こんにちは!しょーてぃーです!
今回は大塚 寿さんの
『30代を後悔しない50のリスト』について
紹介をしていきます!
『30代を後悔しない50のリスト』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
30代の生き方について解説された1冊です。
本書をオススメしたい人
・20代・30代の人
・30代を後悔したくない人
・後悔しない人生を送りたい人
20代の頃は、見た目や学歴などの要素で
周りから大きな期待を寄せられますが
30代になると評価は実績のみとなります。
そのため、20代で脚光を浴びていた人が
30代でしょぼくなってしまったり
反対に20代で影が薄かった人が
30代になって、一気に頭角を現すといった逆転現象が起こります。
また30代は仕事だけでなく
結婚・住む場所・家の購入などの決断が
怒涛の勢いで迫ってきます。
そのため30代でなにを学び、どう生きたかで
その後の人生に大きな差が出てしまいます。
本書は、30代を後悔しないための
行動を知ることができる1冊です。
『30代を後悔しない50のリスト』のまとめ
誰と付き合うかを真剣に考える
20代が種まきの期間であれば
30代はその種から出た芽を育てる期間です。
そして30代にどんな人と付き合うかで
大きく成長できるかできないかが決まります。
自分の身の周りに、行動する人が多ければ
「自分も多少リスクを取ってでも行動してみようと」思います。
反対に、全く行動しなかったり
行動している人を笑う人が周りにいれば
自分も行動しなくなっていきます。
このように人は自分の身の回りの人に
無意識のうちに影響されてしまいます。
実際にハーバード大学の
ニコラス・クリスタキス教授が行った調査で
太っている友達がいると、57%の確率で
自分も太りやすくなる傾向があることが分かりました。
また、31歳で億万長者となったジム・ローンは
「あなたの周りの5人の平均があなた」と言っています。
つまり、話し方・考え方・秋雨にゅう・趣味・行動など
あらゆる面で周りの人の影響を大きく受けます。
なので30代は自分が「この人みたいになりたい」と思う人とだけ積極的に付き合い
「こうなりたくない」「尊敬できない」という人とは
積極的に付き合う必要はありません。
また30代では、家庭に仕事、子育てが忙しくなり
どうでもいい人と付き合う時間がなくなります。
だからこそ、限られた大切な時間を
この人と付き会いたいと思える人の側で過ごすことです。
お金の知識を身につけておく
社会人になってからも、勉強した人とそうでない人とでは
知識量にとんでもない差がついてしまいます。
それ故に30代になると、勉強を続けた人とやめた人とでは
知識に差がありすぎて、話が合わなくなります。
さらにお金の知識は、学校で習わないので
自分で勉強しないと知識はつきません。
・住宅ローンの金利は交渉できること
・生命保険はお金の無駄であること
・インデックス投資の方が貯金より利回りがいいこと
これらは学校で学ぶことはありませんが
多くのお金の本に書いています。
ですが知らない人は未だに
生命保険にお金をかけたり
銀行に貯金をすることしか知らなかったりします。
このように勉強をして常に自分をアップデートしないと
何年も大きく損をしており
気づいた時には遅いこともよくある話です。
なので社会人になっても、勉強し続けることが大事です。
仕事や恋愛のチャンスに飛びつく
チャンスは準備をして待ち構えていないと
決して掴めるものではないです。
後で気付いて追いかけても
一旦逃したチャンスは掴めません。
ですが、ほとんどの人はチャンスに気付かないか
チャンスだと思っても飛びつけません。
そして後になって
「あれチャンスだったんだ・・」と後悔します。
そして仕事や恋愛・結婚のチャンスは
20代・30代に集中しており
40代になるとかなり厳しくなってきます。
つまり20代・30代がある意味
恋愛のバッターボックスに立つラストチャンスです。
ここで恋愛のチャンスを掴めなければ
その先はないといっても過言ではないです。
もちろん結婚するしないは各々の自由ですが
多くの人は40代で独身の時に、最も不幸を感じています。
なのでチャンス活かすには
とりあえずチャンスに食いついて、細かいことは後で考えることです。
仕事で言えば、大きなプロジェクトを任されたり
上司が辞めて繰り上げで出世することもあり得ます。
その時は立ち止まらずに
とりあえずチャンスを掴んでみて、後で考えればいいです。
そして大事なのは、このようなチャンスが来たときに
すぐに飛び付けるように、普段から準備しておくことです。
歩いて体を鍛えておく
20代のころは徹夜で仕事ができても
30代になれば徐々にキツくなります。
特に30代半ばから40代前半にかけて
体力はガクッと衰えます。
漫画家やミュージシャンの人で
健康を蔑ろにして働いたことで
40代そこそこで亡くなられる人も少なくないですし
無理のしすぎでうつ病になったり、働けなくなる人もいます。
ここでのポイントは
酒・タバコ・ストレス管理・運動 の4つです。
酒とタバコは言うまでもなく
体に良い要素は一切ありません。
またストレス管理ですが、長時間働いても生産性は上がりませんし
何よりストレスだけが溜まっていきます。
実際に日本人よりもドイツ人の方が
毎年350時間ほど労働時間が短いのに生産性は高いです。
ただがむしゃらに働くということは
自分を追い込んでいるだけであり
大した成果が出ないことが多いです。
定期的に自分を癒す休息をとったほうが
前述のチャンスを掴みやすいです。
そして1番大切なのは運動です。
運動といっても、ハードな筋トレをする必要はなく
歩くことほど体に良いことはないです。
ちょっとした場所で歩いて行ったり
登山をしてみたり、1駅手前で降りて歩いて出社したりなど
些細なことですが、小さな運動の積み重ねをすることで
40代以降の衰えに備えることができます。
海外旅行に行く
30代と40代の大きな違いが
経験や知識を吸収する力の差です。
20代や30代は海外旅行に行ったときに
その経験や日本との違いを感じて吸収し
自己成長や起業したり、海外移住をしたりして
大きな人生の方向転換をはかることができます。
しかし40代になれば、既に人生の軸足が決まっているので
ただ楽しむだけの旅行になってしまいます。
「今忙しくて海外旅行なんて行けない」と思う人は多いと思います。
ですが、おそらく来月も来年も10年後も
「忙しい」と言い、やっと旅行に行けたとしても
体力が衰えた60代になる可能性が高いです。
また旅行は絶対に1人で行くことです。
友達や恋人と行けば
ただの遊びやデートになってしまいます。
1人で行ってそこで自分が感じたままに行動することで
自分の中に化学変化を起こすことができます。
「言葉が通じない。どうしよう」
「ぼったくられそう。どうしよう」など
不安を1人で乗り越えるからこそ、海外旅行には意味があります。
信じられるのは自分だけという状況だからこそ
旅行の経験値をフルで積むことができます。
さらに旅行に行った後は、その経験を何年も思い出して
話のネタになったり、心を豊かにしてくれます。
コミュニケーション能力を高める努力をする
著者によると会社内で
20代でエースと呼ばれていた人が30代で落ちぶれるのは
ほとんどの場合、コミュニケーション能力がないことです。
なぜなら30代は20代と違って
プレイヤーからマネジメントに仕事が移行します。
つまり自分1人でバリバリと仕事をこなすことが
評価されるのが20代だとすると
30代・40代はその経験から
後輩に指示を出したり、カバーしたり
仕事をうまく振っていくことが求められます。
このようなとき、大事なのは個人のスキルより
相手に関心を持って気配りをし
軽い雑談をする能力がとても大切です。
逆にコミュニケーション能力が低いと
他人に関心を持っていなくて
気配りができず、雑談もできないとなります。
自分磨きをする
30代は若さだけではどうにもならなくなり
人としての幅を持たせるためには
自分を磨くことが欠かせなくなります。
そこで重要なのは自己投資であり
お金をかけて一流のものに触れておくことが大事です。
どんなものでも、一流にはそれ相応の理由があります。
一流のレストラン・ホテル・楽器・靴
パーソナルトレーナー・ビジネスマン・アーティストなど
そういった一流のものに直接触れることで
自分の価値基準が研ぎ澄まされます。
良質な教材や学習にお金を使えば
仕事の生産性や健康が保たれて、お金を稼ぎやすくなりますし
いい美容院やサロンに行けば、清潔感が強化されます。
日常の生活費は質素にしつつ
使うべきところではお金を使うべきです。
いろいろなものに触れて
成長できる伸び代がある30代のうちに
きちんと自己投資をすることが重要です。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
他にも30代を後悔しないために
するべきことがたくさん紹介されていました!
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください!
コメント