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『超ミニマル・ライフ』の要約について

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、四角 大輔さんの

「超ミニマル・ライフ」について紹介をしていきます!

 

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『超ミニマル・ライフ』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

余計な物を削ぎ落として、大切なことに集中する方法を教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・自分のやりたいことを実現したい人

・大切なことに集中したい人

・余計なものを削り落としたい人

 

2023年の世界幸福度ランキング  では

日本の幸福度は47位とG7の中では最下位となっています。

 

65カ国を見てきた著者によると、日本の幸福度が低い理由は

本来必要のないものを大量に買うために

時間とお金を浪費しているからと述べています。

 

ここでの必要のないものとは

ブランド品や高級車・大量の服・SNS・ゲームなどです。

 

これら全てが悪いわけではありませんが

本来の自分のやりたいことがあるにも関わらず

それらとは関係のないもののために時間やお金を浪費すると

やりたいことを実行する余力が残らなくなります。

 

登山で言えば、不要なものをバッグにたくさん詰め込んでいる状態で

それだと足が重くなり、途中でリタイアしてしまいます。

 

そのようになりたくないのであれば

余計なものを極力削り落として、必要最低限の装備で身軽になることです。

 

そして残った時間やお金で

自分が本当にやりたいことに向けて使うことが

大切であることを教えてくれる1冊です。

 

『超ミニマル・ライフ』のまとめ

忙しいが人生を破綻させる

忙しいと自分のペースが乱されて、色々なことが疎かになります。

 

実際に日本には仕事が忙しすぎて

寝る時間も満足に取れず、食事も疎かになり

遊ぶ時間もなく、ストレスで過食をしたりしている人も多いです。

 

忙しいと人は視野が狭くなり、物事を深く考えられなくなるために

流されて生きるようになってしまいます。

 

ちなみに学術研究を分析した調査によると

しっかり休む人の方が幸福度が高くなり

そういう人の方が生産性も創造性も高くなります。

 

つまり多くの日本人は、満足に寝られずに

別にやりたくない仕事で働きすぎているので、幸せを感じにくくなっています。

 

なのでまずは「忙しい = 良いこと」という思い込みをやめることです。

 

そして残業や休日出勤、飲み会などをできるだけ断って

まともな食事や運動、睡眠をとり、思いっきり遊んで

自分のコンディションを整えることです。

 

そうすることで心が満たされて

今の仕事の生産性も上がり、精神疾患を避けることができます。

 

生活コストを下げれば、大切なことに時間を使いやすくなる

生活コストが低ければ低いほど自由になれるので

やりたくない仕事をする時間を極力減らせます。

 

例えば1ヶ月の生活コストが10万円なら

取り敢えず日給1万円の仕事を10日間やれば

残りの20日は自由に自分のやりたいことに時間を使えます。

 

また生活コストが低ければ、ブラックな会社を辞めて

バイトなどで食っていくことも可能です。

 

お金を使いすぎてしまうということは

見栄を張ったり、余計な物を欲しがっているからです。

 

余計な物を買うために、やりたくない仕事に時間を使うなら

余計な物を欲しがらずに、最低限生きていける分を手元に残して

残りの時間を自分のために使うべきということです。

 

今の日本では、ほとんどの人が

無駄な散財で生活コストが大幅に膨らんだことで

それをキープするために余計に働かなければならず

結果として、自分のやりたいことができなくなっています。

 

生活コストを下げるには、

お金の使い道を投資・消費・浪費の3つに分けることです。

 

見栄を張るための浪費をゼロにして、消費を極限まで減らして

投資にお金を惜しまないという考え方が良いということです。

 

本書では、人生における最大の投資先は自分であると書かれています。

 

身体や脳、心の状態が良くなるための健康や

大好きなことややりたいことに繋がるものに投資するのが良いです。

 

やらなくていい仕事、自分らしくない仕事は最低限

本当はやりたくない仕事やしっくりこない仕事を

生活のために仕方なくやっているなら

充実感も得づらく、結果も出ないです。

 

実際に著者も会社員時代に、自分らしくない仕事ばかりをして

希望を失い、心身の不調に苦しんだ過去があります。

 

ですが少しずつ「挑戦したい」という自発的な気持ちで

やりがいがあることに取り組むことで初めて

生きる喜びを実感できるようになり、いい結果が出るようになりました。

 

つまり、ご飯を食べるために働くライスワークではなく

心の底からやりたいと思えるライフワークへ移行した方が

充実感もあり、成果も出やすいということです。

 

そこで、心底やりたいと思えることを仕事にするための準備をします。

 

それは前述の通り、生活コストを小さくして

お金や生活のために働かなければいけない時間を最小限にすることです。

 

そして残りの時間で自分の挑戦ややりたいことをコツコツ始めていくことです。

 

苦手な人はできるだけ避ける

苦手な人を避けることは、限られた時間を大事に使い

ストレスを最小化するための処世術のようなものです。

 

実際に苦手な人と一緒の空間に2人きりでいると

ストレスも溜まりますし、仕事や勉強に集中できなくなります。

 

特に会社員だと苦手な人を徹底的に避けられないので

できる限り避けることが重要です。

 

まずは苦手な人の話題を出さないようにすることです。

 

そしてできる限りその人の存在を頭から消して

その人の近くに座ったり、行かないことです。

 

ですが、挨拶や返事はできる限り笑顔でします。

 

なぜなら挨拶や返事は社会人として当たり前のことであり

そこがおごそかだと、相手から変に嫌われたりするからです。

 

また、苦手な人は自分にとって邪魔であっても

組織や誰かにとっては必要な存在である可能性があることを忘れてはいけません。

 

そう思えば、苦手意識が少しは薄れていきます。

 

スマホを避けて無心で遊ぶ

自分のやりたいことをしていくためには

良いコンディションが必要不可欠であり

そのためにはストレスの発散や食事、睡眠、運動は欠かせません。

 

特にストレスが常態化すると、心身が不調になってしまいます。

 

そこでストレスを発散するために

オフラインの遊びを始めることが大事です。

 

例えば、ソファやベッドでゆっくりしていても

ネットにつながっているスマホを使っていると

脳に情報が大量に送られてきて、ドーパミンが放出されるので

脳を休めることができなくなります。

 

肉体疲労の半分は脳疲労が原因であり

そのためスマホを見ていると身体も疲れます。

 

また本書では、以下のように書かれています。

SNSやゲーム、動画や友人とのチャットでストレス発散した気になっているかもしれないがそれは一時的な感覚で、その行為はただ脳を激しく疲れさせるだけだ

 

そのためストレスを解消して本当の休息を取りたいのなら

釣りやカヤック・登山・度・スポーツ・音楽を演奏するなどの

デジタルデバイスから離れた遊びをする方がいいです。

 

このような遊びにお金を使うことは

浪費ではなく投資になると著者は述べています。

 

スマホによってストレスが常態化しやすい現代では

心の健康を保つために、オフラインの趣味を持つことが大切ということです。

 

食事は一汁一菜を心がける

本書の著者は、食材を自給自足で

味噌を自分で作っているくらいの健康オタクです。

 

そんな著者の試行錯誤の末にたどり着いた食事が、一汁一菜です。

 

具体的にいうと「お米・具沢山の味噌汁+で+@魚や野菜」という

非常にシンプルな食事になります。

 

ちなみに著者は、毎日味噌汁2杯と納豆1つを欠かさず食べています。

 

一汁一菜だと食事の準備にそこまで時間はかからないですし

何よりも食事代を最小限に抑えることができるため

生活コストも上がらないです。

 

その他に著者が避けているものが、赤みの肉・乳製品・小麦粉・砂糖・

化学処理された油・塩分過多な食品の6つです。

 

7,8時間は熟睡する

一部のショートスリーパーの人を除いて

平均で7,8時間近く寝るのが最も健康的です。

 

実際に100万人近くを調査した結果によると

平均7時間寝る人たちの死亡率が最も低く

それ以下の人とそれ以上の人たちが、共に死亡率が高くなっていました。

 

なかなか寝られない場合は

3つの睡眠を妨げる要素を取り除くことです。

 

1つ目は、寝る前の食事を避けることです。

 

胃の中に食べ物がある状態で眠ると

胃が働いているために熟睡しづらくなります。

 

2つ目は、寝る90分前に入浴することです。

 

脳や内臓などの温度を深部体温と言いますが

これが低い方が眠りやすいです。

 

暑苦しい夏よりも寒い冬の方が眠りやすいのは

深部体温が下がりやすいからです。

 

だから寝るときは深部体温が低い方がいいため

敢えて90分前にお風呂に入って体温を無理矢理上げます。

 

すると、体温の揺り戻しが起こることで

深部体温がガクッと下がるので眠りに入りやすくなります。

 

3つ目は、夜のスマホを避けることです。

 

夜にスマホを見ていると、ブルーライトで目が冴えて

スマホから情報がたくさん入ってくるので

ドーパミンが放出され、興奮して睡眠を妨げます。

 

現代にスマホを触らないのが難しいのであれば

せめてダークモードやブルーライトカットにしたりすることです。

 

このように食事・体温・スマホの3つを

コントロールすることで睡眠の質も上がってきます。

 

そして睡眠の質が上がることで

やりたいことや仕事での成果を上げやすくなります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

大切なことに集中するための時間の使い方や

生活コストを下げることの重要性について学べる1冊です。

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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