こんにちは!しょーてぃーです!
今回は、大原扁理さんの
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』
について、紹介をしていきます!
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』について
本書の概要
本書は、ひとことで言うと
「お金の不安から解放される方法」
について解説された1冊です。
本書をオススメしたい人
・お金の不安をなくしたい人
・お金が少なくても幸せになりたい人
・年収100万円の著者の考えを知りたい人
経済的な不安を感じてしまうのは
生活がお金に依存しているからです。
そして、年収が少なくても
お金の不安をなくすことは十分できます。
実際に著者の大原さんは
年収100万円以下ですが
お金の不安のない
充実した暮らしをしています。
お金の不安を消すために
必要なのは更にお金を
稼ぐことではないことを
本書では教えてくれます。
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』の要約
辛い場所から抜ける
お金のことについて考える前に
まずは「自分がどうありたいか」
を考える必要があります。
・どんな自分になりたいか
・どんな生活を送りたいか
お金は結局これらを
叶えるための道具でしかないです。
大事なのは、お金の不安を
なくすこと自体ではなく
この先どう生きるかです。
だからまずは、この問いについて
考える必要があります。
そして今、自分の人生を
考える余裕もないくらい
辛い場所にいるなら
まずはそこを抜けることが最優先です。
著者の大原さんも
上京して最初に住んだのは
シェアハウスでした。
しかし、都心ということもあり
家賃は高く
ほとんど毎日アルバイトをして
全く余裕もなく
辛い生活を送っていました。
しかしある日、東京郊外には
もっと家賃の低い物件が
たくさんあることに気づき
今の生活から離れる決意をしました。
これにより生活が
ぐっと楽になりました。
このように今
辛い状況であれば
辛い気持ちを無視せずに
そこを離れることが最優先です。
嫌なことをリストアップする
辛い場所を離れたら
次は自分に合った
落ち着いた生活を作っていきます。
そこでまず意識するのは
自分の最低限の
満足ラインがどこなのか
を確かめることです。
「どんな状態であれば満足なのか」を
確認することで
生活の中での無駄な不安や
迷いを大きく減らせます。
満足ラインが難しければ
やりたくないことを基準に
満足ラインを決めるのも
1つの方法です。
こういう基準を
自分で分かっていれば
悩んだ時にその基準と
照らし合わせて
行動を決めることができます。
最低生活費を把握する
辛い状況を抜けて
落ち着いた生活を作れば
お金のことについて
考える準備ができました。
経済的な不安を減らすために
まずやることは
1ヶ月の最低生活費を
確認することです。
最低限どれだけのお金があれば
生きていけるのか
これを把握しておけば
生きていくために
必要な金額がはっきりします。
すると、もし収入が減っても
無駄に不安になることを
避けることができます。
家賃や食費、光熱費など
必要なものだけに
お金を使うといくらかを計算します。
趣味などの娯楽費は
まったく含まずに
生きるための最低限のお金だけです。
そうすれば
「これだけ稼げば最低限の生活ができる」
ということが分かり
心に余裕が生まれます。
貯金は最低生活費の半年分
心に余裕を持った生活を
続けるためには
ある程度の貯金が必要です。
貯金がなければ
不測の事態に対応できません。
急に会社が潰れて
収入が途絶えたときも
まったく貯金がなければ
生活を続けられません。
目安の貯金額は
最低生活の半年分です。
半年分あれば
いきなり収入がなくなっても
再就職するまでに
生活はできそうです。
ちなみに最低生活費が
低いほど半年分の
貯金がかんたんになります。
なので普段から生活費を
かけないに越したことはないです。
また、貯金の際に
気をつけるべきことは
貯金を目的にしないことです。
貯金自体を目的にすれば
生活の中で何かを犠牲にしたり
我慢することになって
辛くなってしまいます。
あくまでも無理せず
自分にとって
満足な生活を送りながら
少しずつ貯金をしていきます。
お金をかけない楽しみを見つける
世間一般では
使えるお金がたくさんあって
買いたいものが買えたり
行きたいところに行けたり
などを自由と呼んでいます。
ですがこの自由は
お金の有無に左右されます。
するとお金が無くなれば
一気に不自由になります。
だからこそ
普段の生活から
お金に依存しない楽しみを
見つけておくことが大切です。
外食ばかり楽しむのではなく
料理を趣味にしたり
旅行だけでなく
近所の散歩を楽しんだりです。
こういうことを趣味にしておくと
お金をかけずに
いくらでも楽しめます。
このように
お金を使わない趣味はあり
大事なのは幸せや自由を
お金に依存しないことです。
豊かさに対する考え方を変える
著者の大原さんは
お金に依存しすぎない生活で
お金に対する不安が消え
豊かさに対する考え方が
だんだんと変わりました。
働き詰めで
余裕がなかったときは
豊かさは自分だけの問題でした。
自分が豊かになって
経済的に苦しい状態から
抜けたいとばかり考えて
他人のことを
考える余裕がなかったです。
ですが隠居を始めて
少ないながらも
当面生きていけるだけの
お金が入っている状態になり
安心できるようになりました。
そして余裕になった大原さんは
人に簡単なプレゼントをしたり
コンビニで募金したり
少しずつ他人のために
行動するようになりました。
このようにお金の不安から
解放されると
自分の考え方を変え
行動が変わって
周りの人との関係も
良好に変わっていきます。
最後に
ここまで本書について紹介してきました。
お金を稼ぐこと自体は
悪いことではないですが
お金に依存した生活は
いつまでもお金の不安から
解放されないことが
本書でよく理解できました!
本書が気になる方は
是非手に取ってみてください!
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