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『もしあと1年で人生が終わるとしたら? 』の要約

本紹介

こんにちは!しょーてぃーです!

今回は、小澤 竹俊さんの

「もしあと1年で人生が終わるとしたら? 」について

紹介をしていきます!

 

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「もしあと1年で人生が終わるとしたら? 」について 

本書の概要

本書はひとことで言うと

後悔なく生きるための1冊です。

 

本書をオススメしたい人

・悔いなく生きたい人

・人生の終わりに考えることを知りたい人

・人生を変えたい人

 

本書はホスピス医という

治療が不可能な患者たちに

穏やかな日々を過ごせるよう導く

医者である著者による1冊です。

 

著者は25年間仕事をした上で

多くの患者が死を前に人生を振り返って

「もっとこうするべきだった」

「こんなふうに生きればよかった」と

後悔する人が多いことに気付きました。

 

そんな著者による

「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」と

読者に悔いのない人生を送るよう

問いかけてくれる1冊です。

 

「もしあと1年で人生が終わるとしたら? 」 のまとめ

どうしてもやりたいことはあるのか?

もし1年で人生が終わるとしたら

「何をしたいか?」をまず考えることです。

 

多くの場合「生きた証を残したい」

「旅行に行きたい」「ずっと会えていない人に会いたい」

といったことが出てくることが多いです。

 

やり残した後悔は

人生の後半になればなるほど重くなります。

 

だからこそ、どんなにくだらない事でも

やりたいことを実行するべきです。

 

何をやりたいかは人によって

出てくる答えは違うはずです。

 

なので、自分の本心から出てきた答えを

大切にして実行することが重要です。

 

今の仕事や働き方に満足しているのか?

もし1年で人生が終わるとしたら

「今の仕事でいいのか?」を考えることです。

 

ここで考えるべきなのは

自分1人が幸せになることで

得られる幸福感には限度があることです。

 

「100%自分のお金や地位、

名誉のためだけに働いていて

他人とかどうでもいい」と思う人が

幸せになるためには限界があります。

 

逆に「誰かのためになっていること」が

実感できる仕事は幸福になりやすいです。

 

実際に世界各国で、寄付のような

他人に利益を与える行動をする人は

幸福度が高い傾向にあります。

 

こうした「時間、労力、お金」などの

自分が使って他人に利益を与える行動こそが

幸せになりやすい仕事です。

 

また、他人に与えることで幸せになる理由は

他人に分け与えることで、

自分の豊かさを実感できるからです。

 

自分の仕事が他人のためになっていると

実感できている人は

あと1年で人生が終わるとしても

仕事を続ける可能性が高いです。

 

逆に、自分の仕事が

他人のためになっていないと感じる人は

「仕事なんかしたくない」と思う可能性が高いです。

 

今一度、自分は仕事で

誰かを喜ばせられているかを考えることが重要です。

 

他人と比べて悩むことをやめる

人の悩みの9割が人間関係と言われており

特に人は他人と比べて悩むことが多いです。

 

自分の容姿や能力を他人と比べて

落ち込んだり、優越感に浸ったりします。

 

これは当たり前のことですが

病気になって死を目前にすると

「他人と比べて能力が低い」と悩まなくなります。

 

なぜなら、死期を迎えると

体の自由が効かなくなったり

歩ける距離が短くなったり

食事量が減り、排泄さえ自分でできなくなります。

 

そうなると、人と比べて一喜一憂することが

くだらないことであると気付き

今まで通り、普通の日常を過ごしたいと思うようになります。

 

このように死を目前にすると

どうでもいいことが消え失せて

本当に大切なものだけが浮かび上がります。

 

実際に著者は、3500人の患者を看取った経験から

「誰かと競争したり、他者と自分を比較しているうちは

心に平和が訪れることはない」と気付きました。

 

自分らしく生きる

誰だって自分らしく生きたいはずですが

ついつい人の目を気にして

遠慮や我慢をしてしまいます。

 

別に一緒にいたいと思えない友達と

なんとなく一緒にいたり

気持ちが冷めきっているのに

夫婦関係を続ける人もいます。

 

また、やっと離婚して自分らしく生きようとしたのに

突然癌になり、病室で寝たきりの状態で

自分らしく生きられなかった人生を

後悔する患者はとても多いそうです。

 

私たちは毎日「何を食べるか」

「どこへ行くのか」「誰と過ごすのか」など

さまざまな選択を繰り返して生きています。

 

その選択の集合体が自分らしさであり

病気になると、食事内容や行動範囲が限られることから

選択肢の幅は一気に狭くなります。

 

つい周りに合わせてしまう人は

一度、自分1人になってみて

「何を食べるのか」や「何をするのか」を

意識して選んでみるといいです。

 

そして自分1人で行動することで

本当は自分が何を望んでいるかが明確になり

自分らしい選択ができるようになります。

 

いくつになっても新しい一歩を踏み出す

「もしあと1年で人生が終わるのなら?」と考えた時に

「あと1年なら悔いが残らないように生きよう」という人と

「あと1年なら何をやってもダメだ」という人に分かれます。

 

人間は、未来に希望を持てなければ

今日1日を大切に過ごせない生き物です。

 

つまり、今よりもっと良くなると

思えるから今日も楽しく生きられます。

 

英語を話せると希望を持っているから

英語の勉強を頑張れるわけで

英語なんて話せないと思っていれば

英語の勉強をする気は起きません。

 

また、60歳になってYoutubeや

料理、マラソンを始めたりする人もいます。

 

なんでもいいのですが、人間は成長を感じて

未来がもっと良くなっていると思えると

今を生きることに活力が湧きます。

 

何より人は、暇さえあればあるほど悩みます。

 

ずっとベッドで寝たきりになって

クヨクヨしているくらいなら

いくつになっても何かを目指して

挑戦し続けた方が、人生はずっと楽しいです。

 

未来に思いをはせることは

人に与えられた素晴らしい能力であり

生きる支えになるのです。

 

努力したという事実は残る

努力は必ず報われるわけではありません。

 

ですが、「もしあと1年で人生が終わるなら」と

考えたときに、上手くいこうがいかなかろうが

どちらにしても最後は死にます。

 

であれば、残りの人生で楽しんだもん勝ちです。

 

また、他人と比べるよりも

自分の成長を楽しめばいいのです。

 

1秒でもマラソンのタイムが早くなれば

それはそれで楽しいですし

1回でも多くYoutubeの動画が再生されれば

収益化しているかどうかなんて関係ないです。

 

人生を最大限に楽しむには

他人と比較せずに、未来に希望を持つことが大切です。

 

そのために、何かを目指して本気になる必要があります。

 

そうすれば、ベッドで寝たきりになって

ため息をついて最後の1年を過ごさずに済みます。

 

その結果、たとえいい結果が出なくても

「努力をした」という事実は残ります。

 

そして努力をする過程で

人は必ず何かを学んでいます。

 

新しいことを学ぶことは成長であり

成長を実感できることは楽しいことです。

 

そうやって本気で熱くなって

人生を楽しんでいれば

未練なく死を迎えることができるようになります。

 

家族の時間を大事にするべきだった

死を前にした患者の口から

よく出てくる言葉は

「もっと家族の時間を大事にすればよかった」です。

 

元気な時は家族よりも仕事を優先し

社内でも多くの人と関わるので、孤独感もないです。

 

ですが、第一線を退いて仕事を退職し

体の自由が効かなくなってきたりすると身の回りには

会社の同僚でもなく、友達でもなく、

家族しか残っていないことが多いのです。

 

20代・30代の人の中には

仕事が忙しくて両親に

年1回くらいしか会わない人も多いです。

 

ですが、あと何回元気な状態で会えるかを

考えてみると意外と少ないです。

 

そのうち両親や家族の人生が終わることもあります。

 

もちろん仕事も大切ですが

多くの患者たちが言うように

少しだけ大切な人との時間を優先すると

後悔は少なくなるでしょう。

 

生きがいを見つけておく

多くの患者は、人生が終わるときに

「自分の人生に意味があったのか」を考えます。

 

実際に患者の中には

「体が動かなくて、何もできない自分には価値はない」や

「生きていても迷惑になるだけ」

「自分の人生には意味がない」と思う人も多いです。

 

ですが、患者がいるから

医者と看護師の仕事があります。

 

誰だって生きていれば

家賃や光熱費、食べ物、水を消費し

動画や音楽などのエンタメを楽しみます。

 

買い物に行ったり、

電車やタクシーに乗ったりもします。

それが巡り巡って誰かの収入になります。

 

もっと言えば、息子や娘は親からすれば

生きているだけで心の支えになっていることもあります。

 

なので、誰だって生きているだけで

価値があると著者は述べます。

 

大切なのは、自分の生きている意味を

しっかり見つけておくことです。

 

それが人生を終えるときに

豊かさを手に入れるために必要なことです。

 

最後に

ここまで本書について紹介してきました。

 

人生を終えるときに考えることや

後悔をしないために生きる方法が

よく理解できる1冊でした!

 

本書が気になる方は

是非手に取ってみてください!

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