こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、Z李さんの
『飛鳥クリニックは今日も雨(下)』について紹介をしていきます!
『飛鳥クリニックは今日も雨(下)』について
本書の概要
本書はひとことで言うと
人気インフルエンサーのZ李さんによる連載小説の完結編となります。
本書をオススメしたい人
・Z李さんが好きな人
・「飛鳥クリニックは今日も雨(上)」「飛鳥クリニックは今日も雨(中)」を読んだ人
・アンダーグラウンドな物語が好きな人
「飛鳥クリニックは今日も雨」シリーズは
人気インフルエンサーのZ李さんによる
週刊SPA!での連載が書籍化された作品です。
本作はシリーズ完結編であり
主人公のリーと相棒の純ちゃんが因縁深い相手と決着をつける物語であり
前作までと同様、歌舞伎町の治安の悪さがリアリティに描かれています。
『飛鳥クリニックは今日も雨(下)』のあらすじ
あらすじの概要
作家としての顔も持つ、Z李による初の小説三部作の下巻。
ヤクザ、援デリ、処方箋ドラッグに裏スロ。
新宿・歌舞伎町を舞台に、平成から令和にかけて鮮やかに描かれたリーたちの物語。
その最終章でリーは因縁深い相手と激突し、相棒の純ちゃんも避けては通れなかった男と対峙する。
『飛鳥クリニックは今日も雨(下)』の感想
シリーズ完結作もページをめくる手が止まらない!
シリーズ完結作ということもありますが
(上)(中)と同様で、読み始めるとページをめくる手が止まらないくらい
作品の世界に没頭してしまうくらい面白かったです!
前半部分は(中)の続編という形で始まりますが
そこからリーが忘れられないと思い続けている女が
ある日突然殺されてしまいます。
そこから数十年が経った現在の歌舞伎町で
リーは因縁の相手と決着をつける展開になります。
また相棒の純ちゃんは、家庭環境を無茶苦茶にした自身の兄と
こちらも因縁の相手と決着をつける展開になります。
双方が過去の自分を乗り越える姿は、泥臭く、たまらなくカッコいいです!
またシリーズを通じて、読者が物語に没頭できる要因として
文体自体が読みやすいことはもちろんのことですが
やはり歌舞伎町の情景がリアルに描かれていることと
世間では謎の存在であるZ李さんと
作中の物語のリアルさにとんでもないギャップがあるからだと思われます。
個人的にはすべてではないものの
大枠はZ李さんの実体験じゃないか?と思えるくらい
展開や作中の言葉にリアルと魂がこもっていると感じました!
アンダーグラウンドな物語が好きな人にはもちろん
男臭い物語や人間物語が好きな人にもたまらない作品でした!
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
本作だけでなく、シリーズ作全体を通じて
とても読みやすく面白い作品でした!
「飛鳥クリニックは今日も雨(上)」と
「飛鳥クリニックは今日も雨(中)」についても
感想を記事をあげておりますので、気になる方はご覧ください。
本書が気になる方は
是非本書を手に取ってみてください!
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