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『移動する人はうまくいく』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、長倉 顕太さんの

『移動する人はうまくいく』について紹介をしていきます!

 

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『移動する人はうまくいく』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

移動して環境を変えることの大切さを教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・移動の大切さを知りたい人

・何かを変えたい人

・人生を変えたい人

 

多くの人は「自分を変えたい!」と思って、筋トレや副業を始めたりしますが

数日後には挫折してやる気を失い、結局いつもと同じ日常に戻ります。

 

ですが一時的なモチベーションややる気の力で

何かを変えられる人はほとんどいません。

 

大事なのは意思ではなく、環境をガラッと変えることです。

 

そもそも人間は環境に適応するようにできているので

今までと同じ環境で今までと違う結果を得ようとしても難しいです。

 

本書の著者は1つの場所に居座るとマンネリ化してしまうので

1つの場所にとどまらず、とにかく移動し続けることが大事と述べています。

 

実際に著者は1つの場所に定住せずに

ホノルル、サンフランシスコ、東京、大阪、京都などを

行き来する生活を15年以上続けており

移動するようになってから、年収も上がっているとのことです。

 

本書はそんな著者から、移動して環境を変えることの大切さが解説された1冊です。

 

『移動する人はうまくいく』のまとめ

1つの場所に定住すると選択肢が減る

まず著者は「人生の豊かさは選択肢の多さであり、

選択肢を増やすことが人生戦略において一番重要である」と述べています。

 

選択肢が少ないと「もうダメだ」「これでダメなら終わりだ」と悲観的になりやすいからです。

 

例えば、ずっと日本にいれば日本の価値観に染まりますし

同じような友達とばかりいれば「会社を辞めたら終わり」

「マイホームは買うべき」のような価値観に染まってしまいます。

 

また会社員が自分を犠牲にして働きすぎたことで

過労死や自殺をしてしまうのも「会社を辞めたら終わり」と考えており、選択肢が少ないからです。

 

一方で、移動して今までの環境をガラッと変えると

視野や価値観、選択肢が広がるので

「こっちがダメならあっちでいいや」と思えて、人生が豊かになりやすいです。

 

海外に行ったときに、日本の常識が世界では非常識であったり

日本の治安の良さに驚いたりして価値観がガラッと変わることが多いように

自分の持っている選択肢を増やすためにも

環境を変えて、新しい経験をし続けることが大事です。

 

移動すると能力が開花する

移動して環境を変えることで、脳がリフレッシュされて活発になります。

 

例えば、いつも通りの通勤ルートだと

特に何も考えなくても安全に会社に着くことはできますので

脳はあまり活発に動いていない状態です。

 

ですが旅に出ると、不慣れな環境や道、新しく出会う人と接するので

脳が活発になり、周囲に注意が向くようになります。

 

そしてこの時に、脳は覚醒状態に入るので

問題解決能力が上がるだけでなく、ポジティブで意欲的になります。

 

小説家が自宅ではなくホテルや旅行中に執筆するのも

いつもと違う環境に身を置くことで脳が覚醒し、普段と違う能力を発揮できるからです。

 

実際に著者も、毎週のように東京、大阪と国内を飛び回り

毎月アメリカと日本を往復数量になってから年収が上がったといいます。

 

つまり、毎日同じ環境にいると脳は慣れてしまい、あまり活発に働かなくなりますが

敢えて不慣れな新しい環境に移動することで、脳の問題解決能力が上がり

気持ちもポジティブになりやすくなるということです。

 

安定を強く望む気持ちが環境を変えることを拒む

人が環境をなかなか変えられない理由は

安定や現状維持を求める気持ちが強いからです。

 

当然ですが、安定を求めていれば

何が起こるかわからない環境に移動しようとは思いません。

 

特に日本人の安定志向は強く、パスポートの取得率がたった17%であり

毎日同じ場所で暮らしている人が多いです。

 

しかしその一方で「なんかつまらない」と退屈な人生に嫌気がさしている人も多いです。

 

ですが、安定を求めていればすべて予想通りで

何の変化も驚きもないので、つまらないに決まっています。

 

もちろん、人は自然と安定や安全を求めるのは当然のことです。

 

しかし、今の時代は適度にリスクを取る人の方が得をする時代です。

 

1つの会社でずっと働いたり、貯金ばかりする人より

適度なリスクをとって勢いのあるスタートアップ企業で働いたり

インデックス投資を始めたり、副業をしたり、待遇の良い会社に転職している人の方が

効率よく稼いで、大きな財産を早く作ることができることも多いです。

 

あくまでも生死に関わるようなリスクを取れというわけではなく

適度にリスクを受け入れた方が得ですし、人生が新鮮で楽しくなるということです。

 

本書では、脳や人生に刺激を与えるためにも

安定志向を捨てて、1つの場所にとどまるのではなく

移動して環境を変えることを強くオススメしています。

 

海外と国内でそれぞれ年4回旅行に行く

本書でオススメしている具体的な方法の1つ目は

「海外と国内でそれぞれ年4回旅行に行く」ことです。

 

今まで同じ場所で同じことを繰り返してきた人が

いきなりアメリカに移住することはとても難しいので

まずは移動する体質ができるまで旅行することです。

 

そのうえで海外と国内でそれぞれ年4回旅行することで

移動する体質を徐々に身につけるということです。

 

著者自身ただの旅行好きではなく、東京は快適でご飯も美味しいので好きですが

行動力や脳を活発にしたり、選択肢を増やすためにも

敢えて意識的にいろいろなところを点々としています。

 

別に場所はどこでも良く、あくまでも移動することが大切です。

 

なので海外でも1泊で帰ってきてもいいですし

国内なら日帰りでも全然いいとのことです。

 

そのため移動して何かをしなければいけないわけではなく

移動することだけでもかなりリフレッシュでき、脳も活発になります。

 

会社を辞めて独立する

本書でオススメしている具体的な方法の2つ目は

「会社を辞めて独立する」ことです。

 

現実的に年4回ずつ国内外を旅行したり、ホテルに泊まるとなどの

二拠点生活をしようとすると、当然ながら時間とお金が必要になります。

 

そこで本書では「長くても1年後には会社を辞めろ」と書かれています。

 

前述の通り、人勢の豊かさは選択肢の多さであり

選択肢を増やすことが人生戦略において1番重要なことです。

 

そして選択肢を増やすのに最も大事なことが

会社を辞めて独立して「誰と働くか」「どこで働くか」「いつ働くか」を

自分で決められるようになることです。

 

独立することはものすごく不安なことではありますが

現代は終身雇用制度が崩壊して、多くの人が頑張ってもそこまで給料が上がらず

国は社会保険料をかなり上げているので手取りが減っています。

 

そのため本書では、今の時代は安定を求めて会社員を続けることが

最大のリスクになっているということです。

 

また著者は副業では本気になれませんし

転職では結局時間を自由に使うことができないので

とにかく会社を辞めて独立することを強くオススメしています。

 

移動しながら仕事をする

本書でオススメしている具体的な方法3つ目は

「移動しながら仕事をする」ことです。

 

現代ではスマホやパソコンとネット環境があれば

どこでも仕事ができるようになっています。

 

しかも自宅や会社で仕事をするよりも、移動中の方が仕事が捗ります。

 

実際に著者は、よく東京から大阪に行く時に

あえて乗車時間の長くなる「こだま」や「ひかり」に乗って仕事をこなします。

 

なので旅行するから仕事ができないわけではなく

旅行中でも移動を活用して、バリバリ仕事をこなすイメージです。

 

毎日同じ時間に同じことをする

本書でオススメしている具体的な方法4つ目は

「毎日同じ時間に同じことをする」ことです。

 

勉強も仕事も筋トレも問わず、ある程度の結果を出すためには

毎日何かを淡々とやり続ける継続力が重要になります。

 

そして、移動しても毎日同じ時間に同じことをする意識を持つことです。

 

例えば著者の場合、日本にいるときは

朝6時に起きてカフェに行き仕事をしているとのことです。

 

一見ストイックそうに思えますが、著者はどちらかと言えばだらしない方らしいですが

毎日同じ時間に同じことをすることを習慣にすることで、結果が出るようになったといいます。

 

やることはなんでもよくて、ただ淡々とやり続けるが目的です。

 

間違っているかを気にせず見切り発車する

本書でオススメしている具体的な方法5つ目は

「間違っているかを気にせず見切り発車する」ことです。

 

移動する際にリスクを心配したり、失敗を恐れる気持ちから考えすぎたり

準備に時間をかけすぎたりして、結局行動できない人が多いです。

 

そこで考えすぎずに見切り発射するくらいの気持ちで

どんどん動いていく必要があるということです。

 

例えば、フラッと旅行に行ってみたり

パッと日帰りのホテルに旅行するようなイメージです。

 

例え、かなり用意周到に準備をしたところで

最初から物事が思い通りに行くようなことはありませんし

必ずどこかで軌道修正することになります。

 

それならば、サクッと始めてしまった方がいいということです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

移動することの重要性が分かる1冊でした!

 

本書が気になる方は

是非本書を手に取ってみてください!

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