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『これも修行のうち。』の要約について |「反応しない練習」の実践編!

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、草薙龍瞬さんの

『これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』 について

紹介をしていきます!

 

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『これも修行のうち。』について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

悩みを増やさない心の使い方を教えてくれる本」です。

 

草薙龍瞬さんの別書にて

反応しない練習」があります。

 

反応しない練習」では

周りの出来事に反応することで

多くの悩みを抱えてしまうと、解説されていました。

※反応しない練習のレビューについてはこちら

 

そして本書では、多くのツラい出来事に対して

実際に悩みを消すための手法について

数多く解説された1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・ストレスを抱えてしまう人

・悩みが多い人

・気楽に生きたい人

 

悩みを抱えてしまう人は

人間関係や心配事などに

過剰に反応してしまう傾向があります。

 

だからこそ、悩みを減らすには

「反応しない心」を身につける必要があります。

 

悩みすぎず「反応しない心」を身につけるための方法が

本書では50個も紹介されています。

 

『これも修行のうち。』の要約

心は5種類に分類される

人間の心は、以下の5つに分類されます。

  • 意識
  • 感覚
  • 感情
  • 思考
  • 意欲

 

意識は、心の中のエネルギーのことで

外の刺激に触れた時に、他の4つに変化します。

 

スポーツ観戦中に、選手の動きや感性などを

視覚や聴覚から受け取ることで

意識は「感覚」に変わります。

 

また、そのスポーツ観戦から

感動したりして、心が動かされると

意識は「感情」に変わります。

 

思考は、脳で考えたことであり

仕事などを頼まれた時に

仕事の段取りを考えることで

意識は「思考」になります。

 

意欲は、欲望のエネルギーで

やる気やモチベーションなどの

前向きな気持ちも含まれます。

 

反対に腹を立てたりする

ネガティブな衝動も「意欲」に含まれています。

 

つまり意識は、外の刺激を通じて

4種類の変化をすること

心の成り立ちを知る上で

大前提に理解するべきことになります。

 

苦しまない心の使い方について

なるべく悩まないようにするためには

正しい心の使い方を

身につける必要があります。

 

「正しい心の使い方」とは

感覚・感情・思考・意欲のどれかに

不安や悩みが生まれたのきに

その意識を別のところに切り替えることです。

 

例えば、感情がイライラした時に

ストレス発散で食べたり

運動したりすることで

意識を感覚へと向けようとします。

 

そうすることで

イライラした感情をリセットしようとします。

 

このようにある場所での悩みが出たときに

他の場所に意識を集中させることが

悩みを消すために有効です。

 

このように正しい心の使い方が分かると

ストレスが溜まらずに

気持ちの切り替えが早くなって

悩みを無駄に抱えなくなります。

 

感覚に意識を集中させる

ストレスが溜まってイライラすると

考え疲れて、頭のモヤモヤが取れません。

 

家でも仕事のことを考えてしまうことは

私を含めて、結構なあるあるだと思います。

 

しかし、考えていても

自分が消耗してしまって

解決することがありません。

 

そんなときは「感覚」に意識を集中して

心の反応を一度止めることが重要です。

 

感覚に集中して

感情や思考に心を使わないような状態にします。

 

これを「マインドフルネス」といい

感覚に意識を向けることで

感情や思考のモヤモヤを

1度リセットさせられます。

 

感覚に意識を集中させることを

ざっくりいうと心の中にあるものを

「こんなものがあるんだなー」と

客観的に見るイメージです。

 

マインドフルネスをすることで

同じことに意識を向け続けて

いつまでも悩むことがなくなります。

 

五感に意識を集中させる

感覚に集中させることで

イライラが消えていくこともあります。

 

まずは目をつぶって、聴覚に意識を向けます。

そして「今こんな音が聴こえるんだ」と認識します。

 

次に視覚に意識を向けます。

目を閉じたときに

暗いのに、白や赤・緑の小さな光の粒子が

目の前にあると思います。

 

こういった感覚に意識を向けて

注意深く観察していきます。

 

五感に集中して観察することは

隙間時間でも簡単にできます。

 

仕事前や空き時間などに実践すると

無駄な感情や思考が削ぎ落とされた状態で

作業に取り掛かれます。

 

感情は3種類に分類される

感情は、快・不快・ニュートラルの3種類に分類できます。

 

仏教の教えでは

3種類の中で、ニュートラルの状態が

1番望ましいと言われています。

 

ニュートラルな状態と聞くと

つまらなさそうとか退屈と

感じてしまうかもしれません。

 

ですが、ニュートラルな状態が

本当の心の基本であり

快は取扱注意な感情と言われています。

 

快楽を感じてしまうと

刺激を求めて、次から次へと

新しい快楽を求めてしまいます。

 

人の欲望はキリがなく

欲望に溺れてしまうと

他のことができなくなってしまう恐れもあります。

 

つまりニュートラルが基本で

快はおまけなのです。

 

そして、不快は避けたいものですが

どうしても避けられない時のために

上手く解消する必要があるということです。

 

「と言葉」をで客観的に見る

不快な感情に過剰に反応しないためには

感情を客観的に見る能力が必要です。

 

感情を客観的に見るには

「と言葉」を使って

自分の反応を客観的に見るようにします。

 

例えば、マッチングアプリで出会う人に

ドタキャンを食らって

怒りの感情が出たとします。

 

そこで

「どうせ断るなら前もって言えよ、と私は怒っている」

みたいに、自分の感情に

「~と私は思っている」という言葉を付け足します。

 

「と言葉」を使うことで

ナレーションのような感じになり

自分の感情を客観的に見ることで

「自分は今こんな気持ちかー」と

自分の反応に気付くことができます。

 

「と言葉」を使うことで

自分の心を客観的に見る事ができ

不快な感情に無駄に反応しなくなります。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

本書では、正しい心の使い方を身につけ

ストレスや悩みに振り回されない方法が

かなり多く紹介されています。

 

仏教の教えで、不快な感情を避けられることから

日頃からストレスや悩みを抱える人には

もってこいの1冊だと感じました!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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