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『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』の要約

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、樺沢紫苑さんの

『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』について

紹介をしていきます!

 

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『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』について 

本書の概要

本書は、ひとことで言うと

悩みから解放される方法

教えてくれる1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・悩みを抱えている人

・悩みやストレスを抱えやすい人

・悩み事を解消したい人

 

著者がツイッターで 実施したアンケート によると

約75%の人が「悩みを抱えている」

という結果になりました。

 

そこで本書は

人々から悩みを消し去る

ある方法を教えてくれています。

 

それは言語化することであり

悩み事を言葉にすることです。

 

本書では、この言語化の

メリットと方法について

詳しく解説されている1冊です。

 

『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』のまとめ

言語化するとスッキリする

言語化することのメリットは

心の中がスッキリすることです。

 

仕事の悩みや将来の不安を

友達に話しただけで

気持ちが楽になることがあります。

 

この言語化ですが

心理カウンセリングの分野では

よく出てくるワードです。

 

例えば、トラウマと言われる

小さい頃のつらい経験は

本人からでもなかなか上手く

言葉で説明できないことが多いです。

 

そこでカウンセラーの人が

まずやっていることは

本人によるトラウマの言語化です。

 

自分の言葉で説明できるようになって

はじめてトラウマは解消されます。

 

これには「意識」と「無意識」が

大きく関係しています。

 

本書によると

思考の95%は無意識の中にいます。

 

そしてその無意識下にある

ネガティブな考えや感情を

改善することは難しいです。

 

なので、悩みやモヤモヤなどを解消するのは

それらを「意識」できるところまで

引き上げないといけないです。

 

ここで大事なのが言語化であり

無意識だったものを言葉にすることで

意識できるようになり

意識できれば改善策を考えられます。

 

そして、悩みやモヤモヤの正体が

判明した段階で

「意外と大したことないじゃん!」と

スッキリすることも多いです。

 

言語化は脳の負担を減らす

言語化するとスッキリする仕組みに

脳の容量も関係しています。

 

脳は意外と作業領域がせまく

普通の人は3つの情報までしか

同時に処理できないそうです。

 

そして3つしか容量がないのに

そのうち1つを悩みに使うと

思考力が低下してしまいます。

 

思考が鈍ってしまうと

悩みの解決策も見つけにくくなり

いつまでも悩んでしまいます。

 

そこで言語化をすることです。

 

もやもやしていることを

紙に書き出すことで

貴重な脳の容量を使っていた悩みを

外に取り出す効果があります。

 

こうすることで

脳の容量に余裕が生まれて

思考力も向上することから

解決策も思い浮かびやすくなります。

 

共感されると心が軽くなる

悩みを他の人に相談して

共感してもらえるだけで

心が軽くなる経験はあると思います。

 

これはオキシトシンと言われる

ホルモンが関係しています。

 

オキシトシンは「幸福物質」とも言われ

人と交流した時に「楽しい」と感じたときなどに

分泌されるホルモンです。

 

オキシトシンが分泌されると

ストレスが軽減して

免疫力まで高まります。

 

好きな人や信頼できる友達などと

交流することで

オキシトシンが分泌されて

心は軽くなります。

 

相談して楽になる

著者が実施した調査によると

「困ったときは人にすぐ相談する」と

回答した人は30%ほどでした。

 

人が相談できない要因に

相談することが

自己開示につながるからです。

 

自己開示とは

ありのままの自分をさらけ出すことです。

 

つまり、自分の弱い部分や欠点も

相手にすべて伝わってしまいます。

 

人は誰しも他人から

良く思われたいので

好き好んで弱いところを見せません。

 

ですが、相談しないことで

事態が深刻になることもあります。

 

例えば、仕事で鬱になってそうでも

心療内科の先生に話を聞いてもらおうと

病院に行く人は多くないです。

 

そうなると結局

憂鬱なまま仕事を続けることになり

余計に悪化することもあります。

 

一方で一度お医者さんに

相談するだけで

だいぶ心が軽くなることも多いです。

 

恥ずかしさもわかりますが

悩み事があれば勇気を出して

誰かに相談することが大事です。

 

気軽にガス抜きする

どうしても誰かに相談できない人は

「ガス抜き」することがオススメです。

 

相談と聞けば、問題を解決するためにするという

イメージがあるため

心理的にハードルを感じやすいです。

 

それに比べて「ガス抜き」は

今思っていることを

そのまま口に出すだけでいいです。

 

「だるいー」「しんどいー」とか

言うだけでもストレスは軽減されます。

 

なので友達には相談ではなく

ただひたすら愚痴を言うだけでいいです。

 

特にアドバイスは求めず

ひたすら話を聞いてもらいます。

 

本書によると

これでストレスの9割は

解消されるとのことです。

 

この「ガス抜き」は

心理カウンセリングでも使われています。

 

カウンセリングの現場では

助言やアドバイスはしないことが

基本的な方針です。

 

カウンセリングで重要なのは

自分自身で問題や解決策に

気付いてもらうことです。

 

そこでカウンセラーの人は

ひたすら話を聞いて気付きを促します。

 

なので、友達にひたすら話を

聞いてもらうだけでも

悩みを解決する気付きを

得られるかもしれません。

 

ダメなガス抜きに注意する

ガス抜きにはダメな方法もあります。

まずは、同じ話を何度もすることです。

 

口として言語化することは

心を軽くする効果がありますが

同じエピソードを何度も話すと

それが記憶に固定されます。

 

ネガティブな記憶が脳に染み付くと

ふとした時に思い出してしまい

その度につらい気持ちになります。

 

本書によると

2週間以内に同じ話を3回すると

それが記憶に固定されるとのことです。

 

なのでガス抜きは一度でスッキリと

感情を流してしまうことが大切です。

 

もうひとつの

ダメなガス抜きは「自己卑下」です。

 

「自分はダメだ」や「頭が悪い」のような言葉を

よく使っていると無意識で

自分の悪い部分が刷り込まれます。

 

そうするとだんだんと

ネガティブな性格になって

自己肯定感が下がっていきます。

 

ガス抜きするうえで

この2つには注意するべきということです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

他にも「言語化」していくうえでの

考え方やテクニックが紹介されています!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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