。
有酸素運動とは
ランニングやウォーキング
エアロバイク・水泳・ダンスなどの
息が切れる運動です。
ちなみにうつ病の人や60歳以上の人は
週4回ではなく、毎日の運動がオススメです。
精神状態が悪かったり
歳をとっている場合は
運動回数を増やしていく必要があります。
因みに筋トレのような運動も
効果がないわけではありませんが
脳にとって、1番効果的なのは有酸素運動です。
なぜなら有酸素運動が
人間に適した運動だからです。
太古の昔の人間は狩りをするために
ずっと歩いたり
長距離を走ったりしていました。
狩りの方法は
獲物が疲れて動けなくなるまで
とにかく歩いたり走ったりして
追いかけていました。
その時の行動様式が
現代人にも刷り込まれています。
本書でも
先祖の活動を真似しましょう
ランニングやウォーキングをしましょう と
アドバイスがされています。
いきなりランニングから始めてもいいですし
挫折しそうならウォーキングから始めて
時々ランニングをするとかでもいいです。
そしてそのうち
運動することが気持ち良くなり
もっと運動しよう！と思えてきます。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
健康を手に入れるために
たくさんのお金は必要ではなく
ただ有酸素運動をすればいいことを
本書から学ぶことができます！
仕事も勉強も一生懸命頑張ることは
素晴らしいことですが
効率を良くするには
1日30分でいいので運動をすることです。
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください！
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