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【あやうく一生懸命生きるところだった 】の要約と感想

エッセイ

こんにちは!しょーてぃーです!

 

今回は、フリーのイラストレーターの

ハ・ワンさんの

「あやうく一生懸命生きるところだった」について紹介します。

 

本書を通じて、

印象に残った部分や感想を記載していきます。

 

※本記事は3000文字くらいあります。

もし概要だけ知りたい方は下記の記事がおすすめです 。

 

【5分でわかる!】あやうく一生懸命生きるところだった の 要約と感想
こんにちは!しょーてぃーです! 今回はハ・ワンさんの 「あやうく一生懸命生きるところだった」について紹介します。 本書の要約や感想を記載していきます。 「あやうく一生懸命生きるところだった」 について  本書の概要 「こんな...

 

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「あやうく一生懸命生きるところだった」 について 

本書の概要

「こんなに一生懸命生きているのに、

自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、

やりきれない気持ちになっていた著者。

 

そして、やりきれない気持ちが

限界に達してしまい

40歳目前で会社を辞めます。

 

「一生懸命生きない」と決めた著者が

「自分はどう生きたいのか?」を

見つめ直した結果

自分らしく生きるコツが見つかりました。

 

そんな著者による

生き方を見直したくなるエッセイです。

 

本書をオススメしたい人

・頑張っているのに報われない人

・頑張ることに疲れた人

・生き方を見直したい人

 

「頑張っても給料は上がらない」

「早く結婚しないの?」

「1番出世する人は誰か?」

といったような誰かが作ったレースに

気づかずに自分も走っていると思います。

 

そして、そんなレースに

一生懸命になっていると思います。

 

本書では、そんなレースに疲れた人に向けて

「生きること」について見直すことができる

オススメな1冊です。

 

それでは気になった箇所をピックアップしていきます!

 

「あやうく一生懸命生きるところだった」の概要

努力は必ず報われるわけではない

いきなり残酷ですが

努力したとしても報われることがなく、

簡単に裏切ることが多いです。

 

実際に頑張って勉強しても

報われないこともあります。

 

私はプログラミングを

1年間、本気で取り組みましたが、

本当に理解できませんでした。

 

反対に努力しなくても、報われる人もいます。

「友達が受けたオーディションについて

 行ったら受かりましたー」という芸能人もいます。

 

必死に努力したとしても

見返りが必ずあるわけではないです。

 

また、必死にやらなかったからといって

見返りがないこともないです。

 

しかし、

努力しなければいいということではないです。

 

仕事に役立つ資格をとりたければ

勉強はした方がいいです。

 

筋肉をつけたければ

ジムに通う方がいいです。

 

ここで言いたいのは

その努力が必ず報われるわけではない」ということです。

 

世の中には

「私はこんなに努力したんだから、

 これくらいの見返りがあるはず!」と

考える人が多いです。

 

こう考えてしまうことで

かなり苦しんでしまいます。

 

見返りは運に近い要素があります。

 

「何事も頑張れば叶うわけではないけど

 取り敢えずやってみる。」

といった感じで

気を張りすぎずに生きていくべきです。

 

やる気がなくても働いていい

「どうやったらやる気が出るか?」と

悩んでしまうこともあります。

 

しかし、

この悩みはおかしいのです。

 

やる気は、愛情に近いものです。

 

どんなに努力をしても、

好きではない食べ物は好きではないように

やる気が出ないものはやる気が出ません。

 

やる気は自分で作るもので

誰かに強要されて作るものではないのです。

 

そもそもほとんどの人が働くのは、

お金を稼ぐためです。

 

ですので、

やる気がなくても好きではなくても働けばいいのです。

 

この世の全員が、やる気を持って

好きな仕事をしているわけではないです。

 

会社や仕事に対して

「時間」と「労働力」を使っているのに

「やる気」まで要求されるのは

欲しがり過ぎだと思います。

 

やる気がなければ

目の前のことを淡々とこなせばいいです。

 

むやみにやる気を出そうとすれば、

反動で無気力になってしまいます。

 

世間の風潮を捨てて、自分らしく生きる

世の中には

年相応にこうするべきといったような風潮があります。

 

例えば

「30歳までには結婚するべき」「子供は作るべき」

「仕事で出世するべき」「車は買うべき」

「男が稼ぐべき」「女が家事をするべき」などです。

 

著者も最初は

他人の風潮に合わせて生きようと

頑張ったのです。

 

頑張って出世して

お金持ちになるための努力をして

誰が見ても恥ずかしくない

立派な人生を目指しました。

 

しかし努力は必ず報われるわけではないです。

 

結局のところ著者は

出世はしない、モテない

人並み程度しか稼げない

 

そして、40歳で

結婚もせずに車も持っていない状態でした。

他人によく見られようと

頑張れば頑張るほど苦しくなりました。

 

そこで著者は自分らしく生きるようにしました。

 

そもそも結婚願望はなく、

車も必要ではなかったのです。

 

そして著者はこのように思いました。

「本当に恥ずべきなのは、この歳で何も持っていないことではなく、

 自分なりのポリシーや方向性を持たずに生きていることだ。」

 

もし他人のために頑張っているのであれば、

著者の言葉を機に

生き方を考え直してもいいと思います。

 

私はこの言葉がめっちゃ刺さりました。

 

人と比べてはいけない

簡単に不幸になってしまう

方法があります。

 

それは「誰かと比べること」です。

 

今すぐ、楽天の三木谷さんや

孫正義さんのようなお金持ちや

菅田将暉さんや佐藤健さんのような

イケメンと比べてみてください。

 

「ああ、なんて自分は貧乏なんだ」

「ああなんで自分はブスなんだ」と

誰かと自分を比べると

簡単に不幸になります。

 

なので、私たちは

誰かと自分を比べないように

気をつけないといけないです。

 

そして、私たちが自分と比べてしまうのは

いつも自分と近い存在です。

 

イチローやスティーブ・ジョブズが

いくら稼いでいたり、モテたりしても

嫉妬しないです。

 

そもそも自分と比べようなんて思いません。

 

このように、比較してしまう対象は

自分と同じレベルと感じている人です。

 

自分より馬鹿だと思っていた人が

東大に入っていたり

自分よりモテないと思っていた人が

美女を連れて歩いたりすると

嫉妬してしまいます。

 

つまり、人間は

ほとんど自分と似たレベルの相手と比較して

落ち込んだり、優越感に浸っています。

 

つまり、どんぐりの背比べですので

他人と比較しても、意味ないです。

 

イチローやスティーブ・ジョブズからしたら

「コイツらくだらねえ」と思われますね笑

 

期待しすぎない

期待しすぎると

必ずがっかりしてしまいます。

 

例えば、友達から

「このマンガめっちゃ面白いから絶対読んで!」

と言われて読んだら

全然面白くなかったことがあります。

 

逆に、期待せずに読んだマンガが

そこそこ面白いこともあります。

 

同じマンガでも

期待していた人はがっかりして

期待しなかった人は

普通に面白かったといいます。

 

つまり

期待と失望はセットなのです。

期待するから失望するのです。

 

マンガに限らず、全てのことに通じます。

 

新しくできたラーメン屋さんにいく時や

マッチングアプリで誰かに会う時も

期待しすぎてしまうと、必ずがっかりします。

 

しかし、期待さえしなければ

そこそこ面白かったりします。

 

大きな期待をしなければ

毎日が小さなラッキーの連続になります。

 

反対に、期待すればするほど

人生は面白くなくなります。

 

最後に

ここまで本書の一部を紹介してきました。

 

他にも

「他に選択肢はないと執着しない」

「やらなかった後悔は後を引く」

「お金のために自由を後回ししない」といったようなことも解説されています。

 

一生懸命生きているのに疲れている方や

自分らしく生きてみたいと思う方は本書が刺さると思います。

 

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