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『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』の要約について

ビジネス

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、河野英太郎さんの

『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』

について、紹介をしていきます!

 

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『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ 』について 

本書の概要

本書は、ひとことで言うと

中堅社員の悩み」を

解決してくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・社会人10年目に近い人

・悩みを抱えている中堅社員の人

・今後の悩みが気になる若手社員の人

 

中堅社員の悩みというのは

新入社員の頃の悩みと比べて

根深いものが多いです。

 

中堅社員は良くも悪くも

周りが見えてくる頃です。

 

自分の実力が周りと比べて

どの程度なのかというのが

はっきり見えてきます。

 

そんな中堅社員が

これからのキャリアで

できる人となるのか

窓際社員となるのかは

日々の過ごし方で変わります。

 

そして本書では

中堅社員の方々に対して

悩みを解決しながら

適切な仕事の仕方を

教えてくれる1冊となっています。

 

『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』の要約

憧れはシカトする

まず社会人10年目になって

大切なことは

憧れをシカトすることです。

 

要は、自分の頭の中にある

理想の自分と現実の自分を

比較して落ち込まないことです。

 

新入社員の頃の10年目の先輩は

部署の中心メンバーで

めちゃくちゃ仕事ができる人

だと思っていました。

 

そんな人と自分なんて・・・

と挫ける気持ちもわかりますが

それは何もわかっていない

新入社員だったからでした。

 

ですが、有名なビジネスマンですら

30代の頃はもがいていて

憧れだった先輩も

必死でもがいています。

 

それが現実であり

キラキラした10年目のイメージなんて

ただの幻想に過ぎません。

 

SNSなどにいる

凄い実績を持っている人も

例外でしかないです。

 

そんな幻想やSNSに

翻弄されていると

目の前の仕事に

集中できなくなります。

 

幻想などをフルシカトして

目の前の仕事を

ハイレベルで仕上げれば

後々、肩書きも収入もついてきます。

 

ご意見番になるな

「ご意見番になるな」とは

口は出すけど、手は動かさないような

人間になるなということです。

 

社会人10年目になれば

・この会社はこうだよな

・本来はこうするべき

と客観的に物が見えるようになります。

 

ですがこれを拗らせると

文句ばっかり言うベテラン社員という

悲惨な状態になっていきます。

 

批判する上で必要なのは

「自分はこう思う」という意見と

「こうすれば良いのでは」という解決策です。

 

そして、この意見を

実行していければベストです。

 

飲み屋でワイドショーの

コメンテーターのように

ただ悪口だけを言うことは

絶対に避けるべき姿です。

 

リーダーは特別ではない

中堅社員になると

リーダーになる人とそうでない人が

はっきりしています。

 

ここからはリーダーになる上で

知っておくべきことについて

記載していきます。

 

まず、リーダーは

特別ではないことです。

 

日本国内には

370万ほどと会社があります。

 

すると社長だけでも

370万人ほどいるので

その下のリーダーは膨大な数います。

 

なので、管理職などのリーダーは

何も特別なことではないので

慣れるかどうかの問題

ということになります。

 

任せるタイプのリーダーはダメ

世の中にはいろんなタイプの

管理職やリーダーがいますが

部下の主体性によって

任せるタイプのリーダーはダメな例です。

 

なぜならリーダーには

正解のタイプなんて

存在しないからです。

 

部下によってリーダーは

常にケースバイケースであり

部下に合わせて

異なるコミュニケーションが

必要になってきます。

 

新入社員なのか

ベテラン社員なのかで

任せられるレベルは異なります。

 

また、組織の風土によって

求められるリーダーは変わってきます。

 

伝統的な日本の企業なら

人間力や努力などの

情熱的な要素が求められます。

 

反対に外資系企業なら

データや事実などの

クールさが求められます。

 

だからこそ

任せるタイプなんだよね

といったような

タイプを固めるのではなく

相手や環境に合わせて

自分を変えていくことが大切です。

 

残酷な親を目指す

できるリーダーの最終地点は

部下の親のような存在を

目指すということです。

 

よくある事例として

プレイヤーとして

結果を残してきた人は

同じく結果を残す部下を

ライバル視してしまいます。

 

これだとリーダーとして

目指すポイントが間違っています。

 

リーダーとして目指すべきポイントは

自分がいなくても回る組織を

作っていくことです。

 

それが最高のリーダーであり

マネジメントのゴールです。

 

自分がいなくても回る組織にするためには

自分に代わるリーダーを

見つけることです。

 

後任を探す気持ちで

マネジメントをすれば

心から自分を超えてほしいと

親のような気持ちになります。

 

また、全然仕事のできない部下の場合も

親のように対応するのがベストです。

 

どこの会社にも

全然伸びない人はいます。

 

相手や組織に合わせた

コミュニケーションをとっても

全く伸びない人もいます。

 

そんな人材に対しても、本書では

親目線で寄り添って

その部下の人生を

長期的な視点で見てケアするべき

と述べています。

 

なぜなら、親だからこそ

残酷なことも伝えなければ

いけないからです。

 

誠心誠意その人に向き合っても

どう頑張ってもこの人に

今の仕事が向いてないと感じたら

「また一緒に頑張ろう」ではなく

「別の道に進むべきだ」と

残酷なアドバイスを

しなければいけないのです。

 

「別の道に進むべきだ」と言うことは

残酷に思えるかもしれません。

 

ですが、言ってあげないことの方が

実は残酷なのです。

 

その場をうやむやにする

生半可な優しさでは

その部下は99%

大きく成長することはないです。

 

しかも歳を取れば

人材としての価値は

下がっていきます。

 

そんな中、定年まで

会社が面倒を見るならまだしも

40代・50代で

リストラしてしまうことの方が

長期的に見れば残酷です。

 

だからこそ「これは無理だ!」と

判断したら別の選択肢を

その人のキャリアが壊れる前に

早めの段階で伝えます。

 

これが親として、現代の

信頼されるリーダーとして

やるべきアクションです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

中堅社員の抱える

生々しい悩みを解決してくれる

良書であると感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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